ふれあい特集号vol.33(デジタルブック版)
6/24

  06がん対策推進条例がん検診を受診しましょう! 「がん」は、疾病による死亡原因の第1位。がん対策は県民の生命や健康を守るために極めて重要です。県民が一丸となって、がん対策に取り組むため議員提案で「がん対策推進条例」を制定。4月1日に施行されました。条例では「がん」に関する正しい知識を持ち、予防を心掛け、がん検診を受診することを県民の責務として定めています。この条例を議員提案した理由は? がん対策は、県民が一丸となって取り組まなければならない緊急の課題です。そこで、県民の代表である県議会議員が主導して、がん対策を、より一層推進していくための条例を制定すべきだと考えました。条例制定までの歩みは? 昨年7月に議員12名からなる「がん対策推進条例案検討会」を設置。県民の皆さんや関係団体からの意見、他県の事例などさまざまな角度から検討を重ねて条例案を作成し、今年2月の定例会において全会一致で可決しました。条例の特徴は? 最大の特徴は、県による「がん対策の推進に関する計画」の策定と、がん医療と歯科医療との連携支援を、全国で初めて条例化したことです。また、本県の死亡率が全国平均を上回る肝炎・肝がん対策の推進や、子どもたちへのがん教育の推進など、本県独自の施策も盛り込んだ先進的な条例です。最後に県民の皆さんに一言お願いします 条例が施行され、今後さまざまな、がん対策が実施されていきます。みんなで一丸となって、がん対策を推進して生涯にわたって健康で安心して暮らすことのできる「暮らしやすさ日本一」の山梨県をつくっていきましょう。県民みんなで「がん」に打ち勝ち「暮らしやすさ日本一」を実現しましょう!山梨県議会議長       浅川 力三県議会初となる議員提案による政策条例となった「がん対策推進条例」。制定までの経緯や条例の特徴などについて浅川県議会議長に伺いました。4月1日施行

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る