ここから本文です。

新指定文化財展
「海道前C遺跡土坑出土品」

画像:海道前C遺跡土器・石棒

この度、当館が所蔵する「海道前(かいどうまえ)C遺跡土坑出土品(4点)」が新しく山梨県指定有形文化財(考古資料)になりました。(有考古第41号)【平成25年1月10日指定】

これを記念して当館エントランスホールにて「新指定文化財展」を開催します。

ご案内

会期

平成25年4月10日(水曜日)~5月31日(金曜日)

会場

考古博物館・エントランスホール

観覧料

無料

常設展をご覧になる場合は、常設展観覧料が必要となります。(一般・大学生:210円、小・中・高校生:100円)

お問い合わせ

山梨県立考古博物館

電話:055-266-3881

海道前C遺跡土坑出土品(かいどうまえしーいせきどこうしゅつどひん)

文化財名:有形文化財(考古資料)「海道前C遺跡土坑出土品」

出土場所:北杜市高根町字海道

所有者:山梨県

点数:土器、石器4点

時代:縄文時代中期

新指定された海道前C遺跡出土品について

画像:海道前C遺跡土坑画像:人面装飾付土器(海道前C遺跡)
【写真】左)指定品出土状況、右)人面装飾付深鉢形土器

出土品の中で最も特異なものとして人面装飾付深鉢形土器があります。大きさは、口径24cm、胴部最大径が30cm、高さは人面部を入れた残存部位で38cmです。胴部中央以下が打ち欠かれています。土器口縁部には内向きの人面装飾が付けられ、土器の胴部には、3本指の手など文様化した身体部分が描かれています。胴部の円形文様部分からは、今まさに子どもが産まれようとするところを表わしていると考えられます。同様の土器は、県指定文化財となっている北杜市須玉町の御所前遺跡や北杜市長坂町の酒呑場遺跡、長野県伊那市の月見松遺跡など八ヶ岳周辺からの出土例が知られていますが、これらは出産の様子を表わした土器として、「出産文土器」とか「誕生土器」などと呼ばれています。また、これらの土器と共に男性器を象った石棒が共に発見されたことは、縄文人の生殖及び豊穣に対する強い思いが込められているものと考えられ、当時の信仰のあり方を示す貴重な資料です。

 

 

ホーム常設展企画展イベント学校教育利用案内各種申請書アクセスリンク

このページに関するお問い合わせ先

山梨県教育委員会考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

広告スペース

広告掲載について