やまなしの今中部横断自動車道(仮称)長坂JCT新山梨環状道路甲府富士北麓連絡道路中部横断自動車道■問い合わせ先(リニア中央新幹線)リニア・次世代交通推進グループ TEL 055-223-1664リニア整備推進室 TEL 055-223-1364(富士トラム)富士山保全・観光エコシステム推進グループTEL 055-223-1330(道路交通網)道路整備課 TEL 055-223-1686高速道路推進課 TEL 055-223-1690八千穂高原IC(仮称)甲斐JCT双葉JCT南アルプスIC新清水JCT清水JCT清水港東名高速道路須走道路・御殿場バイパス新御殿場JCT富士山静岡空港(仮称)甲府中央スマートIC富士吉田IC新秦野IC神奈川御殿場JCT長泉JCT 近い将来開業が予定されているリニアは、東京圏や名古屋圏、大阪圏の三大都市圏を結ぶ新たな交通の大動脈となります。本県においても、東京都心から約25分、名古屋から約45分で結ばれることとなり、国際空港からのアクセスも格段に向上します。リニアによって山梨は全国のみならず世界との結び付きも強化されることになります。 そして、(仮称)リニア山梨県駅(リニア駅)は中央自動車道や新山梨環状道路などを通じて道路ネットワークと結ばれます。県は、県内主要拠点とのさらなるアクセス向上を図っていきます。 本県の骨格となる道路交通ネットワークの整備が進められています。甲府都市圏における交通の円滑化と、周辺地域の連携強化などを目的とする新山梨環状道路や、盆地と富士北麓地域を結ぶ国道137号の新たな御坂トンネル、リニア駅に隣接する中央自動車道の(仮称)甲府中央スマートICが整備されることで、県内各地の移動がスムーズになります。これは、生活環境の改善にとどまらず、観光客の周遊促進や物流の効率化など幅広い効果が期待でき、リニア開業効果の県内全域への波及にもつながります。令和3年8月には、中部横断自動車道山梨~静岡間が全線開通。静岡県と高速道路で直結したことで、清水港や富士山静岡空港までの所要時間が大幅に短縮され、国内外とのアクセスが飛躍的に向上しました。今後、長坂~八千穂間が整備されると、長野県との新たなルートが開け、さらに大きな効果が期待できます。県は、長野県とつながる中部横断自動車道長坂以北の早期整備を国に対して強く働きかけていきます。 県は富士山五合目の来訪者コントロールなどを実現するため、富士山麓と富士スバルライン五合目を結ぶ新交通システムの導入を検討しています。 富士トラムはゴムタイヤで走る電車の形をした新しい乗り物で、車両に搭載したセンサーが道路上の白線や道路に埋め込んだ磁気マーカーなどを読み取って走行します。 将来的には富士山とリニア駅を富士トラムで直結させ、県内各地に延伸することも視野に入れながら、リニア開業の効果を県民生活の向上や地域経済の活性化につなげていきます。L0系改良型試験車リニア駅周辺整備の概要県内外で整備が進む交通ネットワーク富士トラムイメージリニア駅を拠点に県内各地を富士トラムで結ぶ構想長野県静岡県新東名高速道路リニア駅西関東連絡道路中央自動車道大月JCT小仏トンネルリニア中央新幹線中央自動車道・富士吉田線雁坂トンネル埼玉県東京都東富士五湖道路須走IC12Current situation in Yamanashi 山梨県は、リニア中央新幹線の開業や富士山における新交通システムの導入、道路交通網の整備など、交通ネットワークの整備に力を入れています。これにより、県内外へのアクセスが飛躍的に向上し、観光客の利便性向上や地域経済の活性化、生活環境の改善や物流の効率化も図られます。 また、リニア開業効果を最大限に発揮させるため、交通弱者対策などの課題を含め、県全体の公共交通網の在り方について検討を進めています。リニア中央新幹線道路交通網富士トラム(仮称)交通ネットワーク
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