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更新日:2014年11月10日
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国登録 有形文化財 |
きゅうこいかわゆうびんきょく / 平成10年12月11日 / 中央市布施2051 / 個人
西欧に渡航した祖父が、身延山の大工に依頼して建てたと伝える。切妻の屋根を十字型に合わせ、三角の妻を四方にみせる木造2階建の建築。1階部分の外壁は煉瓦調のスクラッチタイルを貼り、2階部分の白漆喰壁と対比させた意匠は、今も斬新さを保つ。 |
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いちかわきょうかい / 平成9年6月12日 / 市川三郷町市川大門907 / 日本キリスト教団市川教団
木造平屋建、桟瓦葺の簡素な建物で、天然石の高基礎上に建つ。内部は一室で、正面に半円形の祭壇を設け聖餐台を置く。袴越屋根及び切妻とする玄関妻壁の意匠が特徴的で、漆喰仕上げとする独特の外観は、「今昔通り」と呼ぶ道筋の中心的な存在である。 |
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きゅうふたばやしゅぞうてんぽけんおもや / 平成23年10月28日 / 市川三郷町市川大門1170 / 個人
市川大門の市街地、通りから少し入った位置に北面して建つ。木造二階建、寄棟造桟瓦葺、建築面積171平方メートル。東端に土間を通し、中央前方にミセ、後方に台所、西端及び二階に座敷を配し、二階座敷は数寄屋風意匠になる。近代店舗建築の一例。 |
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とちはらえんてい / 平成22年1月15日 / 早川町高住字栃原山 / 国(国土交通省)
富士川水系春木川中流の、岩盤の露出する地点に建設。堤長60m、堤高10m、表面石積の重力式コンクリート造堰堤で、下流には副堰堤を設け、わが国有数の崩壊地として知られる七面山からの土石流を受ける。農山村振興工事の一環として建設。 |
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おばらやはらだしょうてんみせくら / 平成11年6月7日 / 富士川町鰍沢1714 / 個人
富士川の舟運で栄えた鰍沢で、弘化3年の創業と伝える商家。往時は主に塩などの仲買を行った。店蔵は1階前面を店舗とし、2階は居室に充て前面に細格子窓を開く伝統的な構えになる。もと表通りに面していたが、道路拡幅のため昭和35年に曳き屋された。 |
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おばらやはらだしょうてんぶんこくら / 平成11年6月7日 / 富士川町鰍沢1714 / 個人
敷地の北側角地に建つ切妻造、2階建の小規模な土蔵。内部は1、2階とも1室とする。1階正面に扉口及び小窓があるほか、2階も両妻に小窓を開くのみの閉鎖的な構成になる。軒廻りは疎垂木を見せるが、外壁とも塗込の漆喰仕上げとする標準的な造りになる。 |
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おばらやはらだしょうてんしおくら / 平成11年6月7日 / 富士川町鰍沢1714 / 個人
文庫蔵の西に建つ2階建の土蔵で、正面に土庇が付く。1階は仕切壁で2室に区画され、西側の部屋を塩蔵として使用したためその名がある。東側の部屋は2階へ通じる階段があり、物置として使われた。正背面にのみ開口部を開くが、全体に簡素な意匠になる。 |
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おばらやはらだしょうてんあぶらくら / 平成11年6月7日 / 富士川町鰍沢1714 / 個人
敷地奥に東面して建つ大規模な2階建の土蔵で、前面に幅1間の土庇が付く。内部は間仕切り壁で3室に区画され、南端部の部屋は2階建とするが他は吹き抜けである。開口部の少ない閉鎖的な土蔵であるが、正面腰壁をなまこ壁とするなど丁寧な造りになる。 |
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おばらやはらだしょうてんしんざしき / 平成11年6月7日 / 富士川町鰍沢1714 / 個人
文庫蔵に直交して建つ平屋建の建物。小規模であるが、外観は周囲にあわせて土蔵造としている。全体として簡素な外観になるが、内部は土間床に改造し従業員の食堂として使用。商家の屋敷構を構成する要素として貴重な遺構である。 |
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すぎうらけじゅうたくおもや / 平成24年8月13日 / 昭和町西条新田字村北850 / 昭和町
地方病撲滅に尽力した医師、杉浦建造氏が明治時代24年に主屋で医院を開業した。木造平屋一部二階建で、正面に唐破風造の式台玄関を備える。杉浦家住宅の中心的な建物。 |
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すぎうらけじゅうたくきゅういいん / 平成24年8月13日 / 昭和町西条新田字村北850 / 昭和町
杉浦建造の子、三郎氏が昭和5年の医院開業に伴い建築した。主屋東側に立地し、木造平屋一部二階建、南に張り出す玄関は入母屋屋根である。内部に調剤室などがある医院建築で、現在は地方病資料館として公開されている。 |
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すぎうらけじゅうたくやしきくら / 平成24年8月13日 / 昭和町西条新田字村北850 / 昭和町
主屋の北西側に建ち、主屋と廊下でつながる。土蔵造二階建、内部は十畳主室の東側に前室が所在し、南面に押し入れと階段室を設ける。 |
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すぎうらけじゅうたくどぞう / 平成24年8月13日 / 昭和町西条新田字村北850 / 昭和町
敷地北辺、納屋の東側に東西棟で建ち並ぶ。土蔵造二階建、切妻造。南面に一間幅で吹放しの下屋を設ける。内部は東寄りに階段と押し入れを設け、東西を二分する。旧家の重厚な屋敷構えを構成する。 |
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すぎうらけじゅうたくなや / 平成24年8月13日 / 昭和町西条新田字村北850 / 昭和町
敷地の北西、土蔵の西側に所在する。L字形の平面で、切妻造、桟瓦葺き。内部は間仕切り、物置などに用いる。現在は土蔵・納屋をともに四方山ギャラリーとして、活用中である。 |
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きゅうしもやまりょういん / 平成12年4月28日 / 身延町下山1871 / 個人
大正12年(1923)に建てられた中廊下型平面からなる住宅兼用の病院建築。東側の街道に面して1階玄関、山側の背面に2階玄関を構える。もとは、2階南半に待合室・診療室・薬局を配し、1階各室を病室とする。身延山系東山麓の斜面の地形を利用した建築として間取や外観に特色がある。 |
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