vol.25(平成22年7月1日発行)
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( 特集 )やまなし子育て支援プラン後期計画 このような状況を踏まえて、県は「やまなし子育て支援プラン」の見直しを行い、◎子育て期におけるワーク・ライフ・バランスの推進◎山梨ならではの子育ての推進◎社会的養護を必要とする子どもや心に問題を抱える子どもたちへの支援◎多様な主体の参画、協働の推進 を基本として、県民一人ひとりがそれぞれの立場で、子どもたちの健やかな成長に関わり、社会全体で子どもや子育て家庭を支援するため、「やまなし子育て支援プラン後期計画」を策定しました。 後期計画は、今年度から平成26年度までの5カ年計画です。 この後期計画では、次の3つのプロジェクトに重点的に取り組みます。社会全体で子育てを支援重点プロジェクト 3重点プロジェクト 2重点プロジェクト 1みんなで明るく0歳から3歳子育て推進プロジェクト届け!安心子育て情報発信プロジェクトすべての児童への支援推進プロジェクト②健診等の場を活用した取り組みの促進③男性の子育ての促進④保育サービスの充実の促進②健診等の場を活用した取り組みの促進③子育て支援団体等のネットワーク化の推進 出産や子育てに関する不安感を払拭するためには、関連する情報を必要としている人に確実に届けることが重要です。相談窓口を設け、情報を提供するだけではなく、双方向で情報をやりとりし、県民同士が交流できる参加型のシステムづくりや、子育て中の親のニーズにこたえ、きめ細かな情報をオンデマンドで提供していくことなどが必要です。 近年、児童への虐待の件数は増加の一途をたどるなど、保護を必要とする児童へのきめ細かな対応が求められています。また、ひとり親家庭が増加する中で、親の自立を支援し、児童の健全な育成を図るとともに、障害をもつ子どもやその家族への支援を行い、すべての子どもたちが家族の愛情や地域における支援のもと、大切に育成される社会を実現する必要があります。 0歳から3歳児の子育てをしている親の中には公的支援が受けづらく、核家族化の進行により家庭内に相談相手がいない現状から、子育てへの不安感を募らせたり、孤独感を強く感じる人もいます。このことは、増加する児童虐待などの要因の一つとなっており、家庭から親同士の交流の場などへ導き出す取り組みが必要となっています。①親子の交流を図り、子育ての喜びを感じられる場の整備推進①子育て支援情報のきめ細かな提供の推進①社会的養護体制の整備の促進②ひとり親家庭の自立の促進③障害児の社会参加の推進④子どもの心の健康対策の推進関連事業例子育てハーモニー     ひろば 次のページで紹介関連事業例子育てバリア  フリーマップ 次のページで紹介関連事業例子どもメンタル   クリニック 次のページで紹介具体的な取り組み具体的な取り組み具体的な取り組みふれあい9問い合わせ児童家庭課 電話 055-223-1456 ファックス 055-223-1475

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