山梨県のあらまし2023
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美しい風土の中で伝統に育まれた品々。素朴さと 日本日本日本日本サマーエンジェルやまなしジビエ(シカ肉)貴陽(上)甲州 (下)シャインマスカット提供:山梨県酒造協同組合甲州牛甲州富士桜ポーク日本ワインコンクール2022 金賞受賞ワイン夢みずき栽培面積、生産量ともに日本一です。スモモの常識を覆すほど大玉で高糖度の「貴陽」や「太陽」、県オリジナル品種の「サマーエンジェル」「皇寿」が注目されています。栽培面積、生産量ともに日本一です。栽培の歴史は古く、山梨県では約1300年前から始まったといわれています。大粒で着色に優れる県オリジナル品種「ブラックキング」や「巨峰」「シャインマスカット」「ピオーネ」など、品種は豊富です。また「甲州」はワイン用としても有名な本県独自の品種です。令和3年に指定を受けたGI「山梨」の日本酒は、仕込み水の水系が限定されているのが特徴。柔らかで透明感のある味わいは、塩気を感じさせる料理との相性が抜群です。山紫水明の自然豊かな山梨県で、磨き抜かれた飼育技術により丹念に育てられた「甲州牛」や「甲州ワインビーフ」「甲州富士桜ポーク」「甲州地どり」などの甲州統一ブランド食肉に加え、捕獲したニホンジカを活用し、食肉の安全・安心を担保した「やまなしジビエ」などがあります。31栽培面積、生産量ともに日本一です。県オリジナル品種の「夢みずき」や「白鳳」「なつっこ」などが代表的な品種で、7月の東京中央卸売市場では、本県産のモモが約80%を占めます。山梨県は日本のワイン醸造発祥の地であり、都道府県別ワイナリー数、日本ワインの生産量とも日本一です。約90ものワイナリーが数多くの銘柄のワインを醸造しており、中でも、日本固有のブドウ品種「甲州」で造られる白ワインは、和食に合う味わいが特徴で、和食ブームが続く海外でも注目されています。山梨県は、富士山をはじめとした山々からの良質な水資源を活用したニジマスなどの養殖業が盛んです。こうした中、県では、国内で初めてキングサーモンとニジマスを交配させた「富士の介」を開発しました。「富士の介」は、キングサーモンのおいしさとニジマスの育てやすさという特徴を併せ持った新しいブランド魚です。No.1No.1日本No.1No.1日本No.1No.1日本No.1No.1日本スモモブドウ日本酒ブランド食肉モモワイン味Specialities of 富士の介山梨の

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