ページID:41783更新日:2015年11月9日

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 山梨の文化財ガイド(データベース)考古資料01

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国指定 有形文化財(考古資料)

深鉢形土器(殿林遺跡)

  • 深鉢形土器 1個

ふかばちがたどき / 昭和63年6月6日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館

甲州市塩山上萩原地区の殿林遺跡から出土した大型深鉢形土器であり、中部高地を中心に分布する縄文時代中期後葉に位置づけられている曽利2.式土器である。半肉彫条と粘土紐によるバランスがとれた文様で構成され、流れるような重弧文が製作者の感性の高さを物語っている。

 

実物は山梨県立考古博物館で観覧できます。←こちらをクリックで地図がご覧いただけます。

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国指定 有形文化財(考古資料)

一の沢遺跡出土品

  • 山梨県一の沢遺跡出土品 176点

やまなしけんいちのさわいせきしゅつどひん / 平成11年6月7日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館

笛吹市境川町一の沢遺跡出土品であり、土器25個、 土製品44個、石製品107個からなる。大きな把手と屈折した器体が特徴的なトロフィー形の深鉢形土器、立体的に抽象化されたヘビや人面・人体の文様で装飾された土器などが多数あり、中部高地の縄文土器造形の到達点を示す貴重な資料である。

 

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国指定 有形文化財(考古資料)

鋳物師屋遺跡出土品

  • 山梨県鋳物師屋遺跡出土品 205点

やまなしけんいもじやいせきしゅつどひん / 平成7年6月15日指定 / 南アルプス市ふるさと文化伝承館(南アルプス市野牛島2727番地) / 南アルプス市

南アルプス市下市之瀬地区の鋳物師屋遺跡から出土した縄文時代中期の土器類、石器類、土製品類の一括資料であり、そのほとんどが竪穴住居跡内からの出土である。このうち円錐形土偶や人体文様の描かれた有孔鍔付土器は縄文時代を代表する資料である。

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国指定 有形文化財(考古資料)

釈迦堂遺跡出土品

  • 山梨県釈迦堂遺跡出土品 5599点

やまなしけんしゃかどういせきしゅつどひん / 昭63年6月6日指定、平成17年6月9日追加指定 / 釈迦堂遺跡博物館組合(笛吹市一宮町千米寺764) / 釈迦堂遺跡博物館組合

笛吹市一宮町と甲州市勝沼町にまたがる釈迦堂遺跡からの出土品である。出土品は多岐にわたり、その数量も質も注目に値する。特に土偶の出土数は1116点と全国的にみても際だったものであり、縄文文化の性格を探る貴重な資料といえる。

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国指定 有形文化財(考古資料)

神獣鏡

  • 神獣鏡 1面

しんじゅうきょう / 昭和54年6月6日指定 / 一宮浅間神社(市川大門町3696) / 一宮浅間神社

市川三郷町大塚地区にある鳥居原狐塚古墳より出土した紀年銘鏡である。三角縁でその内側に銘帯を持ち、紐を囲んで四神四獣を配列している。銘文には中国の呉の年号である赤烏元年(238年)の銘が認められ、大陸と大和、さらには甲斐国とのつながりを示す重要な資料である。

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県指定 有形文化財(考古資料)

塩沢寺板碑

  • 塩沢寺弥陀種子板碑 1基

えんたくじみだしゅじいたび / 昭和48年7月12日指定 / 塩沢寺(甲府市湯村3-17-2) / 塩沢寺

甲府市塩沢寺にある高さ2.15m、幅約1mの板碑であり、上方に阿弥陀種子が、その下には北朝年号の貞和6季(1350年)の紀年銘、造立趣旨、願主名が刻まれ、左側面下部には大工名が刻まれている。願文・紀年・願主・大工の4つが完備されている例はまれであり、貴重な資料といえる。

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県指定 有形文化財(考古資料)

大坪遺跡

  • 大坪遺跡出土、刻書土器 1点

おおつぼいせきしゅつど こくしょどき / 平成14年7月4日指定 / 甲府市上今井町 / 甲府市

甲府市の大坪遺跡から出土した平安時代前半頃の皿形の土師器である。平安時代の地名である「甲斐国山梨郡表門」 の八文字が書き込まれており、古代の律令制で定められた地方制度を実際に裏付ける資料である。

 

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県指定 有形文化財(考古資料)

銚子塚古墳出土埴輪

  • 銚子塚古墳出土埴輪 3点

ちょうしづかこふんしゅつどはにわ / 平成8年5月2日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館

甲府市下曽根町の国指定史跡甲斐銚子塚古墳から出土した埴輪であり、壺形、朝顔形、円筒形がある。埴輪の成立過程を見る上でも全国的に注目される位置づけをもち、また、銚子塚古墳を生み出した政権基盤の成立過程を見る上で重要な資料である。

 

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県指定 有形文化財(考古資料)

身洗沢遺跡

  • 木製農具、木製剣、皮綴部材 7点

もくせいのうぐ もくせいけん かわとじぶざい / 平8年11月7日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館

笛吹市八代町の身洗沢遺跡から出土した弥生時代後期の鍬や又鍬、柄振、鍬の柄などの木製農具、水田祭祀に関わると考えられる剣、用途不明の皮綴部材である。本県における弥生時代の農具の実態や技術の高さを知るうえで、たいへん貴重なものといえる。

 

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県指定 有形文化財(考古資料)

立石遺跡出土品

  • 立石遺跡出土品 14点

たていしいせきしゅつどひん / 平成9年6月12日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館

甲府市上向山町の立石遺跡から出土した台形様石器と削器、石核、剥片などからなる後期旧石器時代前半の石器群である。台形様石器は後期旧石器時代初頭の代表的な石器であり、中部山岳地帯における狩猟技術の変革を示す良好な資料である。

 

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