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更新日:2017年3月13日

動植物

清らかな水に恵まれ、雄大な森や山々が広がる山梨県には、さまざまな動植物が生息しています。クニマスやフジマリモ、ライチョウなど、ほかでは見ることができないものも多いです。多種多様な動植物は、山梨の豊かな自然を象徴しています。

イヌワシ

南アルプス付近に生息。山地生態系の食物連鎖ピラミッド頂点に位置するため、その存在は森の豊かさを意味します。

カワセミ

背羽根の美しさから「清流の宝石」とも呼ばれるカワセミは、水辺に生息します。「甲府市の鳥」に定められています。

二ホンカモシカ

富士山や南アルプス等の山岳地帯に生息するカモシカは、山梨県の「県の獣」であり、国の特別天然記念物です。

ライチョウ

「氷河期の遺存種」といわれる特別天然記念物。高山に生息する鳥で、南アルプスで確認されています。

オオムラサキ

日本の国蝶で、北杜市の「市の蝶」に定められています。羽を広げると10cm以上になる、大型の蝶です。

サンショウウオ

清流に住む日本固有の両生類です。山梨県では3種のサンショウウオの生息が確認されています。

ホトケドジョウ

山梨県でも忍野村や富士吉田市など限られた地域でしか生息が確認されていない貴重な魚です。流れが穏やかな清流を好みます。

クニマス

70年ほど前に秋田県田沢湖で絶滅したといわれていた日本固有の魚で、2010年に富士五湖のひとつの西湖で発見されました。

ホタル

清流に恵まれ豊かな自然が広がる山梨では、5月から6月の初夏に、ゲンジボタルやヘイケボタルなどが見られます。

フジマリモ

富士五湖に生息するマリモ。北海道阿寒湖の新種のマリモと言われていて、山梨はマリモの生息地として南限です。山梨県の指定天然記念物です。

梅花藻

清浄な流水の中でした生息できない可憐な花で、7~8月に水面に白い小さな花を咲かせます。忍野八海や忍野を流れる小川で見られ、2メートル近くまで成長する長い茎が水中に揺らめいています。