ふれあい特集号vol.35(デジタルブック版)
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17検索やまなし食の安全【問い合わせ先】 消費生活安全課 TEL 055-223-1588 FAX 055-223-1587食品安全110番 TEL 055-223-1638さらなる 食の安全・安心 を目指してリスクコミュニケーション相互理解・信頼関係食の安全・安心の確保に関する     施策を総合的に推進○食の安全・安心に関する知識や理解を深める○安全に配慮した消費行動○施策への意見表明など 食の安全・安心に関する意見交換・情報提供の場や機会○推進計画の策定○審議会の設置○衛生監視指導○表示の適正化○食育・地産地消放射性物質検査意見交換会食の安全・安心ポータルサイトやまなし食の安全・安心優良活動表彰(表彰された(株)山梨食肉流通センター)守っていこうと制定されたのが食の安全・安心推進条例だ。この条例では、生産者・事業者・消費者・行政の責務や役割を明確に定めている。また、県は消費者の声を聞いたり、生産者や事業者に正確な情報の提供を促したりする。それから食中毒などの健康被害が生じるおそれのある場合に、事業者が自主回収に着手したときには、県への報告も義務付けている。さらに県では、収集した情報を迅速・的確に消費者に伝えるため、食の安全・安心情報のウェブサイトを開設することにしているんだ。学生:そうか。このサイトで、食品の安全・安心に関する情報が簡単に得られるんだ。教授:また、食品の安全性を確保するため日頃から、県が橋渡し役となって、生産者・事業者と消費者との間で情報や意見をお互いに交換する場や機会の提供にも力を入れている。これを「リスクコミュニケーション」というんだ。学生:リスクコミュニケーションで、私たち消費者と生産者・事業者とがお互いに理解し合い、信頼関係を築いていくことで食の安全・安心が確立するんですね。なんか、食の安全・安心に興味が湧いてきました!教授:食品表示についても、もっと勉強したかったら県の「食品表示ウォッチャー」に応募したらいい。それから食の安全・安心について、疑問や気付いたことがあれば、県の食品安全110番で受け付けているぞ。健康被害防止のための実効的な条例規定・農薬や放射性物質などの基準に 違反する農産物の出荷制限・健康被害のおそれがある食品の 自主回収に係る報告義務・立入検査 措置勧告 など○食品の安全性確保に対する第一義的責任を認識し 食品の生産から販売に至る行程での必要・適切な措置○県民の健康に悪影響を及ぼす、または、そのおそれ がある場合、速やかにその原因を究明し、拡大・発 生の防止を迅速かつ確実に図る○食品などに関する正確・適切な情報の提供情報提供山梨県独自の条例規定[対象]国産の畜産物と26種類の加工食品。これらを県内で販売する場合、JAS法に基づく表示やその他の方法により、都道府県名など詳細な原産地情報の提供に努める。食の安全・安心食の安全・安心への取り組みについてポータルサイト原産地に関する情報提供の充実(努力義務)平成25年4月から施行平成25年4月から施行県の責務消費者(県民)の役割農業生産者・食品事業者の責務

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