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更新日:2023年3月13日

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オミクロン株の特徴を踏まえた積極的疫学調査の重点化について

積極的疫学調査重点化の対応方針

オミクロン株は、感染・伝播性が高いため、感染の急拡大により濃厚接触者が急増し、これまでと同様の対応では保健所機能、社会経済活動への影響が非常に大きくなっております。

一方、医療機関や高齢者施設等には、新型コロナウイルスに感染すると重症化するリスクの高い方が多く入院・入所していることから、こうした施設に対し万全な体制が必要です。

このため積極的疫学調査を重症化リスクが高い方が多く入院・入所する医療機関や高齢者施設等に重点化し、早期介入及び継続的な支援を実施することとします。

 

B.1.1.529系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について

感染者の同居者(R5/3/13変更)

○ 原則として、同居※1であることをもって濃厚接触者となるため5日間の自宅待機をお願いします。

○ 自宅待機期間中は検温など自身による健康状態の確認、感染防止対策を徹底してください。

○ 濃厚接触者に対する一律の検査は実施しませんが、ハイリスク者※2及びハイリスク施設の職員に対しては、検査を実施します。

○ 発熱等の症状があった場合は、かかりつけ医又は受診・相談センターに事前に相談の上、受診してください。

○ 濃厚接触者の待機期間は、社会機能維持者に限定せず、無症状かつ、2日目・3日目※3の検査で陰性が確認された場合は3日目に自宅待機を解除することができます。

○ なお、登園・登校・出勤等については当該施設・事業所等の取り決めに従ってください。

○ 待機期間が早期解除された後も、7日目までは検温などご自身による健康状態の確認を続けていただき、ハイリスク施設への訪問(受診等の目的を除く)、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、基本的な感染対策(例えば、手洗いなどの手指衛生や咳エチケット、換気等)の徹底をお願いします。マスクの着用については個人の判断を基本とすることとしますが、7日間が経過するまでは、感染対策として、引き続きマスクの着用が推奨されます。

※1 住民基本台帳上の同一世帯に属する方だけでなく、内縁やシェアハウス、寮の同部屋等により寝食を共にする知人等を含みます。

※2 ハイリスク者とは高齢者や基礎疾患を有する方など、感染した場合に重症化リスクの高い方をいいます。

※3 自宅待機開始後、同一世帯内の別の方が新たに発症した場合で、感染対策が十分でなかった場合は、待機期間が延長される場合があります。

 

同一世帯内において感染が疑われる事例が生じた場合には、迅速な対応が必要ですので、次の自主的な対策をすみやかにお願いします。

1.部屋を分けましょう。
*個室にしましょう。食事や寝るときも別室としてください。
*部屋を分けられない場合は2m以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンの設置などをおすすめします。

2.感染者(感染が疑われる方を含む)のお世話はできるだけ限られた方でお願いします。
*心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方などが感染者のお世話をするのは避けてください。

3.マスクをつけましょう。
*使用したマスクは、他の部屋に持ち出さないでください。
*マスクの表面には触れないようにしてください。マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外しましょう。
*マスクを外した後は必ず石けんで手を洗いましょう。

4.こまめに手を洗いましょう。
*こまめに石けんで手を洗い、アルコール消毒をしましょう。
*洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください。

5.換気をしましょう。
*定期的に換気をしてください。
*共有スペースや他の部屋も窓を開け放しにするなど換気しましょう。

6.手で触れる共有部分を消毒しましょう。
*共用部分(ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵など)は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。
*トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒しましょう。
*洗浄前のものを共用しないようにしてください。

7.汚れたリネン、衣服を洗濯する。
*体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。

8.ゴミは密閉して捨てる。トイレ、お風呂など共有スペースの利用は最小限にしましょう。
*鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨ててください。
*その後は直ちに石けんで手を洗いましょう。

ハイリスク施設(医療機関、高齢者施設、障害者施設)

入院医療機関や高齢者・障害者施設(通所・訪問系事業所を含む)において、職員又は利用者に感染者が1名発生した早期段階から保健所が介入し、迅速に積極的疫学調査を行うとともに、継続的な支援を実施します。

○ 保健所が濃厚接触者を特定し、濃厚接触者に対し検査を実施します。

○ 濃厚接触者となった場合は5日間の自宅又は施設内での待機をお願いします。

 保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校、寮、部活動

○ 児童や職員の感染が判明した場合は、新型コロナウイルス感染予防対策チェックリストを用いて施設内の感染対策が適切に行われているか確認をお願いします。

○ 感染者1人が確認された集団で、その周辺に複数人の咳、咽頭痛などの有症状者がいる場合には、保健所に報告をお願いします(報告様式)。

○ また、保健所では施設の感染対策防止の状況を確認し、感染拡大防止に必要な指導・助言を行います

○ この際、感染防止対策が不十分な場合や、感染防止対策がとられているが、5人以上の感染者が発生した場合には、保健所は積極的疫学調査を実施します。

新型コロナウイルス感染予防対策チェックリスト(ワード:25KB)

新型コロナウイルス濃厚接触者(報告様式)(エクセル:23KB)

 

その他の事業所

○ 保健所において濃厚接触者の特定・行動制限、検査は原則として実施しませんが、クラスターが発生した場合には、保健所が事業所の感染防止対策の状況を聴取し、感染拡大防止に必要な指導・助言を行います。

○ この際、感染防止対策が不十分な場合や感染防止対策がとられているがさらなる感染拡大の懸念がある場合には、積極的疫学調査を実施します。

 ※濃厚接触者の特定は、「手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と 15 分以上の接触があった者」が要件の一つとなっていますが、マスクを着用していないことのみをもって一律に濃厚接触者と特定するのではなく、引き続き、周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する必要があります。

○ 詳しくはこちらをご覧ください。

 

注意事項等

○ 発熱等の症状がある場合は、かかりつけ医又は受診・相談センターに事前に相談の上、受診してください。

○ 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法についてはこちら(厚労省HP)

 

 

 

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県感染症対策センター新型コロナウイルス対策グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055-223-1326   ファクス番号:055-223-1647

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