ホーム > 水を育み、活かす > やまなし「水」ブランド戦略

ここから本文です。

更新日:2021年10月5日

やまなし「水」ブランド戦略

梨県では、三大都市圏を対象とするマーケティング調査及び県民意識調査の結果や、水に関する専門家等からなる、やまなし「水」ブランド戦略アドバイザー会議の意見などを踏まえ、豊かで良質な水を生かした本県のイメージアップ、地域・産業の活性化を図るための総合的な指針として、やまなし「水」ブランド戦略を策定しました。

戦略は、持続可能な水利用を前提に、健全な水循環を守り育てる「育水」という考え方を基本に置いた上で、健全で豊かな森林づくりを進め、水源涵養機能を強化するとともに、県や市町村、企業、団体など様々な主体により適切に保全された環境の中で産み出される、「豊か」で「きれい」な山梨の水の魅力を国内外に向けてPRし、浸透させていくことにより、本県の良質な水のブランド力、さらには、山梨という地域そのもののブランド力の向上を目指すものです。

た、本県の水資源が持つ優位性を県経済の活性化や地域・産業の振興につなげるため、観光・ブランド化への活用や、水資源を生かした新たな事業の創出に向けた方向性を示すものです。

育水日本一やまなし」を戦略展開の目標とするとともに、ブランド確立のイメージとして「水の聖地やまなし」を掲げ、その実現を目指していきます。

戦略の役割

  • やまなし「水」ブランドに関わる施策や事業の総合的な指針となるもの
  • 水に関わる庁内ブランド戦略の基本的な方向を示すもの
  • 水に関わる民間事業者、民間団体、行政その他様々な主体が本県の良質な水そのもの、並びに水に関わるすべての県産品や観光資源、歴史・文化資源その他の地域資源のブランド化に取り組む際の指針となるもの

戦略の位置付け

戦略展開の目標

「育水日本一やまなし」

  • 持続可能な水利用を前提に、健全な水循環を守り育てる「育水」という考え方を基本に置いた上で、様々な主体の参加と連携の下、健全で豊かな森林づくりを進め、水源涵養機能を強化するとともに、県経済の活性化、地域・産業の振興に向けて、水の有効活用を図っていきます。
  • 県や市町村、企業、団体など様々な主体により適切に保全された環境の中で産み出される、「豊か」で「きれい」な山梨の水の魅力を積極的にPRしていくことにより、本県の良質な水のブランド力、さらには、山梨という地域そのもののブランド力の向上を目指していきます。

やまなし「水」ブランド確立のイメージ(目指す姿)

「水の聖地やまなし」

  • 水源林、水質・水環境、地下水・温泉資源が保全され、飲み水の安全・安心が確保され、美しい水景観が整備されています。
  • 本県の良質な水のブランドイメージが、県内外で広く認識され、山梨という地域そのもののブランドイメージと強固に結合し、本県が高いブランド価値、地域ブランド力を獲得しています。
  • 県民総ぐるみによる育水の取り組みが水文化として定着し、連帯感、共感の意識が醸成されています。
  • 本県のブランドイメージの向上等により、郷土への強い誇り、愛着が形成されています。
  • 付加価値としての水のブランド力を生かした差別化、ブランド化により、水に関わる県産品や観光資源、歴史・文化資源その他の地域資源の競争力向上、選択優位性強化が図られています。
  • 付加価値としての水のブランド力を生かした企業誘致、新たな事業の創出等により、県経済の活性化、地域・産業の振興が図られています。
  • 水の魅力を生かした観光振興、交流人口の拡大、移住・定住の促進が図られています。

やまなし「水」ブランド確立に向けた戦略

水」の価値基盤、イメージ、付加価値、魅力活用の4分野にわたって6つの戦略を設け、本県の水資源の維持・強化、県産品の競争力強化による地域産業の活性化や、観光振興、交流人口の拡大など、各分野にわたって施策の方向性を示しています。

戦略推進の仕組み

略を着実に推進するため、産学官の連携による「やまなし育水研究会議」を新たに設立し、育水に関わる研究連携や情報共有を図り、本県の水のホームドクターとして、水質・水環境の評価・チェック機能を果たしていくとともに、長期的視点に立って、本県の水資源の保全と有効利用を図るための仕組み作りを進めていきます。

た、水ブランドに係る施策を全庁的に展開し、育水の推進や、県内外へのPRなどを図るとともに、様々な主体の参加と連携による取り組みを進めていきます。

本文の目次とダウンロード

 

 やまなし「水」マーケティング調査(山梨の水に関する意識調査)

平成27年度調査結果

令和3年度調査結果