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山梨県警察本部 > 暮らしの安心情報 > わが子を明るく健やかに育てるために

更新日:2011年1月26日

ここから本文です。

わが子を明るく健やかに育てるために

わが子を明るく健やかに育てるために(PDF:1,559KB)

 1.家庭における非行防止のポイント

子どもが健やかに成長するためには、親子がふれあい、明るく、温もりのある家庭が必要です。

 

経済の発展とともに、社会や各家庭に物資が豊富になり何一つ不自由なく暮らせるようになった今日ですが、このような中で、社会の発展に逆行するかのように心を荒廃させ非行に走る少年たちが後を絶ちません。

 

昭和58年から戦後最高のピークにあった少年非行も平成元年から、減少傾向を示してきました。しかし、少子化の進む中では、一概に減少しているとは言えない状況です。

 

非行少年の多くは、本人自身の規範意識の低さもありますが、それ以上に幼児期からの生活のベースとなる家庭の温かさや大切な「しつけ」が欠けている場合が少なくありません。

 

次代を担う少年を非行に走らせないためには、少年の生活の基本となる家庭生活に心の安らぎが用意されなければなりません。

 

大人社会は仕事と交際関係で多忙を極めていますが、子ども社会とて同じことといえます。子どもの生活に大人は大きな関心を寄せ、多方面にわたる気配りをしてあげなくてはなりません。子どもの顔色・服装・持ち物など、声なき声にも耳を傾け、共に悩んだり・喜んだり、また、日々の成長に万雷の拍手を送ってあげたりして、子どもと一緒に歩んでいく親・家族の人間関係が渇望されます。幼児の社会を知るには「幼児の目の高さに大人の目を合わせよ」とも言います。子どもの健全な成長を願う、我々、大人は子どもの心にそっと心を寄せ温かく見守り育てていくという、ごくあたりまえのことが重要といえます。

 

〈小さい時からしつけることを忘れるな〉

家庭におけるしつけや養育には大別すると次の2つの場があると考えられます。

  • 一つは、親が積極的に日々の生活の中で教え込んでいく場
  • 一つは、親の背を見せる、親の日々の生活態度を見せ、感じ取らせていく場

子どもへの親の態度を常に大切にし、望ましい社会人に成長させていこうとする日々の実践が大切です。

好ましい生活習慣の形成は、幼児期からのきちんとしたしつけから始まります。

  • 生活の基本マナーを日々の生活の折にしっかり身につけさせる。
  • かわいいだけの養育は子どもにとって迷惑です。

子どもを甘やかすな

  • 子どもの要望を次から次に満たしていくようなまちがった物わかりの良い親であることには要注意です。
  • がまんすることやつらさに耐えることも教え、たくましい心を育てることが大切です。

善悪のけじめはきびしく教えよう

  • うそや約束違反にはきびしい態度で臨む。
  • やって良いこと、悪いことのけじめはくり返し教える。
  • 悪い行為には、き然とした態度を示し、他人の子どもでも注意する。

子どもを放任するな

  • 子どもの不始末は親の不始末です。子どものしつけや行為には責任を持つ。
  • 手は離しても目は離すな、身のまわりや言動に注意を払う。
  • 家族会議で家庭の約束(きまり)をつくり協力する態度や規範意識を育てる。
    〈親の生活態度や行動を見習って成長します〉

親の権威を失うな

  • しつけの基本は、昔も今も変わらない。
  • しかるべき時には、き然とした態度でしかる。
  • 子どもに教えたことは、自分で範を示す。
  • ふしだらな親は子どもの信頼を失う。
  • 子どもの要求に応えられることと応えられないことをはっきりする。

親子の対話は、暖かい雰囲気づくりから

  • 食事は家族が揃ってとるように心がける。
  • 夫婦の明るい会話を日々、示す。
  • 子どもの話しかけに真剣に応える。
  • 親の立場で聞き、子どもの立場になって考えを話す。

二つしかったら、三つほめる心がけを

  • ほめることや良さを認める接し方は、子どもにやる気と励みを与えます。
  • 頭ごなしや、ムラのある感情的なしかり方は逆効果です。
  • 子どもの自立心や自主性を尊重し、目標や希望を持たせることが大切です。

子どもに過度の期待をかけるな

  • 親の一方的願望や見栄で子どもをかり立てない。
  • 兄弟や友だちを引き合いに出して比較しない。
  • 子どものやる気を起こす無理のない目標を持たせ励ます。
  • 過度の干渉を避けて自立化を助ける。

働く姿をとおして勤労の貴さを教えよう

  • 家の手伝いをさせ家族の絆を深めさせる。
  • ○父母の働く姿を見つめさせるようにし、勤労の尊さを教える。

 4.少年の心理

児童期 (学齢期から小学校6年頃まで)

心身ともに幼く、稚気に満ちた行動をとるのが特徴ですが、生活の基本的ルールをきちんとしつける大切な時期です。

活動的で活気がある

いつも動きまわっており仲々じっとしていません。

模倣性、好奇心が強い

よい悪いにつけ大人や友だちのまねをする。人の持っている物を欲しがる。未知の世界に対する好奇心が強く、他愛ないことに興味を持ったり、詮索したりする。

空想的

子どもらしい空想にふけり、夢をいだき、おとぎ話や漫画をみて、空想と現実を近藤する、テレビ等の影響も受けやすい。

残忍性、破壊性、服従性

虫を平気で殺したり、猫や子犬をいじめたり、おもちゃを壊したりする等の残忍性、破壊性がかるかと思うと、腕力の強い子どもの言うことを、素直に聞く服従性があります。また、罪の意識もなく、人のものをとったり、いたずら半分に火遊びをする等思いがけない非行を犯してしまうことがある。

少年期 (中学校初期から19才ころまで)

 ~友達関係の注意が大切です~

身体的には、男女とも9~10才をさかいに長足の発達を示し、17~18才ごろまでには大人に近い体格になり、精神的にも同じような発達を示すなど、大人への成長発達の過程にあるが、心身はまだ未熟で情緒的には不安定である。

自我の確立

中学生ころから、自分というものを意識し、名誉心や自己主張が強く、親や教師、年長者の言うことは素直に聞かなくなります。大勢の前でしかられたり、軽蔑されると内心、自分では悪いと思っていても極端に反抗するなど、自己の存在を示そうとします。

集団性、社交性

新しい友達を求めたり、家庭外の行動に興味を持つ、集団生活の場では、群集心理に左右され、衝動的な集団非行に発展したり、類は友を呼ぶ式で非行性のある少年達だけで、グループをつくり、集団非行を重ねるといったケースが生じがちです。

論理性、合理性、空想性

自我の確立とともに、ものごとに論理性、合理性を求め批判的傾向が強く出てくる。新しい経験にあこがれ思想や人生観など精神世界を理解できるようになる。

この年代は、論理性を求める反面空想的な面を持ち、自分の能力を過大に評価し現実とのギャップが生じ、理想が容易に達せられないことを知ると自己嫌悪におちいる。やがて劣等感となり内攻あるいは逆に虚勢等となって現れる。

性のめざめ

性的に敏感となって、異性に強い関心を持ち、美しい恋愛にあこがれる。恋愛小説、ビデオ、ポルノ雑誌、絵、写真から性的刺激を求める。理性の発達が伴わないことから時に衝動的な直接行動に走ることがある。

中学生の場合

~友達に影響されやすい~

思春期特有の情緒的な同様が大きく、ちょっとしたきっかけで非行に走ることがある。友達関係の影響も大きく、集団的非行も現れる。急激な変化を見せる時期である。

高校生を始め年長者の場合

~本人の意志や気持ちを尊重し、励まし、力づけることによって自覚を促してやる~

劣等感や悩みが強く、親や先生、雇い主に対して反抗心を抱くようになり、将来に希望が持てなくなると、やけくそになり、せつな的な快楽を求めて遊びまわる。子供扱いや差別的な扱いをされると強く反抗する。自立をめざしての目標や、打ち込めるものを持たせるように心がけることが必要である。

 6.非行化の赤信号

身体の病気の場合、本格的になる前に潜伏期間があり、いろいろな前駆症状があらわれます。非行という心の病気についても同じことが言えます。少年が非行化する時は、いろいろな兆候があらわれるものです。次のようなことに気がついたときは注意しましょう。

第1段階 ・・・初期的症状

  • なんとなく生活に不明な部分がふえてくる。
  • いいわけやウソが多くなる。
  • 手紙や電話を気にするようになる家族と一緒にいることをなんとなくさけるようになる。
  • なんでもないことでも、ちょっと注意すると、ひどく反抗したり、ふくれたりして、喜怒哀楽がはげしくなる。
  • 携帯電話を欲しがる。
  • 服装・髪型・持ち物に必要以上に気をつかうようになる。
  • 帰宅時間が不規則になる。
  • 食欲がおちてくる。
  • 家の手伝いをしなくなる。
  • 趣味が変わる。

この段階の症状は思春期の一般変化とも考えられるから、直ちに非行化への潜伏症状と心配し、本人に積極的に働きかけるほどのことはないが、子どもから目を離さず、子どもの立場に親の身をおき、しっかり見守ってやることが大切です。

第2段階 ・・・非行への接触

  • キョトキョトとして態度が落ち着かなくなる。
  • 言葉づかいが荒くなり、隠語などを使う。
  • 成績が急激に下がる。
  • 深夜に携帯電話で呼び出されることが多くなる。
  • 所持品に見なれないものがふえる。
  • 夜間の外出が多くなる。
  • 行き先を聞いても素直に言わない。
  • 金づかいが荒くなり、使途もはっきりしない。
  • 服装・髪型が乱れる。
  • ライターなどを時々持ちあるく。
  • 遊びからの帰宅時に衣服や息にタバコの臭いがする。
  • 異性や見なれないタイプの友人が訪ねてくる。

この段階でくいとめるかどうかが非行防止のポイントです。子供と話し合いができる基盤が家庭にあれば事態は悪化しません。

第3段階 ・・・非行への転落

  • 酒を飲んで帰宅する。
  • たばこを公然と吸う。
  • シンナーなどを隠し持っていたり、衣服や吐く息に酸っぱいような揮発性のニオイがする。
  • 刃物など凶器類を持ち歩く。
  • 深夜にさかり場などをうろつく。
  • 家出をくり返す。
  • 無断外泊をする。
  • 家を出ても学校は欠席している。
  • 家の金や品物を無断で持ち出す。
  • オートバイや車に夢中になり、夜間乗り回す。

この段階の少年は不良行為少年にあたります。一刻も早く専門的な指導助言が必要です。

 8.初発型非行の防止(万引きの防止)

万引きは、中・高生に多く、スリル感や遊び感覚で発展する恐れを持っています。一度成功するとやみつきになり、罪の意識がうすれ、つかるまで続けます。

万引き少年の特徴と傾向

  • ほとんどが中・高生です。
  • 約半数が2人以上の複数での万引きです。
  • 万引きする品物は身近で使う品物が多く、動機は遊び心、好奇心、スリル感などです。

万引きをさせないために

  • 他人の物に手を出す事や万引きは犯罪であり悪であることをしっかり教える。
  • 友達の誘惑を受けやすい非行なので、友人との交友関係には十分注意する。
  • 目的もなく、また子どもだけでスーパーやデパート等に出入りさせない。
  • 子どもの持ち物にはいつも気を配り、見なれない物を持っていたら確かめる。
    見なれない物を友だちから借りたとか、もらったという場合相手方の親に確かめる。

万引きは最初の指導が大切

  • 冷静な気持ちで子どもの言い分を聞き、犯罪であることをきちんとわからせる。
  • 親だけでなく、子どもにもきちんと謝罪させる。

こんな親の態度では困ります

  • お金で買いとることで済まそうとする親
  • 父親に内緒にしておく母親
  • 恥だと世間体ばかり気にしている親
  • 学校に知れることばかり気にする親

業者の皆さんの対策

  • 売り場、陳列方法を改善し、万引きの未然防止を図る。
  • 子どもへの声かけなど、すきを与えない。
  • 健全育成及び再犯防止の為に、発見時の処置を適切にしてやる。

(乗り物盗の防止)

初発型非行の中で、万引きとともに多いのがオートバイ盗を中心とする乗り物盗です。乗り物盗は、窃盗の他に無免許運転や交通事故ともつながっています。

乗り物盗の現況

  • 窃盗犯の手口別順位を見ると、1.万引き2.自転車盗3.オートバイ盗となっており、この3つで全刑法犯の約半数を占めております。

乗り物盗少年の特徴と傾向

  • オートバイ等に異常な関心、興味を持つ。
  • 複数での犯行が多く、盗みを重ねたり改造して乗り回し、人の迷惑を省みなくなる。
  • 自転車盗は夕方、オートバイ盗は夜中など深夜はいかい中に多い。
  • 盗むというより「ちょっと乗ってみたくて」など気軽な気持ちで罪の意識が極めて薄い。

乗り物盗をさせないために

  • 日頃から善悪のけじめをつけておく。
  • 子どもの交友関係や行動に気を配り、特に夜間の外出はさせない。
  • オートバイ等に興味を持つ年頃だからと見過ごさない。
  • 家庭におけるオートバイ、自転車には鍵をかける。
  • 隣近所や地域社会によびかけ駐輪場の整頓管理に努めてもらうなど、特に放置車両のない環境づくりをする。
    初発型非行とは、万引きやオートバイ盗、自転車盗、占有離脱物横領(持ち主がはっきりしない物を持ち去る)をいいます。

 10.少年の喫煙・飲酒の防止

「酒、たばこ」は非行化への第一歩です。よく非行グループの結束の象徴として使われており、やがて次の段階へとエスカレートして行く前兆であると考えます。

なぜ、飲み、吸うのか

  • 好奇心からの背のびや大人への憧れ、また友だちや先輩に勧められて。
  • 仲間意識、仲間から評価されるようにして自己の存在を保とうとするために。
  • 劣等感の代償として、かっこうをつけたり、虚勢をはったりするために。
  • 大人達の権威への反抗、禁じられていることに対する否定的態度から。

等々からグループへのつながりを深め、非行への深みにはまりこんでいきます。

たばこ、酒ぐらいと軽く見すごしてはいませんか

「いまどき、たばこぐらいで」とか「隠れて吸われるよりは」など軽く見過ごしたり、容認している家庭や大人たちが見受けられます。

少年の喫煙、飲酒は法律で禁じられています。法律は最小限の道徳を決めたものですが、社会のきまり、集団生活のルールを身につけさせるため大人は厳しい態度で改めさせることが大事です。

喫煙、飲酒の防止

  • 親は子の喫煙、飲酒に厳しい態度で臨む。「見て見ぬふり」「物わかりのいい」という態度は禁物。
  • 少年の個室は喫煙室になりやすい。親は早く見つけて改めさせる。
  • 喫茶店、下宿、アパート、公園、車内などは喫煙のたまり場になりやすい。大人の責任で少年に愛の一声をかけてやる。
  • 煙草、酒の自動販売機業者や小売店では、少年には販売しないよう注意し、非行から少年を守る環境づくりに努める。また、平成12年12月1日法律の改正により、未成年者に酒・煙草を売った販売業者等も処罰をうけることとなりました。
    家庭では中学生・高校生の年代になった子どもに、早い時期に煙草・酒の害を教える。
  • 人間の一生で、煙草を吸った本数が多いほど、ガンや心臓病で死亡する危険度は高いことが医学的に確かめられている。
  • 職場でも未成年者に注意し指導する。

 11.性非行の防止

援助交際や不健全性行為などの正否公で保護・補導される少年が増えています。女子少年のなかには暴力団の毒牙にかかって覚せい剤をうたれたり、売春を強要されるなど、一時の迷いや安易な動機から深みにはまり転落する少年が少なくありません。

性非行に走った動機

  • 愛情欲求不満の代償として、自ら進んで誘われるままにズルズルと。
  • 性の商品化など不健全文化の影響により、興味や好奇心に刺激されて。
  • 遊び気分で何気なくとか、皆やっているから。
  • 好きだから、誰にも迷惑をかけていないなど代償行動を合理化して。
  • 遊ぶ金が得られるから。(面倒を見てもらっているのだから当然だ、と簡単に性関係に入っていく。)

性非行には

  • 強姦
  • ち漢
  • 下着盗
  • わいせつ行為
  • 不健全性行為
  • 売春などがある。

性非行の防止

  • 女子少年の非行、不良行為は不健全性行為等から急速に性非行の深みに入ってしまいます。非行のきざしに、とくに注意をはらうことが必要です。
  • 親は子の性教育に正しい知識と理解を深め、性について、さけることなく積極的に教えていくことが必要です。
  • 安易な性非行が心身を害し、ひいては性病、エイズ、妊娠(中絶)につながることをよく理解させる。
  • 日ごろから正しい性知識や男女のちがいを教え、愛や生命を育むことについて考えさせる。
  • 家庭の中は常に明るく、朗らかな雰囲気の中で気軽に性について話し合うことが大切です。
  • 家庭での愛情欲求が満たされないと、外に安らぎを求めて家出や男性・女性依存など性非行に走るきっかけになります。
  • ポルノ雑誌やビデオ・低俗雑誌等を家庭に持ち込まないことも大切です。
  • 夜の外出や、友だちの家への外出などはできるかぎりさせない。やむを得ず許すときには目的をはっきりさせ、ルールを守らせる。
  • スポーツや趣味など、生活の中に打ちこめるものを持たせる。

福祉犯罪の被害防止

  • 福祉犯罪とは、本来保護し、その健全育成を図るべき少年を食いものにする、大人の犯罪です。被害少年のほとんどが女子少年で、家出ともかかわりがあり、性非行や性的被害につながっています。
  • 法令としては、青少年保護育成条例、風俗営業適正化法、売春防止法、児童福祉法、労働基準法等があげられます。
    事例としては
    • コンパニオン業、テレフォンクラブにまつわる接客、少女売春、淫行等。
    • 悪質風俗営業者の支配、年少者雇用等。
    • 少年たちへの覚せい剤、トルエン等の組織的密等々があります。
  • 悪質な大人たちのわなにはまらないよう日頃から子どもたちを教育するとともに、子どもたちの動きや大人社会にも監視の目を向け福祉犯罪防止に努めることが大切です。

 13.暴走族の追放

最近の暴走族は、単に暴走行為をするだけではなく、一般の人に対しての暴行、障害、強盗、恐喝をはじめ、窃盗、暴力行為などの凶悪犯罪を重ね、交通取締中の警察官にも襲いかかるなど悪質化しています。

また、覚せい剤やシンナーを用いたり凶器を携行して暴力団まがいの対立抗争事件を起こし、凶悪化、悪質化の傾向を強め、大きな社会問題となっています。

暴走族への近道

車を欲しがる→単独ドライブ→集団非行→非行→警察・・・補導、これらが暴走族への近道のパターンで、ほとんどが少年たちです。

なぜ暴走族に入るのか

「人として認めてもらいたい」「目立ちたい」「ストレスの解消だ」「仲間が欲しい」「格好がよい」「夜走ることの楽しさと力強さが暴走族にある」と彼らは、口を揃えて言うが、これは、精神的背景に社会やまじめな友だちについていけない少年たちの自己掲示欲や劣等感があるのではないかと考えることができます。

暴走族はこんなことをしている

  • 集団での速度違反、信号無視、道路一杯に広がっての運転や、他の車をからかったり、安全妨害をしたり、安眠を妨げたり、大変迷惑をかけており、本人自身も、危険な運転をしている。
  • スプリングやマフラーをはずし、車高を低くするなど、不法に車両を改造している。
  • ひとたび暴れ出すと集団の力をかりて、パトカーに投石したり火をつける等社会の無法者になる。
  • 少女達を誘い、シンナーを乱用し、不健全性行為、婦女暴行などの犯罪を犯す。
  • 普段でも、非行集団となって凶悪な犯罪を犯したり、集団間の対立抗争などをしている。

こんなことに気をつけよう

  • バイクやオートバイに異常な興味をもつ。
  • 車を改造したり、不必要な装飾品やステッカーをつける。
  • 車の不法改造とか暴走族の集会への参加をあおる不良カー雑誌を読んだり、暴走行為やスピードに強い興味やあこがれを持つ。
  • 土曜日の外出や夜間の外出、外泊が多くなったり、電話なども多くなる。
  • オートバイや自動車を持っている友人との交流がふえる。
  • ししゅう入りの特効服や旗、ハチマキなどを持っている。

次のことに注意して暴走族を追放しよう

  • 子どもの気持ちを理解して、良き相談相手となり、脱退させるよう説得する。
  • 暴走をくり返すことで劣等感から、のがれたり、自分を認めさせようとすることが、いかにみじめなことであるかを話し合い、反社会性や危険性を教える。
  • 若いエネルギーをスポーツや健全な趣味に向けさせる。
  • 車で来る友だちとの交際に気を配り、暴走族のきざしに注意する。
  • 地域ぐるみで「暴走しない、させない、許さない」の三ない運動を徹底する。

 14.覚せい剤等薬物のおそろしさ

覚せい剤等違法薬物や脱法ドラッグの乱用傾向は、一般成人や主婦たちから次代をになう少年、少女の間にまで広がり、凶悪犯罪の誘発など、さまざまな障害を生じ健全な青少年の育成上由々しい問題として、誠に憂うべき事態になっています。

その上、覚せい剤等の薬物や脱法ドラッグは暴力団の資金源にもなっており、一日も早く撲滅しなくてはなりません。

薬物中毒による精神症状

  • 現実には存在しない声が聞こえるといった幻聴、壁や天井のしみが、虫や小動物に見えたりする。
  • 人の顔が化け物に見えるといった幻想。
  • 自分がいつも、誰かに迫害されると思いこむ。
  • 誰かに後をつけられているといった被害妄想におちいる。
  • 自分の家族が誰であるのか全く見分けがつかなくなったり、記憶喪失の症状が出る。
  • 幻聴、幻視、妄想により自制心を失って凶悪犯罪を犯す。
  • 覚せい剤等薬物の常用をやめれば、普通一週間以内に精神症状は消失するが、不安状態や怒りやすいといった不安神経症のような状態は残り、被害妄想、幻覚は、3カ月から5年、なかには10年以上も続く場合がある。

覚せい剤等薬物は、みんなの力で撲滅しよう

  • 覚せい剤、大麻の使用が精神的、肉体的に及ぼす悪影響については深く理解し、これを使用しないよう教える。
  • 家庭、学校、職場、社会教育、その他あらゆる機会を通じて、覚せい剤、大麻等の薬物や機会を通じて、覚せい剤、大麻等の薬物や脱法ドラッグのおそろしさを話し合い、青少年の指導につとめる。
  • 覚せい剤、大麻等薬物を追放するためおかしいと思ったら、すぐ110番する。

 15.シンナー等の乱用防止

シンナーや接着剤は、もともと工業用や工作用などに使うもので、危険な有機溶剤が含まれています。シンナー等の乱用は、最近、減少傾向にありますが、予断を許さない状況にあります。シンナー等を吸入すると、興奮、マヒ、幻覚等の作用があり、頭痛、貧血等の急性中毒をおこし、慢性中毒になると、運動神経、視覚神経がおかされ、成長期の少年の心身をむしばみきわめて有害危険です。

乱用少年の特徴・発見のポイント

  • 顔色が悪い、食欲がない、怠学・怠業が多い。
  • 勉強部屋や衣服、吐く息から揮発性の臭いがする。
  • 酒酔いのようなぼんやり状態やふらふら歩きをする。
  • 壁によりかかったり、座り込んだり、しきりに「つば」を吐き散らしたりする。
  • 口の中やのどが荒れているのでさかんに水を飲む。
  • つじつまの合わないことを言ったり、ロレツがまわらない、ヒステリー状態になる。
  • 不必要なビニール袋やジュースの缶、ビン等を持ち歩いている。
  • 勉強部屋等に寄り集まり、閉じこもっている。

精神面への悪影響

  • 意識混濁、めいてい、もうろうとなる。
  • 手足のしびれ感、吐き気がする。
  • 幻覚、幻聴作用がおこる。
  • 中毒性、長期継続使用、薬物に依存する。
    このため・・・けんかをしかけたり、奇声を発したり、無意識のうちに暴行、傷害、殺人などの犯罪を犯すことがある。学業生活は乱れ学力が低下するだけでなく、自殺に走ることもある。

身体面への悪影響

  • 心臓や肺、その他内臓障害をおこす。
  • 頭痛、貧血をおこし、白血球が減少する。
  • 酸素欠乏でけいれん、呼吸麻ひをおこす。
  • 視神経や運動神経に障害、失明する。
  • 栄養失調をおこす、成長を阻害する。
    常用すると・・・顔は青ざめ、無気力になる、よだれをたらし夢遊病者のようになる、呼吸困難、神経や機能障害による失明、栄養失調など全治困難をきたし、廃人、死亡にいたる。

乱用防止のポイント

〈家庭では〉

  • まず、両親や兄弟など家族にアルコール依存者や依存的生活がないか見直してみる。
  • 普段から子どもにとって心の拠り所となるような家庭であり、家族関係であるよう心がける。
  • シンナー等毒劇物の有害性、危険性を正しく認識し、子どもにも教える。
  • 子どもの生活行動や持ち物・交友関係等に気を配り、個室での生活にも注意の目を向ける。

〈学校では〉

  • 毒物の有害性、危険性、違法性を周知させる。
  • 教材用や実習時等の薬品類の管理に注意する。
  • PTA活動を通して、保護者への理解や地域への協力を求める。
  • 問題性との指導を徹底するが、排除、隔離するのでなく、抱えこみながらの指導を考える。

〈地域では〉

  • 空き家や物かげなど、溜まり場となる場所をなくなど、地域の環境づくりに努める。
  • 乱用している場所や少年を発見したら、見過ごすことなく最寄りの警察に連絡しよう。〈業者は〉
  • 販売時には使いみちや使用者等を確かめ、乱用のおそれのある者には絶対売らない。
  • 事業所などシンナー等を使用するところではその管理には、十分注意を払う。

 17.いじめ

全国的にいじめはここ数年著しく増加しています。もともと潜在化しやすい問題ですので発見しにくいのですが、最近は、暴力、恐かつなど犯罪に近いいじめが多くなってきているのが特徴です。

いじめの種類

  • 1人を集団でとり囲み、殴る蹴るの暴力をふるう。
  • 気に入らない者同士を集団で囲み、中で戦わせて面白がる。
  • 持ち物をかくしたり、壊したりする。
  • 集団で徹底して無視する。
  • 身体的特徴などをとらえて、みんなの前でしつこくののしる。
  • 金や品物を持って来るように強要する。
    この他、肉体的又は身体的に苦痛を与えるいじめは多種多様にわたっています。

いじめの特徴

  • 一般化・・・どんな子も被害者にも加害者にもなる可能性がある。
  • ゲーム化・・・遊び化し、さほど罪悪感を持たない。
  • 徹底化・・・制止する者がいないため、残忍・陰湿化しやすい。
  • 潜在化・・・いじめられている方もなかなか言わないのでいじめが見えにくい。
  • 集団化・・・みんなで一人の子をいじめ責任回避に走る。

こんなサインがでたら要注意

〈家庭でのサイン〉

  • 性格が暗くなり、口数が少なくなる。
  • 家庭から品物やお金を持ち出す。
  • よく物がなくなる。
  • 衣服が汚れていたり、けがをしているとがある。
  • 学校に行きたくないと言い出す。
  • 登校時間になると突然熱が出たり、体の具合が悪くなる。
  • 学校を早退してくる。
  • 外で遊ぶのをいやがり、部屋にとじこもって考えごとをしている。

〈学校でのサイン〉

  • 職員室のまわりをウロウロする。
  • 一人ぽつんとしている。
  • 机や椅子が壊される。
  • 所持品や机などに落書きされる。
  • 何か事件が起こるとその子のせいにされる。
  • 失敗すると大きな声で笑われる。
  • 正しい意見なのに支持されず、やじがとんだりする。
  • 無断で遅刻や早退をする。

家庭の対応

  • 子どもの生活態度をよく見てやってください。
    何か異変に気づいたときはいじめを心配してやって下さい。
  • 何でも話し合える雰囲気づくりに努めてやって下さい。
    子どもの相談相手になってやり、解決の方法を一緒にさがしてやって下さい。
  • 日ごろから善悪のけじめをつけ、人をいたわる優しい心を育てて下さい。
  • いじめを知ったら早いうちに関係する所と相談し、芽のうちに摘みとることが加・被害者ともに禍根のない青春をおくれることになります。
  • 親は、子どもを多面的に評価するように心がけ個性・特性を伸ばし、人それぞれが持つ様々な良さを見い出してやることが大切です。
  • 子どもにとって、親はとにかく頼りになる存在でなくてはなりません。

被害者や周囲がいじめを語りたがらない

  • いじめられているとはなかなか言わない。家庭や両親の前では、弱い子ではなく、明るくいい子でいたいから。
  • いじめられっ子ではないという少年特有の自尊心が大きいため、周囲に相談しない。
  • 周囲に話しても解決できないと諦めている。
  • いじめる子から強引に万引き等をさせられても自分がやったと言い切る。仕返しがこわい。
  • 自分がいじめの加害者に立候補することによって、それ以後のいじめから逃れ、逆にいじめ側に回ることもある。処世術である。だからいじめをとがめられても「俺たちは遊んでいるだけだよ」と言って逃れてしまう。
  • 「私は今の仲間が好きだ。好きで入っている」と言い切る。
  • 集団の裏切り者、密告者と見なされ、集団から切り捨てられ、今度は自分が集団から無視されることへの恐ろしさがある。
  • 自分がいじめられていないから、たいしたこととも思わず、辛さも理解していない。

最近、いじめが少年たちの生活の中に溶け込んでしまっていて、ますます外から見えなくなってきています。いじめが増加しているということは、少年たちのストレスが高まっているということでしょうか。

 19.刃物事件防止

平成10年頃から、少年による刃物を使用した痛ましい事件が全国で相次ぎ、本県でも平成10年に中学生による刃物使用事件が発生し、大きな社会問題となりました。関係各機関が連携を強化しながら、このような不幸な事件の再発を絶対に防止しなければなりません。

刃物事件防止のポイント

〈学校では〉

  • ナイフなどの刃物を目的もなく、携帯することは法律で禁止されていることを周知徹底する。
  • 命の尊さを教え、人を殺したり傷つけたりすることは絶対にゆるされないことであることを指導する。
  • 危険物や不要物を学校に持ち込ませないようにする。
  • 児童生徒と教職員との信頼関係をより一層深める。
  • 児童会・生徒会活動において、問題行動防止のための児童生徒の自主的な取り組みを進める。

〈家庭では〉

  • 親子の触れ合いを大切にする。
  • 命の尊さについて語り合う場を設ける。
  • 子供自身の規範意識の啓発のため、子供に語りかける。
  • 社会生活をおくるうえで善悪の判断ができるしつけを行う。
  • 子供の小さな悩みも真剣に聴いてやれるよう、ふだんから親子が対話できる雰囲気作りを心がける。
  • 子供の行動・持ち物の変化に注意する。
  • 困ったことがあったら、学校・警察などに相談する。

 20.少年の自殺の防止

子供が健やかに育つことは、親の一番の願いです。子供が一人前の大人に成長する前に自らの命を絶つことは、親にとって、こんなに悲しいことはありません。少年の自殺は注意していれば防ぐことができると言われています。

自殺防止のために

  • 自殺のサインを見落とすな。
    自殺者の75%は生前、なんらかの形で「悩み」や「死」と言う言葉をもらしている。
  • 子供は孤独にするな。
    親が考えると幸せと子供の望みが一致するとは限りません。何もかも十分に与えているから不足はないはずだと思ってはいけません。暖かい思いやりが大切です。
  • 死の教育をするな。
    「死んだ気になってやれ」「死ぬ気になってやればできないことはない」と激励のつもりが、聞いている方では「そんなら死んだ方がましだ」ということになっていることに気がつかないことがあります。
  • 子供の頭で考えよう。
    子供なりの心配や悩みを持っています。どんな遊びをしているのか、どんなことに興味を持っているのか、日常のなにげないふれあいから全体を知る努力と子どもの立場で考えよう。
  • 親子はいつも話し合おう。
    中学、高校生になるにつれて親子の間の不協和音は、ますます高くなります。対話とは、片方だけが一方的に話すことではありません。片方だけが一方的に話すことではありません。文字どおりお互いに話し合うことです。
  • 親は子供の聞き役にまわれ。
    子供の不安や悩みを十分に聞き、立場を理解してやってください。そのうえで親の意見や経験を話してやることが安心感や信頼感へとなっていきます。
  • 夫婦は仲良く、円満に、家庭の中はいつも笑顔を。
    子供は親の日常生活や行動を見ています。親の心を敏感に受け止めています。いつも明るく、楽しい家庭であることが必要です。
  • 親は子供の良き手本になれ。
    子供は「模倣で育つ」ともいわれています。
  • しつけは普段から。
    しつけとは、わが子が生きてゆく知恵を豊かに身につけていくために、親が心を砕いて毎日すこしずつ積み重ねていくものです。

 21.家出は転落の第一歩

安易な気持ちで家出するが、当面するのが食と住です。友人を頼ったとしてもまともな人でないことが多く、いずれはお金も泊まるところもなくなり、途方にくれます。

そんな時、声をかけてくれた人をつい頼ったり、言葉巧みに近づく大人の誘いに簡単にのせられ、覚せい剤をうたれたり、売春、淫行等の被害者となり悲惨な目にあっている事犯が各地に発生しています。

女子の場合は、殆どが性犯罪にからんでおり家出が長びく程危険が増します。

最近の傾向

  • 家出少年は、男子も女子もほぼ同じ位
  • 学職別では、中・高校生が多い。
  • 家出の原因
    家庭問題や好奇心、放浪癖などである。

家出防止のポイント

特効薬はありませんが、人間関係がうまく機能している、笑顔のある明るい家庭であることが第一でしょう。次のようなことはどうでしょうか。

  • 家庭内に子供の役割を尊重したり、存在を認めあえるような人間関係を築く。
  • どんな小さな悩みも、真剣に聞いてやったり、何でも話し合える明るい家庭をつくる。
  • 過保護・放任で甘やかすことなく、日常のしつけの中で、重荷に耐え、困難にうち勝つ心の抵抗力を育てるように心がける。
  • 家出前にはその兆候がどこかに表れるので日常生活の態度などの変化に気を配る。
  • 友だちに同情した家出も少なくないので友だちの行動や変化にも心を配るようにする。

捜索願いは早めに

  • 転落の速さやそれに伴う危険を考えると一刻も早い届出が必要です。特に、次のような場合にはためらわずに捜索願を出してください。
    • 誘拐のおそれのあるとき。
    • 事件をおこすおそれのあるとき。
    • 事故が予想されるようなとき。
    • 自殺のおそれのあるとき。

 22.誘かいから子供を守るために

子供の誘かいは、いつも生命に危険が及ぶおそろしいものです。大人の言葉を信じて疑わない純真な子供をだます誘かい事件は最も憎むべき犯罪です。最近、近県で悪質事犯が発生しています。

子どもに対するしつけ

  • 知らない人から誘われても絶対について行かない。
  • 知らない人から物を買ってやるからと言われても、ついて行かない。
  • 知らない人の車には絶対乗らない。
  • 知らない人に無理に、連れて行かれそうになったら、大声で助けを呼び逃げる。
  • 知らない人に道を尋ねられたら、その場で教え、決してついて行かない。
  • 友だちが知らない人に、連れて行かれそうになったら、大声を出して助けを求めたり、近くの大人に知らせる。
  • 暗くなるまで遊ばない。明るいうちに家にかえる。

家族の注意

  • 遊びに出るときは、行先や友だちの名前を言わせる。
  • 子供一人遊びは危険、大勢の友だちと遊ばせる。
  • 子供の遊び場所を確かめておき、ときどき様子をみる。
  • 子供を残して外出するときは、近所によく頼んでおく。
  • 通学、通園は集団で、定められた通学路を通るようにする。
  • 塾などの行き帰りは、人通りのある明るい道を選び、友達と一緒に往復する。
  • 子供が見えなくなったり、夜になっても帰らないときは、早く110番する。

幼稚園、学校の先生の注意

  • 家族以外から、子どもの面会申込みや電話による呼び出しがあったときは、用件を確かめ立ち会うようにする。
  • 家族等が急病、事故などという連絡を受けたときは真偽を確かめてから、最も安全な方法をとって帰宅させるようにする。
  • 集団登下校を指導する。

地域ぐるみの対策

  • よその子どもでもお互いに、よく気をつけ合う。
  • 暗くなるまで遊んでいる子どもを見かけたら早く帰るよう、一声かけてやる。
  • 不自然に、子どもを連れている不審者を見かけたときは、おくせずに、一声かけて確かめるか、すぐ110番する。

 23.少年の環境浄化

少年非行の増加は、少年を取り巻く社会環境の悪化と深いかかわりあいがあります。少年を健全に育成するためには、良い環境づくりが必要です。そのためには、地域の方々の総ぐるみによる環境浄化活動を推進することが求められます。

営利追求のために有害な環境をつくりだす大人社会の責任は非常に重いと言わざるを得ません。

好ましくない環境

  • いかがわしいポスターや広告等
  • いかがわしい雑誌やビデオを収納し販売している自動販売機
  • 喫煙・飲酒を助長し少年の溜まり場化しているディスコ、カラオケボックス等
  • 少年の射幸心をそそり、溜まり場化している遊技場等
  • 少年の性的感情を刺激したり、残虐性を助長するおそれのある映画、雑誌、ビデオ、パソコンソフト等の有害メディア
  • 少年たちに好奇心を抱かせ、甘い罠を仕掛けてくるテレホンクラブ、伝言ダイヤル、ツーショットダイヤル

「出会い系サイト」の新法律が施行されました

最近、インターネットや携帯電話が普及し、「出会い系サイト」を少年が利用できるようになっています。

好奇心から「出会い系サイト」に書き込み等をして、さまざまな犯罪の被害にあう少年が急増しています。

【出会い系サイトには危険がいっぱい】

「出会い系サイト」は、名前などを隠したままで、その内容に嘘・偽りが有り、さまざまな異性との交際ができることから、犯罪者にとっても便利なシステムとなっています。

児童が「出会い系サイト」を利用した結果、凶悪な犯罪に巻き込まれる事件もたくさん起きており、非常に危険です。

このような事態から「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」が平成15年6月13日公布され、9月13日施行されました。

この法律は、インターネット異性紹介事業の利用に起因する犯罪から児童を保護し、児童の健全育成に資することを目的としています。(児童とは18歳未満の者をいう。)

【インターネット異性紹介事業とは】

異性と交際を希望する者の求めに応じて、情報をインターネット上に公衆が閲覧できる状態にして、それを閲覧した異性交際希望者がメールで相互に連絡できるようにする役務を提供する事業(有償・無償を問わない。)をいいます。

  1. インターネット異性紹介事業者の規制
    • (1)インターネット異性紹介事業者は児童がインターネット異性紹介事業を利用してはならないことを伝達しなければならない。
    • (2)利用者が児童でないことの確認をする。
    • (3)事業者は、その事業を利用して行われる児童の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するための措置を講じなければならない。
    • (1)、(2)に違反すると(6カ月以下の懲役又は100万円以下の罰金)
    • (2)に違反すると是正命令
  2. 保護者等の責務
    • (1)児童の保護者は、児童によるインターネット異性紹介事業の利用を防止するために必要な措置を講じなければならない。
  3. 児童に係る誘引の規制
    • (1)「出会い系サイト」を利用して児童を対象とする下記の行為を禁止
      ア 児童を性行等の相手方となるように誘引すること。
      イ 対象を示して交際の相手方となるように誘引すること。
      (違反した者は、100万円以下の罰金)
      (児童は少年法の規定により家庭裁判所に送致)

 25.少年相談

少年非行は近年、凶悪事件が相次ぐなど深刻な社会問題となっております。少年を非行に走らせないためには、前兆となる喫煙や飲酒など不良行為の段階を見逃さず、原因となる少年の抱える悩みや問題を解消してやることが必要です。また、女子の性的被害、いじめ、児童虐待などの少年が被害者となるケースも増えていますが、被害少年には精神的援助を行うことが重要となっています。

 

警察では警察本部に少年サポートセンターを設置し、専門の職員が様々な相談を受け、関係する機関や少年補導員等の民間ボランティアとも連携して、助言や指導を行っています。

親や先生などにも悩みや心配ごとを打ち明けられないでいる少年や、子どものことで心配している保護者のために、電話で気軽に相談できる「ヤング・テレホン・コーナー」やメールでの相談も、同時に開設しています。

また、県下の各警察署においても相談を受け付けています。いずれも、相談は無料ですし、秘密は厳守されますので、安心して利用してください。

相談専用電話

  • ヤングテレホン甲府(055)235-4444
  • ヤングテレホン吉田(0555)22-4444
  • 相談受付日時月曜日~金曜日
    午前8時30分~午後5時

メール相談

各警察署相談窓口、電話番号

警察署 電話番号 警察署 電話番号

甲府警察署生活安全課

(055)232-0110

南部警察署刑事生活安全課

(0556)64-3301

南甲府警察署生活安全課

(055)243-0110

笛吹警察署生活安全課

(055)262-0110

南アルプス警察署刑事生活安全課

(055)282-0110

日下部警察署刑事生活安全課

(0553)22-0110

韮崎警察署刑事生活安全課

(0551)22-0110

富士吉田警察署生活安全課

(0554)22-0110

北杜警察署刑事生活安全課

(0551)32-3111

大月警察署生活安全課

(0554)22-0110

鰍沢警察署刑事生活安全課

(0556)22-0110

上野原警察署刑事生活安全課

(0554)63-0110

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県警察本部少年課 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(235)2121(代表)  

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