ふれあい特集号vol.42(デジタルブック版)
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は23イベント情報県立施設の最新情報をお届けEVENTye谷崎潤一郎展 文豪に出会う 明治から昭和にかけて、「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」など現代に読み継がれる名作を残した文豪・谷崎潤一郎(1886~1965年)。終戦を挟む8年の歳月をかけて完成した「細雪」の下巻には、1942年に松子夫人と河口湖畔の富士ビューホテルに滞在したときの情景が描かれています。原稿、書簡、書画など約120点の資料により谷崎潤一郎の生涯と豊かな作品世界に迫ります。開催期間/9月27日(土)~11月24日(月・振休)観覧料/一般600円、大学生400円※各種割引などあり。詳しくはお問い合わせください。ふれあい笛吹市御坂町成田1501-1TEL 055-261-2631 FAX 055-261-2632県立4館(美術館・文学館・博物館・考古博物館)は、小・中学生、高校生などの観覧料が無料です。黒駒太子像(部分)(山梨県立博物館蔵)谷崎潤一郎 1949(昭和24)年頃(写真提供 芦屋市谷崎潤一郎記念館)晶 -Shou-(Koo-fu2014) 平成26年水晶を使用したバングル花形ブローチ 明治中期(山梨大学所属)甲斐の黒駒聖徳太子から武田騎馬隊まで。山梨の馬が歴史を動かした。県立博物館県立文学館甲府市貢川1-5-35TEL 055-235-8080 FAX 055-226-9032ジュエリーのいろは-【い】 “いま”へ続くジュエリーの山梨- 山梨ジュエリーを身近に感じていただくためのシリーズ第1弾。 明治から大正、昭和、平成へと激動の時代の中で進化を続けてきたこれまでの山梨ジュエリーと、より身近なジュエリーを目指すデザイナーや職人たちによる多様な試みの成果としての“いま”の山梨ジュエリー。これら合わせて約40点の展示を見ながら、「山梨ジュエリーの未来」の姿を想像してみませんか?開催期間/10月24日(金)~     平成27年2月16日(月)観覧料/無料ジュエリーミュージアム甲府市丸の内1-6-1 山梨県防災新館1階やまなしプラザ内TEL 055-223-1570 FAX 055-223-1572開催期間/10月11日(土)~12月1日(月)観覧料/一般500円、大学生250円※各種割引などあり。詳しくはお問い合わせください。谷崎潤一郎 渡辺重子宛葉書(表と裏)1942(昭和17)年9月26日消印(山梨県立文学館蔵)富士ビューホテル滞在中に、松子夫人の妹・重子に送った国宝・龍文飾金具(奈良県藤ノ木古墳出土・文化庁蔵) 山梨の馬(駒)は、古くから名馬のブランドとしてその名を馳せていました。聖徳太子が甲斐の黒駒にまたがって奈良の都から富士山まで飛んだという伝説もあり、有名な武田騎馬隊が生まれたのも名馬の産地であったからこそといわれています。山梨の地に馬がもたらされた古墳時代から今に至る、人と馬の約1500年間の物語をお楽しみください。

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