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第35回特別展
「ひつぎのヒミツ─棺から読み解く古墳時代─

画像:第35回特別展のバナー

今から約1,700年前、日本では有力者たちが権威を示す手段として墳墓を利用し、形や大きさもさまざまな「古墳」を作る文化が全国に広まりました。

山梨県内でも、東日本最大級の前方後円墳である甲斐銚子塚古墳や大丸山古墳といった大型古墳が築造されたほか、各地に多くの古墳が築かれた時代であり、その雄大な佇まいと豊富な副葬品の数々は今なお私たちの心を惹きつけてやみません。一方で、埋葬において最も重要な「棺」には多くの謎が残されていました。

近年、社会学や心理学、宗教学などのあらゆる方法を駆使することで、従来の研究で重要視されてきた政治的意味合いだけでなく、そこで行われた儀礼の内容や役割にまで踏み込めるようになってきました。特に棺の選び方、納め方、副葬品の配置、葬送儀礼のあり方など、棺を取り巻くさまざまな研究が、当時の社会や宗教、死生観などにせまる非常に魅力的な素材となっています。

本展では実物の棺はもちろん、国宝・藤ノ木古墳出土品を筆頭に、国の重要文化財を含む全国各地の貴重な品々を取りそろえ、古代に生きた人々の死生観・来世観の変遷をご覧いただきます。

また、会期中は特別展記念講演会をはじめ、様々な関連イベントを開催予定です。ぜひ、本展のご観覧と合わせてご参加ください。

皆様のご来館をお待ちしております。

目次

特別展のご案内

画像:第35回特別展のご案内(表面)画像:第35回特別展のご案内(裏面)

第35回特別展「ひつぎのヒミツ─棺から読み解く古墳時代─」のご案内
表面(PDF:3,330KB)裏面(PDF:4,087KB)

開催期間

平成29年10月4日(水曜日)~11月23日(木曜日・祝日)

休館日:毎週月曜日
ただし、10月9日(月曜日)、11月20日(月曜日・県民の日)は開館いたします。

開館時間

午前9時~午後5時(入館の受付は午後4時30分までです)

会場

山梨県立考古博物館(山梨県甲府市下曽根町923)

考古博物館周辺の地図

来館方法のご案内(考古博物館へのアクセス)

観覧料

  • 一般、大学生、山梨県外在住の65歳以上の方:600円/団体(20名以上):480円
    常設展と特別展をセットでご観覧いただく場合は、一律で650円となります。
    常設展のみご観覧いただく場合は、210円です。
    山梨県外在住の65歳以上の方は、常設展のみ無料です。
    常設展観覧料のご案内
  • 未就学児、小・中・高校生、山梨県内在住の65歳以上の方:無料

65歳以上の方は免許証・保険証等、年齢を確認できるものをご用意ください。

以下に該当する場合の入館は特別展・常設展ともに無料となります。

  • 特別展会期中に当館にて開催するイベントに参加された方の入館
    イベント終了後から閉館(入館の受付は午後4時30分まで)まで観覧可能です。
    イベント開催日当日の観覧のみ無料となります。(イベントによって異なる場合があります)
  • 11月20日「山梨県民の日」の入館
  • 障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名の入館
  • 学校教育課程に基づく学校の訪問の下見による入館(教員の方など)
割引制度もございます(考古博物館年間パスポート、宿泊者割引など)。
観覧料割引制度のご案内

詳しくは、山梨県立考古博物館までお問い合せください。

主催

山梨県立考古博物館、文化庁(重要文化財等公開促進事業)

協力(五十音順・敬称略)

厚木市郷土資料館、伊勢崎市教育委員会、市原市教育委員会、市原市埋蔵文化財センター、大阪府教育委員会、大阪歴史博物館、香芝市教育委員会、香芝市二上山博物館、かみつけの里博物館、木更津市教育委員会、木更津市郷土博物館金のすず、行田市教育委員会、國學院大學博物館、西光寺、さきたま史跡の博物館、静岡県埋蔵文化財センター、静岡市教育委員会、静岡市埋蔵文化財センター、天理市教育委員会、東京国立博物館、奈良県橿原考古学研究所、奈良県橿原考古学研究所附属博物館、奈良国立博物館、奈良市教育委員会、奈良市埋蔵文化財調査センター、東近江市教育委員会、東近江市埋蔵文化財センター、府中市教育委員会、府中市郷土の森博物館、山梨県埋蔵文化財センター

後援(五十音順・敬称略)

朝日新聞甲府総局、エフエム甲府、エフエム富士、産経新聞甲府支局、曽根丘陵公園指定管理者富士観光開発・富士グリーンテックグループ、テレビ朝日甲府支局、テレビ山梨、日本ネットワークサービス、毎日新聞甲府支局、山梨新報社、山梨日日新聞社、山梨放送、読売新聞甲府支局

お問合せ

山梨県立考古博物館

電話:055-266-3881
FAX:055-266-3882

住所:〒400-1508
山梨県甲府市下曽根町923

休館日:毎週月曜日、9月18日(火曜日)、9月26日(火曜日)~10月3日(火曜日)11月24日(金曜日)~11月29日(水曜日)
ただし、9月17日(月曜日)、10月9日(月曜日)、11月20日(月曜日・県民の日)は開館いたします。

9月26日~10月3日の間と、11月24日~11月29日の間は、特別展の展示準備および撤収により臨時休館いたします。
休館中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

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展示の構成

古墳において遺体を収める容器である棺(ひつぎ)は、木棺(もっかん)・石棺(せっかん)・埴輪棺(はにわかん)・陶棺(とうかん)などの材質に加え、長持形・舟形・家形などの形態によって分類され、多様な棺が存在します。

本展では、これらの棺が埋納された背景について、各地の古墳で発掘された現存する木棺・石棺・陶棺などを様々な副葬品とともにご紹介しながら、この時代の人々の死生観・来世観の変遷を垣間見ます。

第1章:残らざる棺─木棺─

木棺は材質上、完全な形で発見されることはほとんどなく、山梨の古墳においても発見されていません。ここでは全国で発掘された棺の中でも稀有な存在である木棺について、重要文化財を含む貴重な副葬品とともに公開します。

画像:木棺底板(下田東2号墳)
木棺底板
下田東2号墳(奈良県香芝市)
香芝市教育委員会所蔵

画像:大和天神山古墳出土・画文帯環状乳四神四獣鏡(14号鏡)
重要文化財画文帯環状乳四神四獣鏡(14号鏡)
大和天神山古墳(奈良県天理市)
奈良国立博物館所蔵

第2章:王墓の棺─石棺─

考古博物館のある甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園にある大丸山古墳では、1929(昭和4)年に長持形石棺が発見されており、その構造は多くの副葬品とともに早くから研究者たちに注目されてきました。この章では、大丸山古墳出土の豊富な鉄製品のほか、国宝に指定されている奈良県・藤ノ木古墳から見つかった見事な装飾品の数々を展示公開するとともに、古墳時代の工芸技術について考えます。

画像:藤ノ木古墳石棺内の遺物出土状況
藤ノ木古墳(奈良県斑鳩町)
石棺内の遺物出土状況

画像:藤ノ木古墳出土・銀芯金張耳環、銀製鍍金梔子玉・空丸玉・有段空玉、銀製半球形空玉
国宝製装飾品類
藤ノ木古墳(奈良県斑鳩町)
文化庁所蔵・奈良県橿原考古学研究所附属博物館保管

第3章:焼き物の棺─陶棺─

國學院大學博物館に所蔵・展示されている笛吹市御坂町井之上古墳の陶棺は、1952(昭和27)年に個人所有の畑から発見されましたが、発見当時の写真や記録、その後の調査などから古墳の石室から出土したものであることが明らかになっています。現存する陶棺として、東日本での貴重な一例ある本品について、その系譜や東日本での位置づけについて再考します。

画像:井之上古墳出土陶棺
陶棺
井之上古墳(山梨県笛吹市)
國學院大學博物館所蔵

画像:赤田横穴墓群9号墓・円筒形陶棺
円筒形陶棺
赤田横穴墓群9号墓(奈良県奈良市)
奈良市教育委員会所蔵

第4章:終末期古墳の棺

6世紀末~7世紀初め頃には前方後円墳の築造は終焉を迎え、代わって大型の方墳や円墳、八角墳、上円下方墳などが営まれます。埋葬施設には横穴式石室に加え横穴、横口式石槨などが出現し、棺には木棺・石棺・陶棺・漆塗り籠棺など多様な棺が納められるようになります。この章では、新たな時代へと向かう7世紀代の棺と副葬品をご紹介いたします。

画像:シシヨツカ古墳出土・籠棺片
漆塗籠棺片
シシヨツカ古墳(大阪府河南町)
大阪府教育委員会所蔵

画像:竜田御坊山1号墳出土・金銅棺金具
金銅製棺金具
竜田御坊山1号墳(奈良県斑鳩町)
奈良県橿原考古学研究所附属博物館所蔵

第5章:棺から読み解く古墳時代

1~4章までにご紹介したさまざまな棺や副葬品は、いずれも山梨の考古学史においてきわめて重要な資料ですが、構造や系譜などについては依然として不明な部分が多くあります。最後の章では、これらが埋納された背景について考察し、古墳時代の人々の死生観・来世観の変遷を垣間見ます。

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特別展記念講演会

本展の開催を記念して、外部の専門家を講師にお迎えし、記念講演会を開催いたします。

参加には事前にお申込みが必要です。当館へお電話ご来館またはインターネットからのお申込み(電子申請)にて、お申込みください。平成29年9月22日(金曜日)より参加お申込みを承ります。

詳しくは第35回特別展講演会のご案内をご覧ください。

第35回特別展記念講演会のご案内

開催日 テーマ 講師

第1回
10月22日(日曜日)

古墳時代の木棺

岡林孝作(奈良県教育委員会文化財保存課)

第2回
11月5日(日曜日)

東日本の古墳と石棺・陶棺

石橋(東北大学埋蔵文化財調査室)

第3回
11月19日(日曜日)

棺から読み解く古墳時代

和田晴吾(兵庫県立考古博物館長)

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特別展関連イベント

ものづくり教室「チャレンジ博物館」「原始古代の技に学ぶ」

風土記の丘研修センターでは、今回の特別展に関連したものづくり教室を開催いたします。

下記のものづくり教室にご参加いただいた方は、考古博物館の特別展・常設展を無料でご観覧いただけます(参加当日のみ)。

ものづくり教室へのご参加には、事前にお申込みが必要です。

風土記の丘研修センターへお電話、またはご来館にてお申込みください。

ものづくり教室に関する詳しいお問合わせは、風土記の丘研修センターまでお願いいたします。

ものづくり教室のお申込み・お問合わせ

風土記の丘研修センター

住所:〒400-1507
山梨県甲府市下向山町1271番地

電話:055-266-5286
受付時間:午前8時30分~午後5時

休館日:毎週月曜日、9月18日(火曜日)、9月26日(火曜日)~10月3日(火曜日)11月24日(金曜日)~11月29日(水曜日)
ただし、9月17日(月曜日)、10月9日(月曜日)、11月20日(月曜日・県民の日)は開館いたします。

9月26日~10月3日の間と、11月24日~11月29日の間は、特別展の展示準備および撤収により臨時休館いたします。
休館中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

風土記の丘探検隊

考古博物館の周辺に点在する遺跡や古墳群を巡りながら、身近にある古代の歴史を体験していただくイベントです。

このイベントにご参加いただいた方は、考古博物館の特別展・常設展を無料でご観覧いただけます。(当日のみ)

開催日:平成29年11月12日(日曜日)

参加には事前にお申込みが必要です。

当館へお電話ご来館またはインターネットからのお申込み(電子申請)にて、お申込みください。平成29年10月12日(木曜日)よりお申込みを承ります。

県民の日イベント「古墳時代へようこそ!」

今回の特別展にちなんだイベントを開催いたします。

県民の日は県内外を問わず、どなたでも特別展および常設展を無料でご観覧いただけます。

開催日:平成29年11月20日(月曜日・県民の日)

詳細が決まり次第、ご案内いたします。

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考古博物館周辺の地図

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県教育委員会考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055-266-3881   ファクス番号:055-266-3882

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