ふれあい特集号vol.37(デジタルブック版)
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  10 全国的な医師不足の中、急に具合が悪くなったときや、がんなどの重い病気にかかってしまったときなどに適切な医療が受けられる体制の整備が求められています。 県では、県民の皆さんが地域で安心して暮らしていけるよう、市町村や医療関係団体などと連携しながら、さまざまな取り組みを進めています。人材の確保・定着、医療機関の機能充実、医療機関同士の連携強化といった医療課題の解決策は徐々に成果を挙げてきています。今回は、その取り組みの一端を紹介します。山梨の地域医療健康で安心して暮らせる社会の実現へ321 地域医療の課題は、その多くが医師や看護師などの医療従事者不足に起因しています。そのため、これらの人材の確保・定着を図る取り組みを進めています。 疾病の段階は、風邪や腹痛などの一般的な病気から、特殊で高度・専門的な医療が必要な病気まで、さまざまです。こうした疾病の段階に応じて必要な医療が受けられるよう、地域の病院や診療所など、医療機関の機能充実を図っています。 地域全体として、より満足のいく医療が受けられるよう、医療機関同士の連携を強化する取り組みを進めています。医療課題の解決策三つの方向性人材の確保・定着医療機関の機能充実医療機関の連携強化

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