山梨県のあらまし2023
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中部横断自動車道富士北麓連絡道路中部横断自動車道交通ネットワーク八千穂高原IC(仮称)長坂JCT新山梨環状道路(仮称)甲府中央スマートIC(仮称)甲斐JCT双葉JCT南アルプスIC新清水JCT清水JCT清水港東名高速道路須走道路・御殿場バイパス新御殿場JCT新東名高速道路富士山静岡空港うかい富士吉田IC新秦野IC神奈川御殿場JCT長泉JCT■問い合わせ先リニア中央新幹線についてリニア未来創造・推進課 TEL 055-223-1664道路交通網について道路整備課 TEL 055-223-1686高速道路推進課 TEL 055-223-1690交通強靱化について県土整備総務課 TEL 055-223-1668リニア開業による時間短縮効果リニア駅周辺整備の概要県内外で整備が進む交通ネットワーク長野県リニア駅静岡県西関東連絡道路中央自動車道大月JCT小仏トンネルリニア中央新幹線中央自動車道・富士吉田線東富士五湖道路須走IC埼玉県雁坂トンネル東京都 近い将来開業が予定されているリニアは、東京圏や名古屋圏、大阪圏の三大都市圏を結ぶ新たな交通の大動脈となります。本県においても、東京都心から約25分、名古屋から約45分で結ばれることとなり、国際空港からのアクセスも格段に向上します。リニアによって山梨は全国のみならず世界との結び付きも強化されることになります。 そして、リニア駅は中央自動車道や新山梨環状道路などを通じて道路ネットワークと結ばれます。県では、最新技術の動向も注視しながら、県内主要拠点とのさらなるアクセス向上を図っていきます。 本県では、自然災害によって県外との交通が寸断され県民生活に深刻な影響が及ぶことがありました。しかし、中央自動車道や東富士五湖道路に加え、近年、中部横断自動車道の山梨〜静岡間や、東富士五湖道路につながる須走道路・御殿場バイパ回することで交通が途絶えるリスクを減らスが開通し、高速交通網が確保されました。1つの路線が遮断されても他の路線を迂すことができ、本県に関わる交通が強靱化されました。 本県の骨格となる道路交通ネットワークの整備が進められています。甲府都市圏における交通の円滑化と、周辺地域の連携強化などを目的とする新山梨環状道路や、盆地と富士北麓地域を結ぶ国道137号の新たな御坂トンネル、リニア駅に隣接する中央自動車道の(仮称)甲府中央スマートICが整備されることで、県内各地の移動がスムーズになります。これは、生活環境の改善にとどまらず、観光客の周遊促進や物流の効率化など幅広い効果が期待でき、リニア開業効果の県内全域への波及にもつながります。 令和3年8月には、中部横断自動車道 山梨〜静岡間が全線開通。静岡県と高速道路で直結したことで、清水港や富士山静岡空港までの所要時間が大幅に短縮され、国内外とのアクセスが飛躍的に向上しました。今後、長坂〜八千穂間が整備されると、長野県との新たなルートが開け、さらに大きな効果が期待できます。県では、長野県とつながる中部横断自動車道長坂以北の早期整備を国に対して強く働きかけていきます。22Transportation Networkリニア中央新幹線交通強靱化道路交通網

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