ここから本文です。
オミクロン株が感染の主流の間は、感染者との接触場所等によって、その後の感染リスクや更なる感染拡大の防止の効果、重症化リスクのある者への波及の可能性、行動制限による社会経済活動への影響が異なることを踏まえ、同一世帯内の全ての同居者※(以下、同居者という)を濃厚接触者とします。
※住民基本台帳上の同一世帯に属する方だけでなく、内縁やシェアハウス、寮の同部屋等により寝食を共にする知人等を含みます。
※同居であっても、必要な感染予防策を講じていた場合などは除きます。
また、新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領では、濃厚接触者を次のように定めています。(流行している株がオミクロン株から変わった場合には、こちらが適用になります。)
「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」(「無症状病原体保有者」を含む。以下同じ。)の感染可能期間において当該患者が入院、宿泊療養又は自宅療養を開始するまでに接触した者のうち、次の範囲に該当する者である。
・患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
・適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
・患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
・その他:手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と15分以上の接触があった者
⇒マスクを着用していないことのみをもって一律に濃厚接触者とするのではなく、引き続き、周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する必要があります。
新型コロナウイルス(オミクロン株)の陽性者の濃厚接触者については、陽性者と最終接触した日を0日目として5日目までを待機期間とし、6日目に待機期間を解除します。
陽性者と最終接触した日(0日目)を、
・感染した同居家族の発症日(無症状の場合は検体を採取した日)
・住居内で感染対策を講じた日
のいずれか遅い方として、5日間(6日間目解除)が待機期間となりますが、次項「濃厚接触者の待機期間短縮について」に該当する場合、待機期間を3日目に解除することができます。
待機期間中は、不要不急の外出を控えてください。
また、新型コロナウイルス感染症は、発症すると体温が38℃から39℃に急に上昇することがありますので、あらかじめ解熱剤を用意しておくことをお勧めします。
濃厚接触者は、社会機能維持者であるか否かに関わらず、次の全てに該当する場合、待機期間を3日目に解除することができます。
①待機期間中、無症状であること
②陽性者と最終接触した日を0日目として2日目と3日目の両日に抗原定性検査キット(薬事承認されたもの、鼻腔検体によるもの)を用いた検査の結果が2回とも陰性であること
濃厚接触者は待機期間が解除された後も、(陽性者と最終接触した日を0日目として)7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、ハイリスク者との接触やハイリスク施設への不要不急の訪問(受診等を目的としたものは除く)、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、基本的な感染対策(例えば手洗いなどの手指衛生や咳エチケット、換気等)の徹底をお願いします。
マスクの着用については個人の判断を基本とすることとなりますが、7日間が経過するまでは、感染対策として、引き続きマスクの着用が推奨されます。
ハイリスク者:高齢者、妊婦、基礎疾患を有する者等感染した場合に重症化リスクの高い方
ハイリスク施設:ハイリスク者が多く入所・入院する高齢者・障害児者施設や医療機関
なお、解除の判断を個別に保健所に確認いただく必要はありませんが、登園・登校・出勤等については当該施設の取り決めに従ってください。
事業者又は本人の費用負担(自費検査)になります。
薬局やドラッグストア等で、薬事承認された抗原定性検査キットを購入し実施してください。
※適切な医療を提供するため、医療機関での検査の実施はお控えください。
○個人で購入する場合は、お近くの薬局やドラッグストア等で、薬事承認された(※)抗原定性検査キットを購入してください。
検査キットの取扱店舗リストは、厚生労働省ホームページに掲載されております。(こちらの掲載店舗以外でも取扱いがある薬局・薬店があります。)
※承認情報は、厚生労働省ホームページで御確認いただけます。
○事業者は、検査キットを医薬品卸売販売業者、メーカー、薬局からも購入することができます。購入の際には、別紙1「抗原定性検査キット優先供給に係る説明書」と別紙2「抗原定性検査キットを使用した検査実施体制に関する確認書」を購入元に提出してください。
(薬局の在庫量には限りがあります。薬局での購入を希望される場合には、あらかじめ薬局へお問い合わせください。)
また、適正な流通を確保する観点から、必要な量の購入にとどめていただきますようお願いします。
A.原則、全ての陽性者の濃厚接触者を対象とします。例外として、オミクロン株以外の変異株(デルタ株)であることが判明している陽性者の濃厚接触者については適用されません。(待機期間は14日間となります。)
A.オミクロン株の陽性者の濃厚接触者が、無症状であって2日目と3日目の検査で陰性となった場合に、3日目に待期期間解除となります。
A.厚生労働省のホームページの「一般事業者からの問合せに対応できる医薬品卸売業者等について」を参考に各事業所でご確認ください。
※個人で購入する場合は、お近くの薬局にお問い合わせください。
また、厚生労働省ホームページに検査キットの取扱店舗リストが掲載されております。(こちらの掲載店舗以外でも取扱いがある薬局・薬店があります。)
・B.1.1.529系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について
・ 新型コロナウイルス感染症オミクロン株の発生に伴う抗原定性検査キットの発注等における留意事項について
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページに関するお問い合わせ先
Copyright © Yamanashi Prefecture.All Rights Reserved.