ホーム > 水の恵み > 水の歴史と文化をたどる > ダム

ここから本文です。

更新日:2017年3月13日

ダム

水害が多かった山梨県には各地にダムがあります。洪水調節、灌漑用水や水道水の確保、さらに水力発電など多目的に使われているところが多くあります。ダム湖の周辺には遊歩道などもあり、美しい景色を楽しめるスポットとしても親しまれています。

広瀬ダム

笛吹川は豊富な水量により流城を潤す反面、明治時代には氾濫により大きな被害を与えた歴史もあります。山梨県管理ダムのうち、最初に造られたダムで、隣接する公園の展望テラスからは奥秩父山系の雄大な山容と広瀬湖の美しい景色を眺望できます。

荒川ダム

荒川は、国師ヶ岳に源を発し、途中渓谷美を誇る御岳昇仙峡を経て南流する一級河川です。洪水調節に合わせて、甲府市に上水道用水を供給する多目的ダムとして建設されました。ダム湖である能泉湖と森林が生み出す美しい景観を楽しむことができます。

大門ダム

大門川は、八ヶ岳に源を発します。河川の勾配が急なため、明治の大水害や伊勢湾台風で大きな被害をあたえたことから、ダムが建設されました。秋にはダムの周りの木々が色づき、水面に映る美しい紅葉が魅力です。

塩川ダム

塩川は奥秩父山系の高峰金峰山に源を発し、富士川に合流する一級河川です。ダムは多目的ダムとして建設され、洪水調節と、地域へのかんがい用水と水道用水供給、さらに水力発電も行ない、水資源の有効利用を図っています。

深城ダム

大月市を流れる一級河川葛野川にある、山梨県で5番目の多目的ダムで水力発電も行われています。ダム湖には「シオジの森ふかしろ湖」という名がつけられ、地域で親しまれています。

琴川ダム

富士川水系の琴川にある、1464mの標高日本一のダムです。ダム湖は乙女湖の名で知られ、遊歩道や展望台もあり、展望台広場からは周辺の壮大な眺望を楽しむことができます。