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山梨県内における刑法犯は、自転車盗などの街頭犯罪や住宅を対象とする侵入窃盗が依然として高水準で発生している状況です。
県警察では、県民の皆様が不安を感じる、これらの身近な犯罪を抑止するため、犯罪抑止総合対策を推進しています。
自転車・オートバイ盗難対策
平成30年中の自転車盗難の被害は、529件(前年比-121件)、オートバイ盗難の被害は、181件(前年比-85件)と減少しました。
自転車盗難のうち、335件(約63.3%)が無施錠、オートバイ盗難は39件(約21.5%)がキー付きの状態で被害に遭っているのが現状です。
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自動車盗難対策
平成30年中の自動車盗難の被害は、51件(前年比+8)と増加しました。
自動車盗難のうち、22件(約43.1%)がキー付きの状態で被害に遭っているのが現状です。
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車上ねらい対策
平成30年中の車上ねらいの被害は、198件(前年比-86件)と減少しました。
車上ねらい被害のうち、118件(約59.6%)が無施錠の状態で被害に遭っているのが現状です。
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空き巣・忍込み対策
平成30年中の空き巣の被害は、188件(前年比+25件)と増加し、忍込みの被害は、69件(前年比-34件)と減少しました。
住宅を対象とした侵入窃盗は266件で、空き巣被害は約70.7%、忍込み被害は約25.9%を占めています。住まいの防犯診断
子供と女性を犯罪から守る対策
平成30年中の、子供と女性に対する声掛け行為等事案は、367件(前年比-15件)、その内、中学生以下の子供に対する同種事案は、230件(前年比+2件)発生しました。
電話詐欺対策
平成30年中の電話詐欺の被害は62件(前年比+2件)、被害総額約1億2,861万円(前年比約+2,713万円)と増加し、依然として高水準で被害が発生しています。
お金の支払い方法は、犯人が現金の振込先の口座を指示する「振込型」、現金を犯人指定の住所地に宅配便などで送るよう指示する「送付型」、犯人が被害者の自宅に現金を受け取りに来たり、被害者を駅等に呼び出して現金を受け取る「手交型」、コンビニエンスストアでギフトカード(電子マネー)などの購入を指示する「電子マネー型」の被害が確認されています。
非通知や知らない電話番号からの電話には注意し、電話の相手が息子等の親族や警察官、市役所職員等を名乗っても、「お金に関する話」であれば詐欺を疑い、家族への相談と110番通報をお願いします。
ストーカー・DV(ドメスティック・バイオレンス)
警察では、これら悪質な行為に対し、ストーカー規制法や他の法令を適用して被害を防止するほか、事案内容や被害者の要望に応じて、
など、様々な活動を行っています。
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