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チャレンジ博物館第2回
「江戸時代の古銭づくりにチャレンジ」

このものづくり教室は開催済みです。たくさんのご参加ありがとうございました。(2017年5月23日)

 

県立考古博物館では、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室・チャレンジ博物館を月に1回程度開催しています。今年度第2回目のチャレンジ博物館春季企画展「甲府城下町の賑わい」の関連イベントとして、江戸時代の古銭づくりにチャレンジします。

平成29年度春季企画展「甲府城下町の賑わい」のご案内(山梨県立考古博物館)

このものづくり教室はキャンパスネットやまなし連携講座です。

画像:古銭の完成例(永楽通寶)
古銭の製作例(職員製作・平成27年度の記録より)
写真の銭貨は永楽通寶(えいらくつうほう)です。
今回作製する銭貨は天保通寶(てんぽうつうほう)です。

私たちの生活に密接にかかわっているお金は、現在の日本の通貨「円」に至るまでの長い歴史の中で、様々な貨幣が使用されてきました。江戸時代から明治にかけて流通した「天保通寶(てんぽうつうほう)」もその中の一つです。今回のものづくり教室では古代から伝わる青銅器づくりの技術を活用して、かつて日本に流通していた銭貨・天保通寶を再現します。

画像:天保通寶の製作例
天保通寶(てんぽうつうほう)(左:裏面、右:表面)
縦幅:約50mm、横幅:約32mm、厚さ:約2.5mm

天保6年(1835年)から明治24年(1891年)まで日本に流通した銭貨。天保銭(てんぽうせん)ともいう。
表には「天保通寶」の文字、裏には「當百」の文字と鋳造を主導した金座・後藤家の花押が鋳込まれている。
當百(とうひゃく)…当百銭の略。「一文銭百枚に相当する」という意味。

 

鋳込み(いこみ)の工程

鋳込みの作業は難易度が高く、また高温で溶かした金属を扱うことから作業には危険を伴うため、鋳型作りから鋳込みまでの工程は、職員によるデモンストレーションを見学していただきます。
以下の写真は、平成27年度チャレンジ博物館にて永楽通寶(えいらくつうほう)を作製した際の鋳込み様子です。

1.鋳型(砂型)づくり

画像:鋳型づくりの様子(母型設置)
型枠に鋳型の元(母型など)を配置

画像:鋳型づくりの様子(砂詰め)
型枠にガス硬貨砂を詰めて型を取る

高温で溶かした金属を流し込む型・鋳型(いがた)を作製します。鋳型づくりの材料にはガス硬化砂を使用します。型枠に銭貨の母型となる型と、溶かした金属が流れ込む道(湯道)を確保する型を置き、砂を押し詰めて型を取ります。

画像:鋳型づくりの様子(湯道の作製)
ガスで固まった砂型の調整

画像:鋳型づくりの様子(湯道の作製)
片面ずつの砂型を貼り合わせる

型を取ったガス硬化砂に炭酸ガスを吹き付けると固まります。溶かした金属がうまく流れ込むよう固まった砂型に調整を加え、片面ずつの型を貼り合わせると、鋳型(砂型)が出来上がります。

2.鋳込み

画像:金属加熱の様子
銅を錫を入れた坩堝を炉で熱して溶け合わせる

画像:鋳込みの様子
溶けた青銅を鋳型に流し込む(鋳込み)

高温で溶かした金属(青銅)を鋳型に流し込む作業です。銅と錫(すず)を坩堝(るつぼ)に入れ、炉の中で熱して溶かし合わせ、銅と錫の合金・青銅を作ります。青銅は最古の合金と考えられており、古代より様々な用途・場面で利用されてきました。また、銅に錫を混ぜることで、銅が溶け出す温度(融点)が下がり加工しやすくなる、銅単体よりも金属の強度が増すといった効果が得られます。

3.成形

画像:鋳型から外した直後(枝銭)の状態画像:成形前の銅銭の様子
金属が湯道に沿って流れ、冷え固まった「枝銭(えだぜに)」の状態

鋳型を十分に冷ました後、鋳型から鋳込んだ金属を取り出します。この時点では、湯道に沿って流れた金属が枝状に冷え固まり、枝分かれした棒の先端に銭貨が付いている「枝銭(えだぜに)」の状態です。この枝銭から銭貨を切り離し、バリ(出っ張っている余計な部分)を取り除いて形を整え、ヤスリや研磨剤で磨いて仕上げます。

 

今回のものづくり教室では、天保通寶が流通した当時の銭貨の使用法や貨幣の移り変わりついて学習するとともに、銭貨(天保通寶)の鋳造を通して、青銅器づくりの技術を見学・体験していただきます。(鋳型づくりから鋳込みまでの工程は難易度が高く、鋳込みの作業は危険を伴うため、職員によるデモンストレーションを見学していただきます。今回は鋳込み後に銅銭を磨く仕上げの作業を体験していただきます)

 

チャレンジ博物館に参加された方には、集めて楽しいスタンプカードを発行いたします(平成30年度有効)。1回の参加ごとに1スタンプを押印し、スタンプが集まるとオリジナルプレゼントを差し上げます!ぜひ続けてご参加ください!!

6月は「縄文時代のがごづくりにチャレンジ」(平成29年6月11日(日曜日)開催予定)を開催いたします。6月の参加お申し込みは5月11日(木曜日)より受け付けます。皆様のご参加をお待ちしております。

ご案内

画像:平成29年度チャレンジ博物館第2回のご案内

開催日

平成29年5月21日(日曜日)

時間

午前9時30分~午後12時30分

会場

風土記の丘研修センター・実習室

山梨県甲府市下向山町1271(甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園内)

考古博物館から離れています。下記の地図を参考にご来場ください。

参加対象・定員

小・中学生の子どもとその保護者・12名

子どものお申し込みが12名に達した時点で募集を締め切ります。

小学校5年生以下の方は、一人につき保護者一人の付き添いが必要です。保護者は祖父母等でも構いません。

小学校6年生および中学生の方は、本人のみの参加ができます。

参加費

無料(小・中学生は公費負担で保険に加入します)

持ち物

エプロン、よごれをぬぐうタオル

服装

活動しやすい服装でご参加ください。

お申込み方法

このものづくり教室は開催済みです。たくさんのご参加ありがとうございました。(平成29年5月23日)

風土記の丘研修センターへお電話、またはご来館の上、お申込みください。

平成29年4月21日(金曜日)より募集を開始いたします。定員になり次第、募集をしめきります。

休館日はお申込みを承ることができません。ご注意ください。

お申込みをされた後、ご都合によりキャンセルされる場合は、お早めにご連絡をくださいますようお願いいたします。

お申込み・お問合せ

風土記の丘研修センター
電話:055-266-5286
受付時間:午前8時30分~午後5時

休館日はお電話、ご来館ともに対応できませんので、ご注意ください。

休館日:毎週月曜日

ただし、5月1日(月曜日)は開館いたします。

 

 

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会場のご案内

風土記の丘研修センターへの経路は下記の地図をご参照ください。なお、考古博物館から自動車で公園内を通って来場することはできません(徒歩での来場は可能です)。

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県教育委員会考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055-266-3881   ファクス番号:055-266-3882

ものづくり教室に関する詳しいお問い合わせは、風土記の丘研修センターまでお願いいたします。
住所:〒400-1507
山梨県甲府市下向山町1271
電話番号:055-266-5286
ファックス番号:055-266-5287

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