ふれあい特集号vol.33(デジタルブック版)
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  22特別展 「増田誠 パリ ~ 人生の哀歓」 南都留郡谷村町(現・都留市)に生まれた画家・増田誠(1920~1989)は1957年に単身パリに渡り、30年以上の間、パリの街に暮らす人々の生活を愛情をもって描き続けました。 増田が他界した後、1991年に故郷の都留市に増田誠美術館が開館。多くの人々に親しまれています。特別展では同美術館所蔵作品のほか、遺族や増田をパリへ送り出した北海道の所蔵家の元に残る作品も展示し、画家・増田の足跡を広く紹介します。リュー・ムフタール(1974年)森のガイドウォーク 専門の自然解説員や教育スタッフが、敷地内のアカマツ林を案内しながら、富士山麓に広がる森の成り立ちや、そこにすむ動植物などについて、分かりやすく解説します。夏季企画展 ねがいと祈り 近年、富士山信仰に関する調査が盛んに行われています。調査の結果、明らかになった富士山に捧げた祈りの姿に迫ります。 土偶は縄文時代に作られた土製の人形。豊穣や安産などの祈りや願いを込めて作られたと考えられています。この土偶に込められた思いを紹介します。特設展 「フランダースの犬 愛と友情の物語」 少年ネロと愛犬パトラッシュの深い絆を描いた「フランダースの犬」は140年前にイギリスで書かれた作品。甲府市出身の児童文学者・徳永寿美子や村岡花子らが翻訳を手がけています。胸を打つ感動の名作を、物語の背景や挿絵を交えながら分かりやすく紹介します。 夏休み中、親子で楽しめる展示です。甲府市貢川1-5-35TEL 055-235-8080 FAX 055-226-9032甲府市貢川1-4-27TEL 055-228-3322 FAX 055-228-3324 絶滅したはずの秋田県田沢湖のクニマスが、遠く離れた山梨県の西湖で生きていた! この企画展では、最新の研究成果により、クニマスの謎に迫るとともに山梨の人々と魚たちの関わりの歴史を探ります。 また、山梨の食卓を支える海産物を育む相模湾や駿河湾の魚たちの生態など、海の環境についても楽しく学べます。クニマス漁(秋田県仙北市田沢湖郷土史料館蔵)西湖のクニマス標本(京都大学魚類学研究室提供)笛吹市御坂町成田1501-1TEL 055-261-2631 FAX 055-261-2632甲府市下曽根町923TEL 055-266-3881 FAX 055-266-3882富士吉田市上吉田字剣丸尾5597-1TEL 0555-72-6203 FAX 0555-72-6204第2部「富士山への祈り」鋳物師屋(いもじや)遺跡出土土偶(南アルプス市下市ノ瀬)県内の小・中学生は「夏休み4館共通フリーパスポート」により、美術館、文学館、博物館、考古博物館を無料で観覧できます。●開催期間 7月14日(土)~9月23日(日) ●観覧料 一般1,000円/高校・大学生500円/小・中学生260円※各種割引などあり。 詳しくはお問い合わせください。第1部「土偶のねがい」企画展 「クニマスは生きていた    ~山梨おさかな発見物語~」※各種割引などあり。詳しくはお問い合わせください。7月14日(土)~9月3日(月)一般500円/高校・大学生250円/小・中学生130円●開催期間●観覧料7月14日(土)~8月31日(金)※7月は土・日・祝日のみ/8月は水曜日以外の毎日10時/11時/13時/14時/15時(1回約50分)無料●開催期間●時  間●参加費『フランダースの犬』(偕成社)より挿絵・中山正美※各種割引などあり。詳しくはお問い合わせください。7月21日(土)~8月26日(日)一般310円/高校・大学生210円/小・中学生100円●開催期間●観覧料県立 美 術館県立 博 物館環 境科学研究所県立 文 学館県立 考 古博物館●開催期間 7月21日(土)~8月31日(金) ●観覧料 無料

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