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更新日:2009年1月29日

指定区分:国指定特別名勝
指定名称:富士山(ふじさん)
指定年月日:昭和27年11月22日
所在地:山梨県・静岡県
[山梨県内の所在市町村]
富士吉田市、忍野村、山中湖村、
鳴沢村、富士河口湖町
[静岡県内の所在市町村]
富士宮市、富士市、御殿場市、
裾野市、小山町
所有者:国・山梨県・静岡県ほか
わが国の最高峰である富士山は、標高3776mの成層火山であり、円錐形の山容をもち、山梨・静岡県境にそびえたっています。富士山は玄武岩質の火山であり、この熔岩は粘性が弱く流れやすいので、国内の他の火山と比較しても特に広大な裾野を作り上げました。
富士山の下(内部)には、小御岳火山、その上に古富士火山と呼ばれる2つの古い火山があり、さらにこれらを覆うように新富士火山が形成されています(今から約1万年前に大規模な熔岩の噴出があり、それ以前を新富士火山、それ以降を古富士火山と区別しています)。小御岳火山の一部は富士スバルラインの終着点である五合目付近に露出しています。
このような火山である富士山はその美しい山容が、さまざまな芸術作品の主題となるなど日本人の美意識と深く関連し、人々に感銘を与え続けています。さらに富士山は「霊峰富士」として古くから信仰の対象となり、遠くから仰ぐ「遥拝」の対象として、また実際に登る「登拝」の対象としてあがめ敬われてきました。このようなことから、富士山は「芸術と信仰の山」として風景の国宝とも呼ばれる国の特別名勝に指定され、大切に保護されています。
なお、富士山のうち、特別名勝に指定されているのは、おおむね五合目以上と山梨県側の吉田口登山道と船津口登山道および梨ヶ原地区、静岡県側の富士宮口登山道と須走口登山道となっています。
[出典:
『富士をめぐる』、平成18年山梨県教育委員会・静岡県教育委員会発行を一部改変]
[写真提供:社団法人山梨県観光物産連盟]

指定区分:国指定特別名勝
指定名称:御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)
指定年月日:昭和28年3月31日
所在地:山梨県甲府市、甲斐市
所有者:国・山梨県ほか
御岳昇仙峡は、秩父多摩甲斐国立公園の主峯である金峰山、国師ヶ岳から流れ出る荒川の清流が作りだした渓谷である。天神森から仙娥滝までの約4キロにおよぶ谷あいには天狗岩、人面石、らくだ石、かえる石などの奇岩が多数あり、そびえたつ覚円峰周辺のまるで水墨画のような景観は山梨を代表する景勝地として広く知られている。また、春夏には白い花崗岩の岩肌にマツの青さがひときわ精粋さを加え、秋には白地に紅葉の赤が鮮やかに映える絶景は多くの来訪者を魅了してやまない。
なお、御岳昇仙峡は江戸時代後期の長田円右衛門らの先人が困苦を続けた結果、次第に景勝地として名声を博すことになったこともよくしられるところである。
[出典:『山梨の文化財(国指定編)』、平成元年、山梨県教育委員会発行を改変]
[写真提供:社団法人 山梨県観光物産連盟]
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