vol.20(平成21年3月31日発行)
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 昨年11月に開館30周年を迎えた県立美術館では、常設展示室を改修し、1月6日に装いも新たに「ミレー館」としてリニューアル・オープンしました。 2室で構成された「ミレー館」は、壁紙を自然色で彩り、最新の照明器具が取り入れられています。第1室には、30周年記念購入作品「眠れるお針子」をはじめ、「種をまく人」「落ち穂拾い、夏」など油彩画全10点と版画・素描などを展示しています。第2室は、ルソーやドービニーといったバルビゾン派の作品に加え、新たに購入したジュール・ブルトンの「朝」など油彩画・版画・水彩画などを展示しています。また、入り口には、点字などを用いた「手で見るミレー」を常設展示し、解説ボランティアのスタッフが視覚障害者の方々の鑑賞のお手伝いを行います。 オープン前日には、白石館長をはじめ、美術関係者約220人が出席し、式典を行いました。 今後、ミレー館では、年に4回の展示替えを行い、版画作品など一部の作品を入れ替えながら、県立美術館のコレクションを紹介していきます。 1月24日、県内に勤務する臨床研修医25名や臨床研修病院の指導医などが出席し「研修医と語る会」を開催しました。この会は、研修医の本県への定着・確保を図るため、医師会と県が協力し昨年度から開催しています。 当日は、県内の医療機関で働く先輩達が「医療人としてのやりがい」と題して講演しました。また、知事からは、研修修了後も引き続き山梨県に残り、地域の医療を支えてほしいとのメッセージも込めて、本県のさまざまな魅力が語られました。研修医からは、山梨に勤務することを選択したきっかけや今後の進路等についての発表もありました。県立美術館に「ミレー館」がオープン!医師確保のために「研修医と語る会」を開催横内知事と意見交換を行う臨床研修医たち1月5日に行われた「ミレー館」オープニング式典30周年記念購入作品「眠れるお針子」に見入る来館者ここから下の段は広告です。広告の内容について詳しくは、広告主にお問い合せください。 20

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