ふれあい特集号vol.41(デジタルブック版)
17/24

ふれあい 地区の健康まつりでは、看護学部の学生さんたちに出向いてもらい血圧測定などに協力してもらっています。交流の機会が増えるほどお互いに親近感が沸きます。学生さんたちとの触れ合いは、地域に元気を与えていると思います。■ヴィレッタ甲府施設長 和田典子さん  入居者にとって、学生さんや子どもさん方との新しい出会いはとても新鮮で表情も生き生きとしてきます。施設の職員にとっても、学生さんの振る舞いから感じたり、学んだりすることがあり、有意義なプログラムですね。17 皆さん、とても元気で明るく、勝手に抱いていた老人ホームに対するイメージが変わりました。今回の訪問を通して高齢者への理解を深めることを大切にしたいと思いました。 学生や地域の子どもたちを歓迎していることを施設側からも発信していけばこういった交流の機会も増えていくのではと感じました。小野寺 海大さん 一緒に絵を描き、喜びを分かち合ううちにどんどん楽しくなりました。高齢者の方との会話は「低い声でハキハキと」との教えを笑顔で実践できました。 施設を訪問する機会は多くないので、大学に来てもらったり、大学内に高齢者施設などがあれば、もっと交流が深められるのではと思いました。柳田 里絵さん 普段あまり接する機会のない高齢者の方とは、世代の壁があるのではと思っていましたが、そんなことはありませんでした。皆さん、私たちと話をするだけで喜んでくださいました。触れ合いから学べることはとても多いと実感しました。加賀美 杏奈さん 幅広い年代の人たちがお互いに触れ合ったことは、良い経験です。大人の中で戸惑っていた子どもたちも、一緒に図画工作をするうちに、だんだん笑顔になっていきました。核家族化の中で触れ合うことの少なくなった高齢者の方々と交流することって、大切ですね。深沢 真実さんサクセスフルエイジング・プロジェクトに参加する看護学部3年生の皆さん学生からは、交流への期待の声や新しいヒントが 【問い合わせ先】 山梨県立大学地域戦略総合センター TEL 055-225-5412 FAX 055-225-1150高齢者福祉施設 看護学生・高齢者理解・高齢者支援 方法の理解・地域との 関わり方の理解 地域の子ども ・将来の 地域リーダー、 介護人材の育成 ・思いやり、 責任感 入居高齢者・地域の高齢者・学びサポート(人生経験・知恵の伝授=生きがい)・役割認識(自覚)施設内交流スペースを利用した世代間交流図画、歌、紙芝居、料理作り など保坂会長と愛育健康づくり推進会、食生活改善推進委員会の皆さん施設からも情報発信を!大学内に高齢者施設があってもいいのでは!触れ合いから学べることは多いですね。核家族化だからこそ交流を大切にしたい。■池田地区自治会連合会会長 保坂 求さん検索山梨県立大 拠点山梨県のソーシャルキャピタル醸成事業(いまいる・スマイル事業)と連携地域からのメッセージ×

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る