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第32回特別展
「掘り起こされた音の形─まつりと音具の世界─

画像:第32回特別展のバナー

が出る道具は5,500年ほど前の縄文時代前期に土製の鈴が新潟県の大武遺跡で発見されています。中部高地では中期から多く発見されてる土鈴は、耳を澄まさないと聞こえないほどの小さな音を発します。現在、我々が耳にしている音楽という概念とは程遠い音の世界を有していたことがわかります。ただ発掘品には土器や石といった無機質のものが発見される事例が多いことからは、あるいは木や葉を利用した有機質の道具もあったかもしれないのも事実です。実際、弥生時代以降、木製の楽器が発見されており、その用途は埴輪などからイメージできますが、その音は現代の楽器からは程遠いほど繊細な音色です。現代人の感覚とは全く異なる用途で用いられてきた可能性が考えられます。その一つは、古墳から発見される埴輪の配置から葬送儀礼に音具が用いられてきたことがわかります。
今回は精神文化と密接に関係したと考えられる「まつり」や「葬儀」といった行為に用いられたであろう音具の一端を紹介いたします。ご覧頂く多くの資料からみなさんが思い描いた「音」の世界を身近に感じていただければと思います。

この特別展は、「やまなし県民文化祭協賛事業」となっています。

特別展開催期間中のイベントの情報はこのページの下のほうにございます。

特別展のご案内

画像:第32回特別展のポスター
特別展ポスター(PDF:204KB)

画像:第32回特別展のご案内(表面)画像:第32回特別展のご案内(裏面)
特別展チラシ(PDF:645KB)

開催期間

平成26年10月8日(水曜日)~11月24日(月曜日・振替休日)

休館日:毎週月曜日
ただし、10月13日(月曜日)、11月3日(月曜日)、11月24日(月曜日・振替休日)は開館します。

臨時開館日:10月14日(火曜日)、11月4日(火曜日)

開館時間

午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

会場

山梨県立考古博物館

住所:山梨県甲府市下曽根町923(GoogleMapの地図

考古博物館へのアクセスのページ

観覧料

  • 特別展
    一般・大学生:600円(480円)
    小・中・高校生:無料
    ()内は20名以上の団体料金
  • 特別展+常設展セット(共通観覧券)
    一般・大学生:650円
    小・中・高校生:無料

セット券(共通観覧券)には個人・団体の別はありません。

常設展のみ観覧希望の方は一般・大学生210円です。
常設展観覧料のご案内

以下に該当する場合の入館は特別展・常設展ともに無料となります。

  1. 期間中に当館にて開催の各種イベントに参加された方
    観覧は各種イベント終了後から閉館(入館は午後4時30分まで)まで利用可能
    開催日当日の観覧のみ無料(イベントによって異なる場合があります)
  2. 11月20日「山梨県民の日」の入館
  3. 県内在住の65歳以上の方(免許証・保険証等の証明書類必要)の入館
    県外の65歳以上の方(証明書類必要)は、常設展のみ観覧無料
  4. 障がい者手帳をお持ちの方とその介護を行う方1名の入館
  5. 学校教育課程に基づく学校の訪問の下見(教員の方など)

割引制度もございます(考古博物館年間パスポート、宿泊者割引など)。観覧料割引制度のページをご覧ください。

詳しくは、考古博物館までお問い合せください。

主催

山梨県立考古博物館

後援

NHK甲府放送局、山梨日日新聞社・山梨放送、テレビ山梨、朝日新聞甲府総局、毎日新聞甲府支局、読売新聞甲府支局、山梨新報社、日本ネットワークサービス、縄文王国山梨実行委員会曽根丘陵公園指定管理者:富士観光開発・富士グリーンテックグループ

展示の構成

Ⅰ.いにしえの音具~まつりの祭器~

弥生から古墳時代初めのころ「まつり」の道具として銅鐸(どうたく)が用いられました。時代の変遷に伴って小型化し、最終的には埋設されるなどの経過をたどりました。弥生人たちが聞いた音色はどのようなものだったのでしょうか。

画像:前原遺跡出土・銅鐸

画像:伊場遺跡出土・小銅鐸

銅鐸

前原Ⅷ遺跡(静岡県浜松市)

浜松市立博物館蔵

小銅鐸

伊場遺跡(静岡県浜松市)

浜松市立博物館蔵

 

Ⅱ.縄文の音~自然と共に~

縄文時代には、土で作られた「鈴」や石でつくられた「笛」、太鼓として使われたのではないかとも言われている有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき)、鈴形土偶などがあります。縄文人はどのような目的でこれらの音具を使ったのでしょうか。

画像:南蛇井増光寺遺跡出土・土笛
土笛
南蛇井増光寺遺跡(群馬県富岡市)
(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団蔵

Ⅲ.弥生の音~まつりと音具~

弥生時代には水田農耕が発達し、豊穣を願ったり、戦いに備える「まつり」、もしくは葬送儀礼に音具が使用されたなどの説があります。金属を使ったものや大陸から伝わった琴などが発見されています。縄文時代の自然を意識した音具から、より楽器に近い存在のものが発生します。ただし祭器とした意味合いが強いことから、模造されたものやミニチュアの道具も見つかっており、音だけでなくその形としての意味もあったようです。

画像:登呂遺跡出土・琴

登呂遺跡(静岡県静岡市)
静岡市教育委員会蔵

Ⅳ.古墳の音~葬送儀礼と権力の象徴~

埴輪に見られるように琴や四ッ竹、太鼓といった楽器は葬送儀礼と密接に関係があったことがうかがわれます。また、威信材としての意味も大きかったものとして馬がありますが、これらが身につけていた馬具に鈴などの鳴り物が非常に多く見られます。

画像:太子塚古墳出土・弾琴埴輪

画像:太子塚古墳出土・三鈴付杏葉

弾琴埴輪

太子塚古墳(群馬県高崎市)

高崎市教育委員会蔵

三鈴付杏葉

甑塚古墳(静岡県県磐田市)

磐田市教育委員会蔵

 

Ⅴ.奈良・平安・中近世の音~儀式と宗教~

この時代には儀式や宗教世界と一体化した音の世界が広がります。

画像:佐野遺跡出土・鉦鼓
鉦鼓(しょうこ)
下佐野遺跡(群馬県高崎市)
群馬県教育委員会蔵

体験コーナー

復元した音具を実際に鳴らして音を聴くことができます。静岡県静岡市登呂博物館から体験用の琴がやってきます。

お問い合わせ

山梨県立考古博物館

電話:055-266-3881

〒400-1508
山梨県甲府市下曽根町923

 講演会・演奏会

特別展記念講演会

特別展の内容に関連した講演会を外部の講師をお招きして開催いたします。

ご案内

開催日

11月2日(日曜日)

演題

「考古学で聴く太古の音」

講師

公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団上席専門員石守

 

特別展記念演奏会

特別展に関連して、古代琴の演奏会を開催します。

ご案内

開催日

11月9日(日曜日)

演題

古代琴「古代への道」お話と演奏

講師

古代琴演奏家遼安

 関連イベント

各イベントの詳しいご案内は順次掲載いたします。

考古博物館の日イベント(10月)「チャレンジ演奏会・収穫祭」

「月の第4曜日は考古博物館の日」として、イベントを開催しています。(開催されない月もあります)。考古学に親しんでいただくイベントです。

お申し込みは不要です。当日ご来館ください。

開催日:10月26日(日曜日)

県民の日イベント

県民の日はどなたでも観覧無料で特別展・常設展がご覧いただけます。

イベントのお申し込みは不要です。当日ご来館ください。

開催日:11月20日(木曜日)

第5回落ち葉で焼きいも!!

曽根丘陵公園指定管理者主催、考古博物館共催イベントです。

甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園内の落ち葉拾いにご協力いただき、終了後、ホクホクの焼きいもが食べられます。また、考古博物館の特別展・常設展も観覧します。

定員がございます。事前のお申し込みが必要です。

お申し込み・お問い合わせは、曽根丘陵公園事務所(055-266-5854)までお願いいたします。

開催日:11月24日(月曜日・祝日)

上記の特別展記念講演会・演奏会、その他イベント(落ち葉で焼きいも!!を除く)に関するお問い合わせ

山梨県立考古博物館

電話:055-266-3881

 特別展開催期間中のものづくり教室(体験教室)

風土記の丘研修センターでものづくり教室を開催いたします。各イベントの詳しいご案内は順次掲載いたします。

ものづくり教室(体験教室)は事前の参加お申し込みが必要です。

開催日1ヶ月前より風土記の丘研修センターにて参加お申し込みを受け付けます(受付開始日が休館日の関係で少々ずれるイベントもございます)。

会場は風土記の丘研修センター(山梨県甲府市下向山町1271)になります。

チャレンジ博物館(対象:小中学生とその保護者)

開催日

10月5日(日曜日)

 

特別展関連企画「弥生時代の笛づくりのチャレンジ」

卵形をした弥生時代の笛を粘土で作ります。

開催日

10月19日(日曜日)

 

特別展関連企画「弥生時代の琴づくりにチャレンジ」

弥生時代の琴を木を使って作ります。

開催日

11月2日(日曜日)

 

特別展関連企画「小銅鐸づくりにチャレンジ」

弥生時代のまつりの鐘である「銅鐸(どうたく)」を再現(製作)するようすを見学します。

原始古代の技に学ぶ(対象:高校生以上・一般)

開催日

10月12日(日曜日)

 

特別展関連企画「口琴(ムックリ)づくり体験」

公園内で採取した竹を削って、アイヌ民族では「ムックリ」と呼ばれている口琴(こうきん)を作ります。

開催日

11月3日(月曜日・祝日)、11月8日(土曜日)

 

「トンボ玉作り体験」

県内の古墳からも発見されている古代の装身具トンボ玉を作ります。

上記の体験教室(ものづくり教室)に関するお申し込み・お問い合わせ

風土記の丘研修センター

電話:055-266-5286

〒400-1507
山梨県甲府市下向山町1271

 

ホーム常設展企画展イベント学校教育利用案内各種申請書アクセスリンク

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県教育委員会考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055-266-3881   ファクス番号:055-266-3882

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