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ページID:77487更新日:2017年2月14日

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国土交通大臣への計画推進に関する方針説明(平成29年2月8日)

経緯

中部横断自動車道で唯一残された未整備区間である長坂~八千穂間については、国により計画段階評価手続きを経て平成27年4月にルート帯が決定し、現在、環境影響評価の方法書(公告・縦覧)手続きの前段階にあり、早期事業化に向け、今後、より一層の進捗が求められています。

県では、昨年5月北杜市において、長野県等とともに総決起集会を開催し早期整備を切望する地域の声を結集するとともに、知事が国土交通大臣に対し、今後県が窓口となり様々なご意見を持つ地域住民との合意形成に積極的に取り組むことを表明しました。

これまでに、北杜市や地元関係者と連携し、地域住民との意見交換会等を開催するとともに、それらの結果の他、総決起集会や早期整備を望む民間企業等の声、ストック効果などについても広く一般に向け情報発信するなど、計画推進に向け取り組んできました。

内容

平成29年2月8日、中部横断自動車道(長坂~八千穂)の計画推進に関する山梨県の取り組みについて、山梨県知事及び北杜市長が国土交通大臣への説明を行いました。

  • 説明者:山梨県知事、北杜市長

   

   国土交通省 森技監と表明文の手交           説明状況

 

中部横断自動車道(長坂~八千穂)の計画推進について

山梨県では、北杜市と連携し、昨年度までに、中部横断自動車道(長坂~八千穂)の必要性や効果、及び計画段階評価における経緯や内容等について、丁寧に説明するとともに直接対話する意見交換会を、沿線地域の民間企業、農業法人等の団体の方々を対象に実施しました。

本年度においても、昨年5月、県内の経済団体など20団体からいただいた早期事業化を求める要望や、総決起集会で結集した計画推進を切望する沿線地域の声を、長野県などとともに国に届け、8月から9月には、北杜市内全8地区の地域委員会の方々を対象に意見交換会を実施しました。

さらに、10月、県議会議員連盟が国へ早期実現に関する要望を実施し、また、12月には、県議会において早期整備を求める意見書を採択し国へ提出したほか、本年1月には、北杜市議会議員中部横断自動車道推進の会主催の自由参加の意見交換会において意見を伺う一方、環境や景観への懸念を持つ一部の住民の方々に対しても、積極的に継続的な対話に努めて参りました。

意見交換会では、計画を強力に推進すべきという意見が大勢を占めており、地域住民の多くが中部横断自動車道に大きな期待を寄せていることが確認できたこと、また、県内の経済団体をはじめ様々な団体から早期整備を望む声が数多く届けられていること、県議会においても意見書が採択されたことなどから、地域住民や県民の大多数によるルート帯や計画推進への合意形成が図られており、十分に熟度が高まっています。

今後も引き続き、北杜市と連携し、環境や景観への懸念を持つ一部の住民の方々とも継続的な対話に努めるとともに、国が実施する環境アセスメントやルート選定が円滑に進むよう積極的に協力して参ります。

つきましては、環境アセスメントの手続きを速やかに進め、一日も早く事業化が図られますよう要望いたします。

 

 

平成29年2月8日

 

山梨県知事 後藤 斎 

 

参考 

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山梨県県土整備部高速道路推進課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
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