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一方的に聞いてばかりの講演会ではなく,話し合いをしたり,ゲームをしたりと,体験しながら飽きることのない楽しいものでした。子どもにも言葉だけでなく,ふれあいを大切にしていきたい。  子どもをそのまま認めてあげることが本当に大切なことだと改めて感じました。4人の子育ての真っ最中ですが,まだ子どもを伸ばしてあげられるというエネルギーを得た感じがします。そして,自分自身にも自信を持ち,がんばっていきたいと思いました。   「愛,自立,命」についてたいへん分かりやすい話でした。ほめることも大切だが,それ以上に励ますということが大切だと言うことを学べて良かったです。  小6の娘が反抗期で,言葉遣いも悪い,片づけもしない。こちらもストレスがたまります。お互いにどんなことをすると良いか導いて頂きたい。    息子(10歳)はすぐ怒って,物に当たったり,泣いたりします。もっと話し合いやスキンシップをとりたいと思いました。  大変すばらしいお話を伺うことが出来て本当に良かったです。この感動を少しでも多くの人に伝えていけるように努力していきます。まずもって自分が元気がなくてはいけないと思います。  心に染み渡る良い話だった。難しいことではなく,出来ることを愛情をもって行うことの大切さを実感した。 「子どもは親の鏡」というけれど…    「親」という漢字は,『木の上に立って見る』と書きます。遠くから子どもを眺めながら子育てをする。そんな意味からできた漢字だと思っていました。でも漢和大辞典(学研)によると,「ナイフで身を切るように身近に接して見ていること」とあります。子どもの思いを一番身近に感じて見ている人物,それが親と言うことなのでしょう。  でも,見ているのは親だけではありません。実は,子どもも親のやっていることをじっと見て,多くのことを吸収しているのです。困ったことに正しいことだけではなく,マネをしてほしくないことまでマネをします。 ────────────────────────────────────────── ■ 〜親子でいっしょに努力することの大切さ〜 ■  以前,保護者の方から次のようなことを言われたことがあります。 「先生,聞いてください。うちの子は遊び道具を出したら出しっぱなし。本当にだらしないんですよ。何とか言ってください。」  あまり何回も言われるので,本人を呼んで少し話をしました。するとその子が, 「先生,うちのお母さんだって,流し台は洗い物がいっぱい,自分の洋服だって散らかしっぱなしなんだよ。」と言うのです。  私は,言葉に困ってしまいました。 「お母さんもきっと忙しいんだよ。親子で一緒に片づけるように努力していくといいね。」と,苦しい返事をしたことを覚えています。  しかし,よく考えてみると,もしこのお母さんが「もっとしっかりしなさい!」と子どもを怒ったとしたらどうでしょう。子どもは,『お母さんだって,だらしがないじゃないか。』と反発するのは当然ですね。  では,どうしたらいいのでしょうか? 「お母さんが直さないと子どもを叱れない」 これではいつまでたっても注意できません。「自分が直さないのに,子どもだけを責める」これも効果がないでしょう。「お母さんも直すから一緒に協力して片づけようね」と,子どもも親も同じ姿勢で,少しずつ努力していくことが,親子の関係を保ちながら子どもを良くするコツだと思います。 ■ 〜身近な大人の一人一人が良き手本に〜 ■  最近のテレビや新聞記事を見て心配になることがあります。それは, 『今の日本は潔さがなくなってしまったのか』 ということです。 「知りませんでした」「まったく身に覚えのないことです」「○○の単独の行動です」 「下請けの業者の責任です」「そんなつもりはなかったのです」等々。  こんな言葉が,新聞・テレビなどで毎日のように聞かれるようになってきました。子どもたちは,それらを見聞きする中で何を感じているのでしょう。何を学んでいるのでしょうか。「学ぶ」の語源は「まねる」から来ているという説があります。確かに,学びの最初は「まねる」ことから始まると思います。  現代社会の無責任さを,子どもたちがまねていったら恐ろしいことになります。  子どもたちにとって,最も身近で影響の大きいのが,親であり,学校の教師であり,地域の大人です。我々一人一人の大人が責任を持って行動し,子どもたちにとって良い手本になることが大切だと思うのです。  なぜなら,将来の社会を創っていくのは,「今の子どもたち」だからです。 ■ 「子育て」,一人で悩んでいませんか? ■  乳幼児の子育ては,「言葉が通じない」「感情をうまくコントロールできない」という意味では,青少年の教育よりも大変な面を持つのかもしれません。親が一人で悩み,不安定になると,子どもの気持ちも不安定になります。そんなとき,早めに子育てについて相談したり,同じ子育ての仲間に入ったりすることで,気持ちが少し楽になることがあります。  でも,『いつ,どこで,どんなことをしているのか分からない』。そう感じている方も多いのではないでしょうか。今回は,そのような子育て支援活動の場を取材しました。どの施設も,お母さん方の明るい笑い声や,子どもたちの楽しそうに遊んでいる姿が印象的でした。 ────────────────────────────────────────── ●境川児童館 笛吹市境川町小黒坂1652 (055-266-8077) 7月18日(火)「親子で遊ぼう」10:00~11:30  毎月1回,遊びを通して親子でコミュニケーションを深めたり,子育ての情報交換をしたりする活動をしています。この日も雨天にもかかわらず,15組ほどの親子がゲームや工作,パネルシアター,体操などをして楽しい半日を過ごしました。  ──────────────────── ●子育て支援ランド「ゆうゆうゆう」 笛吹市石和町四日市場1401-7( 055-263-4555) 活動日;月・水・木・金10:00~16:00  この日は7組ほどの親子が楽しそうに参加されていました。笛吹市内の方はもちろん,県外から来られた方もいるそうです。  多いときは一日に親子で50名ほどの方が参加されることもあるそうです。 ほとんどの方が個人で申し込まれて,この活動の中で親しくなられるそうです。でも皆さん,昔からの知り合いのように,大変楽しそうに話していました。 ──────────────────── ●こすもす館(たんぽぽ保育園隣り) 甲州市塩山上於曽442-5 (0553-33-8880)   活動日;月・水・木・金 10:00~12:00  昨年は60件もの相談があったそうです。トイレトレーニング,言葉,離乳食,身体の発達から家族の相談までいろいろな相談を受けたそうです。   この日は夏休みも終わりかけの頃でしたが,大勢のお母さん,子どもさんが館を訪れていました。どのお母さん方も和やかに話をしていました。 ──────────────────── ●つどいの広場「たっち」 山梨市上神内川1348 (0553-23-1801)   活動日;月・水・金 10:00~15:00 この日は,小学生4名と中学生1名・高校生1名がボランティアで参加していました。参加の理由を聞くと「子どもが好きだから」「保育に関心がある」「将来保育士になりたい」としっかりした返事が返ってきました。  お母さん方も,この広場に参加して本当に良かったと話されていました。様々な年齢の方が,仲良くとても明るい雰囲気で活動していました。 ────────────────────────────────────────── ■ なぜ「子育て支援の場」が必要なのか? ■    お母さん方や,職員の方から次のようなお話を聞くことができました。    ○最初,申し込むときは迷いましたが,勇気を出して電話して良かったと思います。  ○毎日,子どもと二人きりでいると,だんだんイライラするときがあります。何を相談するわけでもないけど,他のお母さん方ととりとめのない話をするだけで救われます。  ○今回は用事で行けなくても,「次は行こう」と思うだけで,気持ちが楽になります。  ○自分の子どもしか見ていないと不安になることも,他のお子さんと比べると「みんな同じなんだ」とほっとすることがあります。  ○子どもたち同士の中で,仲良く遊んだり,時にはケンカもしたりします。でもそうした日常の中で,こどもが成長している様子が分かり,嬉しくなります。 ■ 拡げよう スクールガードの輪 ■  4月20日(木)に今年度のスクールガード・リーダーが委嘱され,6月8日(木)には峡東地域スクールガード(学校安全ボランティア)養成講習会が,山梨市民会館で開催されました。また,「子ども100番の家」やPTAによる活動だけでなく,企業や企業組合,郵便局などでも,登下校の見守りを始める動きが出ています。このような盛り上がりのなか,山梨市では「こども見守り隊」が各地区に結成され,笛吹市や甲州市でも,見守り活動の輪が拡がっています。  スクールガードなどというと難しく聞こえますが,要は,大人が地域の子ども達に関心を持ち,私たちの街が,私たちの子どもの頃のような,安心して「道草」のできるような地域になればいいのだと思います。夏休みも,もうすぐ終わり。子ども達は学校に戻ります。登下校の途中や放課後などに,子どもにちょっと注意を払っていただきたいと思います。  そして,これらの方々の善意の輪をさらに広げ,子ども達を地域全体で守り育てていきたいものです。  なお,各地のスクールガード・リーダーは次の方々です。 ・長田明雄さん  ・林 正文さん  ・ 小澤良登さん  ・ 武藤義仁さん  ・鶴田幸男さん  甲州市     山梨市         山梨市      山梨市   笛吹市   ┌───────────────────────────────────────┐ │声かけて 声かけられて 広がる輪 !! │ │「ありがとう」で あなたも私も 明るい笑顔 │ └───────────────────────────────────────┘ ■ 〜子育ての基本をしっかり持つ〜■  先日,ラジオを聞いていると,私の耳に大変ショッキングな話が飛び込んできました。ある「人生相談」の番組でした。  それは次のような話です。 *********************************************************************************** 私は44歳の母親です。15歳の娘の家庭内暴力のことで相談します。毎日のように娘から 「くそばばあ、死ね。」と暴言をはかれ、文句を言うと殴られたり、蹴られたりします。  先日などは90歳になる祖母にまで手を出しました。父親が叱ると、包丁を持ち出し、 風呂場のガラスを割り、大暴れをしました。警察に電話をしようと思いましたが、娘が学校 を退学になると困るのでしませんでした。 ***********************************************************************************  信じられない内容でした。と同時に,「何が原因でこのような状況になってしまったのだろう。」と思いました。  気になったことは,このお母さんが「娘が退学になったら困るので,警察に電話しなかった」と言われたことです。  本当にそうでしょうか。このままでは,この娘さんは,退学どころか犯罪者になりかねないと感じたのです。  相談されたカウンセラーの先生も,次のように答えていました。 ********************************************************************************** お話を聞いて、まず感じたことは、お母さんに、この子を何とかしていこうという覚悟が できていないということです。その場その場で対処しようとするだけで、子育ての基本が しっかり出来ていないと思うのです。  「くそばばあ、死んじまえ。」と言う言葉は、「お母さん、助けてよ。」という娘さん の叫び声ですよ。  自分にその覚悟がなかったら、第三者の助けを借りるなりしないと、もっと悪い状態に なりますよ。 **********************************************************************************    厳しい言葉でしたが,その通りだと思いました。正直このような状態になってしまうと,親だけで何とかしようとするのは難しいのです。  では,どうしたらいいのでしょうか。 結論から言って,「こうすればいい」というマニュアルみたいなものはありません。  強いて言えば,「親の大切だと思うことを,真剣に子どもに伝える」ことだと思います。 例えば, ・感謝の気持ちを大切にして生活しよう。 ・思いやりの気持ちで人に優しくしよう。 ・あいさつや返事をしっかりしよう。 ・進んで手伝いや仕事をしよう。 などです。もちろん親も先頭に立って実行します。「感謝や思いやりの気持ち」などは,言われたから身に付くものではありません。むしろ親の姿から学んでいくものです。    また,次のように言われながら育てられた子は,自己中心的で,他人のことを考えられない子になるそうです。 ・何よりもまず勉強しなさい。 ・いい高校,大学へ行かないと大変だぞ。・金持ちになれば,幸せになれる。  確かに勉強は大切です。自分の目指す学校へ努力して行くこともすばらしいことです。お金がなくては生活できません。  でも,子育ての柱にはしたくはないと思うのです。  「親が大切だと思うことを子に伝える」 そんなに難しく考えないで,子育ての基本をしっかり持って,子どもに接することが大切ではないでしょうか。 ■ 「子育て」から 「家族育て」へ!■ 〜夏休みこそ,じっくり子育てについて考えてみませんか?〜  「まったく夏休みって,子どもが家にいて大変。早く2学期が始まってくれないかしらねぇ。」  あるお母さんから,こんな話を聞いたことがあります。子どもが,朝からテレビを観たり,ゲームをしたりして,お母さんがガミガミ怒鳴っている。そんな光景が目に浮かびます。  子どもがまだ小さい頃はいいのですが,だんだん素直に親の言うことを聞かなくなってきて,中学生ぐらいになると,「うるせえんだよ。」と親を乗り越えてしまう。その後は,親が子どもの顔色を見ながら生活している。そんな家庭は少なくありません。  子どもだけ良い子に育てようとしてもダメなんですね。子どもに教えられることだってあります。親も含めて,家族みんなが成長していかなければ,良い子育てもできません。  そんな「家族育て」について考えてみたいと思います。 ────────────────────────────────────── 子どもの発達に合わせた子育てを 【乳幼児期】《やさしい心,安心感を育てる》  ・笑顔あふれる安心な家庭づくりから  ・やさしいことをしたら,まずほめる  ・五感をしっかり使った子育てをする 【小学生低・中学年】《自立の基礎を育てる》  ・子どもができること,親がすることの区別をつける  ・良いことはほめ,いけないことは叱るメリハリのある子育てをする  ・子どもとの関係をしっかりつくる 【小学生高学年・中学生】《自信と自立を》  ・親の生き方をしっかり見せる  ・子どもの話をよく聞き,やらせてみる  ・できたことはほめ,できなかったことは,親も一緒に対策を考える。  ・子育てに困ったら,早めに相談する   ■急がばまわれ■    最初から立派な家族なんてありません。もともと違った環境で育った男女が結婚して夫婦になり,子どもを産み,少しずつ家族らしくなっていくわけです。 ・子どもが失敗したら「チャンス」と思い, 共に悩み,真剣にアドバイスをしよう。 ・いたずらに「怒る」より,心に響く「叱 り方」を工夫しよう。  子どもの年齢や,その時の状況に合わせて子どもに接することが大切です。力任せに直そうとしても,すぐに元に戻ってしまいます。「急がば回れ」ですね。 ■「わが家」を見つめるチャンス!■  家族がそろう夏休み。もう一度「わが家」を見つめるいいチャンスです。  家族の一日の様子を考えてみましょう @顔を見て「おはよう」と言っていますか Aなるべく家族そろって朝食が取れますか Bテレビやゲームに,家族の会話を奪われていませんか C家の中で笑顔が多く見られますか。笑い声が多く聞かれますか D家の中で,叱る言葉より,ほめる言葉や穏やかな言葉が多く使われていますか E自分のことは自分でできていますか F家の仕事を家族で分担し,協力し合っていますか G家族がそろって夕食がとれていますか。 H一日の中で,一回以上家族全員がそろって話をする機会がありますか Iみんなで,「おやすみ」とあいさつをして,一日が終わりますか  いろいろな理由からできない日もあると思います。でも最初からあきらめないで,一つでもできるようになるといいですね。 ■ 夏休みこそ,子どもとのふれ合いを!■  『夏休みは子どもが家にいて大変だ』と感じている方,逆に『子どもとふれ合うチャンス』と考えて,この夏休みに子どもと同じ時間を過ごしてみてはいかかでしょう。 ────────────────────────────────────── 土に親しみ,人に触れ,親子で楽しむ  6月17日(土)に,山梨園芸高校で,「サツマイモ苗植え親子体験学習」がありました。園芸高校の先生方と生徒の指導のもとに,マルチを敷いた本格的な方法を教わりました。 久しぶりの晴天の中,汗だくになって,泥だらけになりながらも,明るい笑い声に満ちていました。 「肥料はどのようにあげるのですか?」 「夏休みに観察に来ていいですか?」 と,子どもたちからも意欲的な質問がたくさん出されました。 先生方の丁寧な指導に,見学した私たちも家庭菜園でできそうだねと感想を持ちました。なお,園芸高校の先生方と園芸科野菜専攻の生徒さんは,休みを返上して皆ボランティアで指導してくださったそうです。脱帽!  ※「親子で楽しむ農業体験講座」の今年  度の受付は,残念ながら全て終了しているそうです。 ────────────────────────────────────── 例えば,こんなイベントもありますよ。 (県内や地域では,他に多くのイベントが計画されています。) ●山梨市  『夏休みボランティアスクール』 8月7日(月),9日(水),11日(金)各 10:00~11:30 13:30~15:00  内容;乳幼児と小学生以上の子どもたちが遊びを通して交流する。  対象;小学生以上 各定員5名 ※ その他 手話,アイマスク,車いす体験等多くの体験活動あり  会場;つどいの広場「たっち」(山梨市勤労者福祉センター3階) 申込先;山梨市社会福祉協議会 0553-22-8755 ●甲州市 『甲州こどもフェスタ』 8月26日(土)10:00~15:00  内容;@みんな集まれ!一緒に遊ぼうよ A子育て何でも相談 B映画「子どもの時間」 対象;未就学児及びその保護者 会場;「甲州市民文化会館」 甲州市塩山上塩後240 申込先;甲州市 市民生活部子育て支援課 0553-32-2111(代) ●笛吹市  『ゆうゆうゆう笛吹子育てランド』 7月26日(水)10:30~12:00  内容;講演会「子育てのヒント」 カウンセラー川辺修作先生  対象;0歳〜3歳児と保護者(20組) ※子守りボランティア有り  会場;「笛吹市スコレーセンター」1階 笛吹市石和町広瀬626−1  申込先;Happy Space ゆうゆうゆう  055-261-0218 ■子育てに悩んでいる方,困っている方必見!■ 坂本光男;「子育て講演会」    日 時;平成18年 8月3日(木)      午後2時30分〜4時30分(2時より受付)    場 所;八代総合会館 (笛吹市八代町南527)   055-265-4011   駐車場;若彦路体育館,笛吹市教育会館,      八代小学校北側の各駐車場,八代総合会館     ※ 駐車スペースに限りがあります。        できるだけ乗り合わせでお願いします。 ※詳しくは峡東教育事務所 地域教育支援スタッフまで    0553-20-2737                      ■子育て日記■  ある保育園のお迎えの光景です。一人の男の子が,お母さんの顔を見るやいなや,うれしそうな顔をして駆け出してきました。でも,そのお母さんは,まだ子どもが駆けているのに,くるっと後ろを向いてすたすたと車の方へ歩き出してしまったのです。  私は,その光景を見て,何か寂しい気持ちになりました。その子は,きっとお母さんがいなくて心細くても,一日がんばって過ごしてきたのでしょう。我が子の顔をしっかり見て,「よくがんばったね。さあ一緒に帰ろう。」と笑顔で声をかけてほしかったな,と思いました。そのお母さんの笑顔と温かい言葉が,子どもの「明日もがんばろう」というエネルギーになるからです。 それでも,お母さんの後を一生懸命追いかけていた男の子の後ろ姿が,いじらしくもありました。