やまなし県のあらまし2016(デジタルブック版)
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35美しい風土の中で伝統に育まれた品々。 The Tastes and 味モモ(旬:7月~8月)栽培面積、生産量ともに日本一です。「白鳳」や「浅間白桃」などが代表的な品種で、7月の東京中央卸売市場では、本県産のモモが約80%を占めます。味スモモ(旬:7月~8月)栽培面積、生産量ともに日本一です。「大石早生」や「太陽」、果肉が赤い「ソルダム」の他、スモモの常識を覆すほど大玉で高糖度の「貴陽」や、県オリジナル品種の「サマービュート」「サマーエンジェル」が注目されています。浅間白桃味ワイン山梨県は日本のワイン醸造発祥の地であり、約80のワイナリーが数多くの銘柄のワインを醸造しています。中でも、本県特産のブドウ「甲州」で造られる白ワインは、和食に合う味わいが特徴で、和食ブームの海外でも注目されています。山紫水明の自然豊かな山梨県で、磨き抜かれた飼育技術により丹念に育てられた「甲州牛」や「甲州ワインビーフ」、「甲州地どり」などの銘柄食肉に加え、平成25年に「甲州富士桜ポーク」が誕生したことで、ブランド名が「甲州」で統一された銘柄食肉がラインナップしています。ぜひ一度ご賞味いただき、山梨を感じてみてはいかがでしょうか。味吉田のうどん吉田のうどんは、コシの強い麺の上にキャベツや馬肉を盛りつけ、薬味「すりだね」を入れて食べるのが特徴で、地域色豊かなメニューです。富士北麓には60店舗以上のうどん店があります。自宅兼用の店がほとんどなので、家庭的な雰囲気を味わうことができます。おお いし わ せ県オリジナル品種:サマービュート県オリジナル品種:サマーエンジェル味ほうとう山梨県の郷土料理といえば、「ほうとう」です。信玄公の陣中食と伝えられ、たっぷりの野菜と手打ち麺を味噌仕立てで煮込んだ味わいは格別です。山梨を訪れた際は、ぜひお召し上がりください。山梨の味 と日本一日本一日本一味ブドウ(旬:8月~10月)栽培面積、生産量ともに日本一です。栽培の歴史は古く、山梨県では約1300年前から始まったといわれています。「巨峰」「ピオーネ」「甲斐路」「シャインマスカット」など、品種はとても豊富です。また「甲州」はワイン用としても有名な本県独自の品種です。シャインマスカット甲州日本一日本一日本一日本一日本一日本一味甲州統一ブランド食肉味サクランボ(旬:5月下旬~6月中旬)赤い宝石のように実る高級感漂う初夏の果物です。山梨県では、5月上旬から観光もぎ取りも楽しめます。「高砂」「佐藤錦」が代表的な品種で、山梨県が栽培の南限といわれています。県オリジナル品種として、「甲斐オウ果1(商標:富士あかね)」があります。県オリジナル品種:甲斐オウ果1         (商標:富士あかね)たかさご甲州牛甲州富士桜ポーク35

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