ページID:71985更新日:2017年6月13日

ここから本文です。

まいぶん用語集_ま行_枡形虎口(ますがたこぐち)

索引

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

『虎口』とは城壁に設けられた出入り口のことです。「小口」とも書きます。万が一、城まで攻め入られたときの初期の防衛線の役割を果たさなくてはならないため、いろいろな形の『虎口』が存在します。

虎口をくぐったとたんに壁が存在する「一文字虎口」、ジグザグな城壁の一部が虎口になっているためどうしても進行方向を決められてしまう「食違虎口」などがあり、その中でも、虎口をくぐっても四角く城壁に囲まれた狭い空間しかなく、もう一度虎口を通過せざるを得ない形式を『枡形虎口』とよびます。いずれも侵入してきた敵兵が直進できない・できてものろのろとしか進めない状態を作ることで、迎撃し易くする働きがあります。

また、枡形虎口を本来の城門から離れたところにつくり、城壁に守られた一本道でつないだような形式を「馬出(うまだし)」といいます。(虎口の位置は一本道沿いの2ヶ所になるのが一般的なようです)

 

関連遺跡トピックス→No.01290440

用語集トップに戻る山梨県埋蔵文化財センタートップに戻る

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部埋蔵文化財センター 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3016   ファクス番号:055(266)3882

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop