やまなし県のあらまし2019
34/40

33味モモ(旬:7月~8月)栽培面積、生産量ともに日本一です。「白鳳」や「浅間白桃」などが代表的な品種で、7月の東京中央卸売市場では、本県産のモモが約80%を占めます。味スモモ(旬:7月~8月)栽培面積、生産量ともに日本一です。「大石早生」や「太陽」、果肉が赤い「ソルダム」の他、スモモの常識を覆すほど大玉で高糖度の「貴陽」や、県オリジナル品種の「サマービュート」「サマーエンジェル」が注目されています。浅間白桃味ワイン山梨県は日本のワイン醸造発祥の地であり、都道府県別ワイナリー数、「日本ワイン」(※)の生産量・出荷量とも日本一です。約80のワイナリーが数多くの銘柄のワインを醸造しており、中でも、本県特産のブドウ「甲州」で造られる白ワインは、和食に合う味わいが特徴で、和食ブームの海外でも注目されています。(※)日本国内で栽培されたブドウを100%使用して国内で醸造されたワイン山紫水明の自然豊かな山梨県で、磨き抜かれた飼育技術により丹念に育てられた「甲州牛」や「甲州ワインビーフ」「甲州富士桜ポーク」「甲州地どり」などの甲州統一ブランド食肉に加え、捕獲したニホンジカの安全・安心を担保した「やまなしジビエ」などがあります。おお いし わ せ県オリジナル品種:サマービュート県オリジナル品種:サマーエンジェル日本一日本一日本一味ブドウ(旬:8月~10月)栽培面積、生産量ともに日本一です。栽培の歴史は古く、山梨県では約1300年前から始まったといわれています。「巨峰」「シャインマスカット」「ピオーネ」「甲斐路」など、品種はとても豊富です。また「甲州」はワイン用としても有名な本県独自の品種です。シャインマスカット甲州日本一日本一日本一日本一日本一日本一日本一日本一日本一味ブランド食肉味サクランボ(旬:5月下旬~6月中旬)赤い宝石のように実る高級感漂う初夏の果物です。山梨県では、5月上旬から観光もぎ取りも楽しめます。「高砂」「佐藤錦」が代表的な品種で、山梨県が栽培の南限といわれています。県オリジナル品種として、「甲斐オウ果1(商標:富士あかね)」があります。県オリジナル品種:甲斐オウ果1(商標:富士あかね)たかさご甲州牛甲州富士桜ポークやまなしジビエ(シカ肉)味甲斐サーモンレッド四方を山で囲まれた本県では、豊富で清澄な天然水を利用して淡水魚の養殖が盛んに行われ、特にニジマスの生産量は全国屈指です。本県の名水とブドウの果皮粉末を混ぜ合わせた餌で丁寧に育てられた1㎏を超す大型ニジマスは「甲斐サーモンレッド」と名付けられ、程よく脂がのり、臭みがなくさっぱりとした味わいが特徴です。美しい風土の中で伝統に育まれた品々。素朴さと Specialities of 山梨の 33

元のページ  ../index.html#34

このブックを見る