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更新日:2014年3月27日

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可決された意見書・決議(平成26年2月定例会) 

議第4号 

 

議第4号

 

手話言語法(仮称)の制定を求める意見書

 

 

手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系を持つ言語である。手話を使うろう者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケ-ションの手段として大切に守られてきた。

 

 しかしながら、ろう学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があった。

 平成18年12月に採択された国連の障害者権利条約には「手話は言語」であることが明記され、国は、本年1月20日に障害者権利条約を批准したところである。平成23年8月には、障害者基本法が改正され、「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される。」と定められた。

また、同法第22条では、国・地方公共団体に対して情報のバリアフリー化施策を義務づけており、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには、手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備の実現が必要である。

 よって、国においては、こうした環境整備に向け、「手話言語法(仮称)」を制定するよう強く要望する。

 

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 

   平成26年3月20日

                        山梨県議会議長名

 

 提 出 先                                  

  衆議院議長  参議院議長

  内閣総理大臣  文部科学大臣

  厚生労働大臣   

                    提 出 者  山梨県議会議員

                         臼井成夫  髙野 剛  武川 勉

                         浅川力三  前島茂松 渡辺英機

                                                       保延 実  樋口雄一  土橋 亨

   議第5号

 

議第5号

ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書

 

 我が国においてウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは、肝炎対策基本法や「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」でも確認されているところであり、国の法的責任は明確になっている。

ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、肝炎治療特別促進事業として実施されているが、対象となる医療が、B型・C型肝炎ウイルスの減少を目的とした抗ウイルス療法であるインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されているため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数にのぼる。特に、肝硬変・肝がん患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の方も多く、生活に困難を来している。

また、現在は肝硬変を中心とする肝疾患に伴う肝臓機能障害も身体障害者福祉法上の障害認定(障害者手帳)の対象とされているものの、医学上の認定基準が極めて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態が報告されるなど、現在の制度は、肝炎患者に対する生活支援の実効性を発揮していないとの指摘がなされているところである。

他方、平成23年12月の特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の制定時には、「とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援の在り方について検討を進めること」との附帯決議がなされた。しかし、国においては、肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成を含む生活支援について、何ら新たな具体的措置を講じていない。

肝硬変・肝がん患者は、毎日120人以上の方が亡くなっており、医療費助成を含む生活支援の実現は、一刻の猶予もない課題である。

よって、国においては、次の事項を実現するよう強く要望する。

 

1 ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。

2 身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた障害者認定制度にすること。

 

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 

   平成26年3月20日

 

                           山梨県議会議長名

  提 出 先                                  

  衆議院議長  参議院議長

  内閣総理大臣  厚生労働大臣 

                             

                  提 出 者  山梨県議会議員

                           臼井成夫  髙野 剛  武川 勉

                           浅川力三  前島茂松 渡辺英機

                                                           保延 実  樋口雄一 土橋 亨

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