ふれあい特集号vol.41(デジタルブック版)
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  04本名 槙田雄司(まきた ゆうじ)。1970年1月25日山梨市生まれ。県立日川高校・国士舘大学卒業。芸名は、山梨市内で父親が営んでいた「マキタスポーツ」の屋号を受け継いだもの。28歳で芸人デビュー。卓越した歌唱力を誇り、音と笑いを融合させた新しいスタイルを追求している。一方で、映画「苦役列車」ではブルーリボン賞新人賞を受賞。以来俳優としての評価も高まり、「ルーズヴェルト・ゲーム」や、NHK連続テレビ小説「花子とアン」などに出演。「花子とアン」では、新米教員として奮闘する花子を、温かく時に厳しく指導する校長先生を、甲州弁で熱演している。ミュージシャン・俳優マキタスポーツさんMakita Sportsジオラマショーを楽しみながら、宝探しのように懐かしい風景を探すうち、気分は山梨で過ごした学生時代に。思い出話も飛び出しました。 いよいよ走行試験の時間になりました。「リアルリニアだ!」と見学テラスへ急ぐマキタさん。ワクワク感も最高潮に達しています。 「リニアは、線路じゃなくてガイドウエーを走るんだね」と習ったばかりの知識を確認するマキタさん。「まだかな?」「もう来るかな?」と、ワクワクしながらリニアを待ちます。時折モニターで、どの辺りを何㌔で走っているのか確認しています。やがてゴォーっと風を切る音が聞こえてきました。「来る、来る、来たー」。一瞬で走り抜けた初リニアに、しばし無言。そして「うわぁぁ」と、歓声。「速い!そして、静かだね!」と、大興奮でした。 子どもの頃、夢に見たリニア。実はとてもエコでシンプルな超電導で動いているということを、今日は楽しく勉強させてもらいました。すごく面白かったので、ぜひうちの娘たちも連れてきたいですね。 正直、13年後に開通と言われても実感がなかったのですが、こうして直に触れてみるといよいよなんだなと。僕の中でカウントダウンが始まりました。もともと魅力のあるものをたくさん持っている山梨ですが、リニアの開通によってますます人も集まるようになり、ビジネスや観光の拠点ができるなど可能性も広がることでしょう。離れていると分かるのですが、山梨は素晴らしい県。県民の皆さんはもっと誇りを持っていいと思います。 これからも、こぴっと応援続けていくけん、頑張れし!山梨らしい風景の中に、超最新鋭技術のリニアが走るなんとも言えずいいですね

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