学校案内 > 幕絵コンテストグランプリ受賞
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山梨県甲府市の開府500年関連イベントとして、甲府商工会議所主催の幕絵コンテストが実施され、本校学生制作の作品が見事グランプリを受賞しました!
タイトル名:赤備え凱旋パレード
チーム名:山梨県立宝石美術専門学校有志 チーム深野
500年の歴史を表現するべく、当校のある紅梅通りに時を超えて現れた武田軍と、現在の街並みや人々をモチーフに描きました。縦180cm、横900cmのスケールの大きな力のこもった作品で、とても見ごたえがあります。
応募作品は甲府中央商店街のアーケード等に展示され審査が実施されました。制作に係わった学生の皆さん、先生方、おめでとうございました!
2月2日に桜座で行われた表彰式の様子
幕絵は甲府中央商店街のアーケードに展示されました(展示は2月3日で終了しています)
山梨県甲府市は今年開府500年を迎えます。
江戸時代の商家では、小正月の道祖神祭りの際に、「幕絵」という長大な飾り幕を各店舗の軒先に飾って祭りを盛り上げたと言われています。幕絵は、町内ごとに曽我物語や京都名所などの画材を決め、京都の絵師や江戸の浮世絵師に幕絵の制作を依頼して、趣向と贅を凝らして競い合ったことがわかっています。現在、歌川広重筆の「甲府道祖神祭幕絵 京都名所 目黒不動之瀧」(163.0×1060.2cm)が現存し、山梨県立博物館に展示されております。
そこで、甲府町人の心意気であった「甲府道祖神祭幕」の復活をイメージさせるべく、幕絵コンテストを実施し、甲府中心街に展示し、更に当時の伝統的なイベントを再現するなどして、伝統行事復活の足掛かりとしたいとの考えからこの事業が実施されております。(※甲府商工会議所幕絵コンテスト応募作品募集要項から抜粋)
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