トップ > 組織から探す > 県教育委員会の組織(課室等) > 山梨県立考古博物館 > 特別展・企画展情報 > 平成20年度冬季企画展「甲府市内の出土品~私の町にもこんな遺跡~」

ここから本文です。

平成20年度冬季企画展
「甲府市内の出土品~私の町にもこんな遺跡~」

終了しました。

多くの方のご観覧ありがとうございました。

画像:上土器遺跡出土瓦

上土器遺跡出土瓦(甲府市教育委員会写真提供)

『甲斐国志』によると「此の国上世湖なりし頃、国司巡見ありて湖水の跡良田ならんことを考察し…」と、甲府盆地が奈良時代、湖であったとの記述が見られます。当館に来館された方からも、甲府盆地中央部から出土した遺物の展示が少ないことから「盆地全体が湖だったのでは…」と質問を受けることが度々ありますが、実際はどうだったのでしょう。
甲府市内の発掘調査を三十年以上にわたって実施している甲府市教育委員会の報告書をみると、盆地北部の上石田地域で縄文時代の住居跡が発見されています。この他、徳行・高畑・宝・幸町・朝気・上阿原からも縄文時代の遺物が出土しており、この分布から盆地全体が大きな湖であったと考えることは難しく、むしろ沼地が点在していたと考える方が自然でしょう。
今回の冬季企画展では、当館の所在する甲府市教育委員会の協力を得て、甲府市内から出土した古代から近世までの遺物約二百点(17遺跡)を展示します。盆地中心部からの遺物の出土はこれまであまり知られていませんでしたが、実際には数多く発見されています。この機会に「甲府という地域」の遺跡や遺物についてみつめ、「甲府という地域」を再発見できればと考えています。

画像:平成20年度冬季企画展のチラシ
冬季企画展チラシ(PDF:433KB)

考古博物館協力会のホームページへ

こちらにも展示の様子を掲載しております。

展示構成

1相川以西地域の出土品(和田・緑が丘・塩部・千塚など)

甲府市北西部には縄文時代の米草遺跡や弥生~古墳時代の塩部遺跡をはじめ、榎田遺跡(奈良~中世)などが存在します。これらの遺跡に注目し、当時の人々の暮らしについて考えます。

2武田氏館跡と武田城下町

武田氏館跡やその城下町として知られる地域(山の手通り以北)から出土した遺物を展示し、戦国時代のやまなしを概観します。

3甲府城跡と甲府城下町

甲府城の一部とされる丸の内や甲府駅周辺から出土した甲府城に関する遺物を展示し江戸時代のやまなしを概観します。

4横根・桜井積石塚古墳群

古墳の墳丘は一般に土を盛り上げて築かれますが、甲府市東部の横根・桜井積石塚古墳では礫石を用いて145基が造られています。今回は、横根39号墳などからの出土品を展示します。

5上土器遺跡と周辺の遺跡

甲府市東部地域には、古代大規模な窯跡があったとされ、寺本古代寺院や甲斐国分寺に瓦を供給していたと考えられています。上土器遺跡などを通して、仏教との関わりと地域の暮らしについて考えます。

6濁川・荒川流域の遺跡

古墳時代以降の遺跡が複数見られる濁川・荒川周辺の遺物を展示するとともに、中世から近世にかけて活躍した秋山氏や小瀬氏の館跡や善光寺境内遺跡などに注目します。

7旧中道町地域

当館の所在する旧中道町地域は、大規模な古墳で有名ですが、旧石器時代から弥生時代までの遺物や住居跡・墳墓なども数多く発見されています。今回はこうした遺跡や遺物に着目し、古代のやまなしについて再考します。

企画展の概要

開催期間

12月13日(土曜日)~1月12日(月曜日)

休館日

12月15日・24日・29~31日、1月1日・5日

観覧時間

午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

無料
常設展の観覧は、別途常設展観覧料が必要です。

共催・資料提供

甲府市教育委員会

お問い合わせ

山梨県立考古博物館
電話055(266)3881

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県教育委員会考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

広告スペース

広告掲載について