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ページID:34133更新日:2017年3月24日

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県政ひざづめ談議結果概要・笛吹市子育て関係者

 

開催日時:平成22年10月22日(金曜日)午後2時15分~

開催場所:地域子育て支援センターきっずいちのみや(笛吹市)

テーマ:子育てしやすい環境づくり

 

今回の「県政ひざづめ談議」は、笛吹市において子育てサークルやファミリーサポートセンターなどで子育て支援を行なっている方々や子育て支援センターの利用者など実際に子育てをなさっている方々16名と、「子育てしやすい環境づくり」をテーマに意見交換を行いました。

対話に先立ち知事は、「子育てや子育てを支援していく中で、悩みごとや日頃感じていることなど何かお気づきの点があったら、ぜひお聞かせ願いたい」などと述べ、参加者からの活発な意見を期待している旨を伝えました。

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対話が始まると、参加者から、「消耗品でもいいので子育てサークルに助成してもらいたい」「子どもが遊べるおもちゃがあって飲食ができる場所や雨の日に体を思い切り動かして遊べる大型遊具を備えた場所があれば助かる」とか「乳幼児医療費の窓口無料化や幼稚園就園奨励費、予防接種の助成が市町村によって格差があるので県で統一されればいいなと思っている」などの意見が出されました。

これに対し、知事は「消耗品は無理だが、おもちゃや遊具なら備品として子育てサークルに助成できる」「乳幼児の医療費助成制度は、県では入院が6歳、通院は5歳までで、その上乗せを市町村の判断で行っている。また、就園奨励費や予防接種の助成は基本的には地方交付税に算入されているが、市町村の判断によって差が出てきてしまう」などと答えていました。

また、「子育て支援センターに行くのは、子どもを友達と遊ばせたいということもあるが、自分たちが先生や他のお母さん方と話しをしたり、相談に乗ってもらったりして、リフレッシュしたいという気持ちもある」という意見に関連して、知事は、「皆さん方のようにサークルや支援センターに出て来られる方はいいが、一人で子育てをしてそういう場所に出て来られない人が多くいるので心配である。できるだけそういう人に対し一緒に行きましょうよと声をかけていただきたい」と参加者に協力をお願いしていました。

さらに、別の参加者から「子どもと一緒に食事ができる親子カフェが各地にできるとありがたい。カフェは食べるのが目的なので支援センターを敷居が高いと思っている人たちでも行きやすいのではないか」という意見が出されると、知事は「新しい形で、いいですね。県の安心子ども基金を使って、おもちゃや遊具を備えたりして各地域に広げていただきたい」と期待を込めながら述べていました。

一方、「多胎妊娠の情報があまりにも少なく、精神的にも経済的にもすごく不安になる」との意見には、別の参加者から「双子サークルを立ち上げているので、そのサークルに入ってもらい、同じ境遇のお母さん方と話をすることで、不安を解消してもらいたい」と助言があったり、参加者同士の情報交換もされていました。

このほか、子育てを支援している参加者が「県内のNPOや子育て支援センターなどいろいろなところを巻き込んで、子育てネットワークを作りたいと思っており、今後も県全体のレベルアップを図り、子育ての基盤づくりをしたい」といった想いを知事に伝えたり、「市直営の保育所と民間委託をしている保育所では保育内容に差がありすぎる。同じ保育料を払うのだったら、民間委託の保育所に入れたい」とか「公共施設には子ども用の補助便器をつけてもらいたい」といった意見・要望などが出され、参加者と知事が活発に意見交換をしていました。

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最後に知事は、「皆さん方からいろいろなご意見を聞かせていただいて、とても勉強になった。子育てをするということは大変なことで、多種多様なニーズがある。そういうものすべてに行政がきめ細かく応えることはできないが、いろいろな方のご意見も聞きながら、できるだけかゆいところに手が届くような行政をやっていかなければいけないと思っている。県にできることはできるだけ検討して、実現できるようにしたい」と述べ、対話を終了しました。

県政ひざづめ談議結果概要(笛吹市子育て関係者H22年10月22日)(PDF:330KB)

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
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