ふれあい特集号vol.32(デジタルブック版)
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 山梨県の森林面積は34万8千haで、その半分以上を民有林が占めています。 近年、国産材価格の低迷、山村地域の過疎化・高齢化などにより、民有林の多くは手入れが行き届かずに荒廃が進み、このままでは、森林の持つ多様な公益的機能が十分に発揮できなくなる恐れがあります。 所有者のみで森林を維持管理していくことが困難な状況の中、社会全体で健全な森づくりを推進する必要があります。【平成23年度末見込み】民有林18万5千ha上記以外の民有林3万5千ha(横浜市、東京都などが管理)県有林 15万8千ha国有林 5千ha森林もしくは原野化した耕作放棄地 2千ha広葉樹を植栽して公益的機能を高める森林(公益林への移行) 2万4千ha天然林8万2千ha人工林6万8千ha荒廃が進んでいる森林 1万9千ha適切に管理されている森林(既存施策による支援)適切に維持されている森林整備が必要な里山林 1万3千ha森林の状況本県の森林面積 34万8千ha公益的機能を高めるために整備が必要な森林 本県の貴重な財産である森林。土砂災害の防止や洪水の緩和、地球温暖化防止などの公益的機能を持つこの森林を、将来を見据え適切に整備・保全していくこと。それは、県民の皆さんが安全で安心に暮らしていく上で、極めて重要です。 県では、将来にわたって森林の持つ公益的機能が十分に発揮されるよう森林環境税を導入し、健全な森づくりを進めていきます。 本県の貴重な財産である森林。土砂災害の防止や洪水の緩和、地球温暖化防止などの公益的機能を持つこの森林を、将来を見据え適切に整備・保全していくこと。それは、県民の皆さんが安全で安心に暮らしていく上で、極めて重要です。 県では、将来にわたって森林の持つ公益的機能が十分に発揮されるよう森林環境税を導入し、健全な森づくりを進めていきます。森林環境税により山梨の森林を健全な姿で未来に引き継いでいきます!山梨県の森林の状況4月スタート

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