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ページID:41518更新日:2016年11月29日
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国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
もくぞうしょうとくたいしりゅうぞう / 昭和4年4月6日 / 甲府市小瀬町 / 仁勝寺
聖徳太子16才の御孝養像で、内ぐりのある桧材の寄木造、極彩色、像高115.2cmの立像である。昭和5年(1930)の修理の際躰内から紙製人形が発見された。前代よりの太子像形の流れをくみ、鎌倉時代の作風を伝える一名作といえる。 |
国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
どうぞうあみだりょらいおよびりょうわきじりゅうぞう / 昭和48年6月6日 / 甲府市善光寺3丁目 / 善光寺
鎌倉時代盛行した一光三尊の、いわゆる善光寺式阿弥陀如来像の先駆をなすもの。中尊の像高147.2cm、脇侍の観音・勢至両菩薩はそれぞれ像高95.5、95.1cm。観音像に「建久6年卯」(1195)の刻銘がある。
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国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
もくぞうあみだりょらいおよびりょうわきじぞう / 明治39年9月6日指定 / 甲府市善光寺 / 善光寺
光増寺旧蔵のものを、浅野長政が善光寺に移したと「甲斐国志」は伝える。歴史的な背景としては、武田兵衛尉有義の信仰に関係したものであろう。中尊は寄木造、座高138.8cm。 |
国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
もくぞうあみだりょらいおよびりょうわきじぞう / 明治39年9月6日指定 / 甲府市善光寺 / 善光寺
元宮地村大仏堂旧蔵のものを、浅野長政が善光寺に移したと「甲斐国志」は伝える。歴史的な背景を考えれば、願成寺の阿弥陀三尊とともに武田信義の信仰に関わるものであろう。中尊の座高140.6cm。
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国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
もくぞうあみだりょらいおよびりょうわきじぞう / 昭和14年9月8日指定 / 韮崎市神山町鍋山 / 願成寺
願成寺は武田信義(1128-1186)開基の寺。この阿弥陀三尊像は信義が祈請して当寺に安置したという。中尊は桧材寄木造、半丈六の坐像(像高146.1cm)。脇侍は観音、勢至菩薩立像。
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国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
もくぞうむそうこくしざぞう / 昭和58年6月6日指定 / 南アルプス市鮎沢 / 古長禅寺
本像は、椅子上に禅定坐を組み、法衣を垂下する等身大の肖像で、坐高82.5cm、桧材寄木造。延文2年(1357)造顕。夢窓は伊勢で生れ、その後市川三郷町の平塩寺で出家、修行した。
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国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
もくぞうだいにちにょらいざぞうおよびしはらみつぼさつぞう / 平成3年6月21日指定 / 南アルプス市山寺 / 宝珠寺
大日如来は坐高101.8cm。小笠原長清の信仰に関わるもので、放光寺(甲州市)の大日如来像が安田義定で東西対照的である。
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国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう / 明治39年9月6日指定 / 北杜市須玉町上津金 / 海岸寺
寄木造、全身戴金を置く。藤原期の作成と推定される。像高54.4cm。(昭和6年盗難) |
国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
もくぞうおおものぬしのかみりゅうぞう / 明治39年9月6日指定 / 笛吹市御坂町二之宮 / 美和神社
国指定の神像は概ね60cm前後の小柄な坐像が多いなかにあって、本像は像高130.6cmに及ぶ巨大なもので、楠材の一木造、彩色の立像である。荘厳荘重、藤原初期の気品ある作風は神像にふさわしいものである。 |
国指定 重要文化財(美術工芸品-彫刻) |
もくぞうたあしょうにんしんきょうざぞう / 昭和58年6月6日指定 / 笛吹市御坂町上黒駒 / 称願寺
桧材寄木造、坐高83.3cm。他阿上人真教は、正応5年(1292)に鎌倉街道の要衝に称願寺を開創した。一般に椅子に趺坐する禅僧像に対し、上畳上に安坐するこの像は、大きく拡げた両袖や、充分に深い膝奥など造形的にもその姿態に安定感がある。 |