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更新日:2018年6月12日

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定例会議開催概要(H300509)

開催の日

平成30年5月9日(水曜日)

開催の場所

山梨県公安委員会室

議題・報告事項の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。

議題事項

運転免許関係事務の委託に係る公示について

運転免許課長から、「道路交通法第108条第1項の規定に基づき、運転免許関係事務を一般財団法人山梨県交通安全協会、一般社団法人山梨県指定自動車教習所協会等15法人に委託したので、道路交通法施行令第40条の2第2項及び道路交通法施行規則第31条の4の4の規定に基づき公示したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞について

運転免許課長から、運転免許の取消処分11件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。

報告事項

山梨県警察働き方改革女性警察職員プロジェクトチームの設置・運用について

警務部長から、「仕事と生活の調和がとれた働き方を実現できる職場環境づくりや職員のキャリアアップ等に関して、女性警察職員の視点で施策等の提案を行うため、『山梨県警察働き方改革女性警察職員プロジェクトチーム』が設置された。構成員は、警務部長が指定する本部所属12名(警察官6名、一般職員6名)の女性警察職員であり、必要に応じて警察署員等をオブザーバーとして参加させる。任務(検討事項)は、当面、『女性警察職員から視た警察業務の課題等』、『女性警察職員が活躍するための課題等』に係る施策について検討の上、警務部長に提案等を行うものであるが、今後、新たな事項についても柔軟に対応していく。提案された事項は、必要に応じて本部長に提言を行い、各部門と連携して種々対応していきたい。第1回会議を5月15日(火曜日)午後2時から警察本部で開催する。会議の内容は、本プロジェクトチーム設置の趣旨説明の上、『ワークライフバランスの実現に向けた働きやすい職場環境づくり等について』検討してもらう予定であり、会議は四半期に1回の開催を予定しているが、いろいろな事案により柔軟に開催し議論の場を広げたいと考えている。」旨の報告があった。

交通死亡事故の発生状況等について

交通部参事官から、「ゴールデンウイーク中に笛吹・日下部・鰍沢・富士吉田警察署管内で4件5人、一昨日に大月警察署管内で1件1人の死亡事故が発生し、本年の累計は14件15人前年同期比+4件+5人となった。それぞれの事故は、4月30日(月曜日)午後1時15分頃、笛吹市御坂町地内の国道137号において、富士河口湖町方面に向けて左側通行帯を進行していた57歳男性が運転する第二種原動機付自転車が、何らかの理由により右側通行帯を横断しようとしたため、同通行帯を進行する普通乗用車と衝突し、第二種原動機付自転車を運転していた男性が、多発外傷により死亡した。次に、5月3日(木曜日)午後7時6分頃、山梨市正徳寺地内のJR中央線踏切内において、山梨市落合方面に向けて踏切横断中の85歳女性が運転する電動車いすが、何らかの原因により停止し、同人が車いすの後部に佇立していたところ、東京方面から松本方面に向けて進行してきた特急列車と衝突し、85歳女性が多発外傷により死亡した。次に、5月4日(金曜日)午前10時20分頃、富士川町長澤地内の町道において、南アルプス市方面に向けて進行する46歳男性が運転する軽四乗用車が、何らかの理由により進路前方の未開通道路の車止めに衝突し、軽四乗用車を運転していた男性が、左心房破裂と上行大動脈離断の競合により死亡した。次に、5月5日(土曜日)午前6時20分頃、富士河口湖町船津地内の町道において、鳴沢村方面に向けて進行していた56歳男性が運転する普通乗用車が、何らかの理由により左前方に斜行し、路外に逸脱したため樹木と衝突し、普通乗用車を運転していた男性が重症胸部外傷、助手席同乗の女性が血気胸により死亡した。最後に、5月7日(月曜日)午後0時10分頃、西桂町小沼地内の国道139号において、富士吉田市方面に向けて進行する78歳男性が運転する軽四貨物車が、進路前方の横断歩道を運転手から見て右から左方向に横断する83歳女性と衝突し、横断歩道横断中の女性が、重症頭部外傷により死亡したものである。以上を踏まえた当面の対策として、二輪車運転者に対する交通指導取締り及び広報啓発の強化、道路管理者と連携した現場点検及び整備、踏切利用者に対する広報啓発活動の推進、運転の基本を徹底させる安全教育の推進、重大事故に直結する速度超過に対する取締りの強化、歩行者保護を目的とした歩行者妨害に対する取締りの強化に努めていく。」旨の報告があった。
委員から、「富士川町のまだ開通していない道路の車止めに、正面衝突した事故の速度はどのくらいであったのか。」旨の質問に対し、交通部参事官が、「原因等詳細については現在捜査中である。」旨を回答した。
委員から、「本日報告された事故の中には、事故防止対策が困難なものが多いと感じた。」旨の発言に対し、交通部参事官が、「警察としては、交通指導取締り、見せる警戒活動の強化に尽きると考えており、5月7日付で県下各警察署等へ警察本部長名の指示文を発出するとともに、今後、交通部長名の指示文の発出を予定している。」旨を回答した。

平成30年度「春の連休時における交通安全運動」の実施結果について

交通部参事官から、「本年4月28日(土曜日)から5月6日(日曜日)までの9日間における主な取組については、『運動の重点に即した交通指導取締り及び街頭活動の強化』として、ツーリングコース等における二輪車の取締り及び飲酒運転等の悪質な交通違反、シートベルト装着義務違反等に対する取締りを実施し、二輪車運転者20件、飲酒運転6件、シートベルト装着義務違反等218件を検挙するとともに、見せる警戒活動として本部交通部と警察署により国道413号、国道411号において白バイやパトカーによるレッド走行を実施した。また、『広報・啓発活動』として、道の駅やサービスエリア等に開設した街頭指導所におけるチラシの配布、観光バス等の運転者に対する乗客へのシートベルト装着の呼び掛け等を行ったほか、山梨県バス協会を介した交通事故抑止の協力依頼、県警ホームページ、ツイッター等を活用した広報・啓発活動を行った。期間中の交通事故発生状況は、発生件数51件、死者数4人、負傷者数は53人で、発生件数、負傷者数は昨年、一昨年と比較して減少したが、死者数は増加した。」旨の報告があった。
委員から、「飲酒運転の検挙が6件ということであるが、限りなく『0』に近づくよう指導取締りをお願いする。」旨の発言があった。

可搬式速度違反自動取締装置の運用開始について

交通部参事官から、「通学路等の生活道路等における交通事故の発生状況、住民からの取締要望等を踏まえた、機動的な速度取締りが可能な可搬式速度違反自動取締装置を運用することで、効果的な速度取締りを実施し交通事故抑止を推進するものである。この装置は、速度違反の証拠画像を撮影し後日、交通機動隊等に出頭を求めて検挙することのできる機能を有しており、これまで取締りが困難であった生活道路等における取締りや少人数での取締りが可能となるほか、取締員の安全確保が図られ、本年5月中旬の運用開始を予定している。運用要領は、交通事故の分析結果や取締要望に基づき、交通事故抑止に効果的な取締場所を選定し、交通機動隊単独若しくは警察署との共同による撮影された記録画像からの事後検挙または取締場所における検挙に活用する。」旨の報告があった。
委員から、「取締り時に、取締装置の手前に『取締り中』などいった告知看板は設置するのか。」旨の質問に対し、交通部参事官が、「手前に『速度取締り実施中』の看板を設置し、不公平感のないよう運用する。」旨を回答した。委員から、「固定式速度違反自動取締装置は、いたずら防止の措置が施されているが、可搬式はどうなのか。」旨の質問に対し、交通部参事官が、「可搬式では、取締りの都度、警察官を配置し適正な取締りに努める。」旨を回答した。

初任科生に対する英会話教養の実施について

警察学校長から、「2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会等の国際的イベントの開催を控え、訪日外国人等の増加が見込まれることから、地域警察官となる初任科生が世界共通語と言われている英会話の基礎習得のため、英会話教養「OPEN(オープン)教養」を実施する。教養は2期に分けて実施し、第1期は本年4月採用の短期課程を対象に5月から8月までの間、第2期は本年4月採用の長期課程を対象に10月から平成31年1月までの間、それぞれ8回実施する。講師は刑事部刑事企画課の通訳係員及び山梨県国際観光交流課の国際交流員(外国人)に依頼する。教養内容は、地域警察官が日常業務で多く扱う、地理教示、遺失・拾得届の受理及び職務質問等に係る基礎的な英会話を学ばせることとしており、国際交流員によるロールプレイング形式の実戦的な英会話教養も取り入れて行う。」旨の報告があった。
委員から、「教養の効果はどのように測るのか。」旨の質問に対し、警察学校長が、「ロールプレイング形式の教養の中で効果を測りたいが、とりあえずは基礎を学ばせたい。」旨を回答した。

その他

本部長から、「春の交通安全運動中は交通死亡事故の発生は無かったが、残念ながら春の大型連休期間に多発してしまった。委員のご指摘のとおり対策を取りづらい事故形態もあるが、可搬式速度違反自動取締装置を効果的に活用するなど、人員、体制は限られているが交通指導取締り、見せる警戒活動にしっかり取り組んで行く。」「働き方改革女性警察職員プロジェクトチームは、良いバランスで構成されていると思う。このような場を設け自由に発言してもらうことで、日頃から考えている事項や今まで気づかなかった事項など小さな事項でも良いので議論、検討されることを期待している。」旨の発言があった。

委員から、「女性は素晴らしい能力を持っており、分野分野で大いに活用するべきと考える。女性が働きやすい環境をつくるには、女性の意見を聴き、吸い上げ、それをいかに取り入れ改革をしていくかが大事だと考えるので、是非、会議を多く開催し多くの職員の意見を吸い上げてもらいたい。」「交通死亡事故が多発したことは非常に残念に思う。電動車いすの事故について、電動車いすの製造メーカー、販売業者に対し、使用者へ交通ルールの教示、交通事故防止の啓発を徹底するよう指導してほしい。」旨の発言があった。

委員から、「働き方改革女性警察職員プロジェクトチームの運用について、些細な事項だからと言えなかったものでも意見が出てきてほしい。構成員はバランスの良い構成となっており、職員には長く働いてほしいので、キャリアプラン、ライフプランと言った長いスパンでこういう風に働いていきたいと考えるきっかけになれば良いと思う。早期戦力化をしても途中で辞めてしまうのは、組織、個人の損失と考える。」「速度超過をする運転者は、『ここでは速度取締りをすることはできない。』と意識していると思うので効果的だと思う。また可搬式速度違反自動取締装置のようにどこでも取締りができるというのは安全を確保するという点では非常に大事であると思う。証拠画像が記録される点でも否認が少なくなると思う。」「英会話は、使わないと忘れてしまうと思うので、折に触れ機会を設けて教養を継続してほしい。」旨の発言があった。

 

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