ふるさと山梨-中学校版-(デジタルブック版)
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84南アルプス市2003(平成15)年に4町2村(八田村・白根町・芦安村・若草町・櫛形町・甲西町)が合併して誕生[ Nature and culture in harmony – the happy creative city, Minami Alps ] 自然と文化が調和した幸せ創造都市 南アルプスわたしたちのまち人口72,591人 面積264.03㎢ (H27.10.1)   富士川の舟しゅう運うんが栄えていた頃は,信州へ至る宿場町として栄えていました。昭和の頃は養よう蚕さんが盛んで,桑畑の多い地域でしたが,現在は扇状地やこの土地の気候を生かし,果樹の一大産地となっています。春から秋にかけてモモ・スモモ・サクランボ・キウイフルーツ・柿等たくさんのフルーツが実り,これを活かした加工品の生産・販売等にも力をいれています(つながりP.74,P.75)。工業団地もあり,企業の誘致も進めています。今後,静岡県へとつながる中部横断自動車道の開通が待たれます。(つながりP.53) 南アルプス市は,赤石山脈(南アルプスの山々)の北きた岳だけを頂点とし,御みだい勅使川がわの作った御勅使川扇状地に連なり,釜かま無なし川がわまで東西に長細い形をしています。豊かな自然の恵に育まれ,そこに暮らす人々はさまざまな伝統や文化を育んできました。2014(平成26)年にはユネスコエコパークに認定されています。(つながりP.32,P.33) 平安時代の終わり,新しん羅ら三さぶ郎ろう義よし光みつから続く加か賀が美み遠とお光みつ・小お笠がさ原わら長なが清きよ親子は南アルプスの若草地区加賀美と櫛形地区小笠原に館を構えていました。二人は鎌倉幕府を開いた将軍源みなもとの頼より朝ともの有力な御ご家け人にんで弓や馬術に優れていました。馬に乗って的に矢を射る流やぶさめ鏑馬が毎年南アルプス市で行われています。(つながりP.40,P.41) 小笠原長清公から続く小笠原氏は,武士の礼儀作法を小笠原流礼法としてまとめました。その中には姿勢やあいさつの仕方,はしの使い方等,私たちの生活に役立つものがたくさんあります。小笠原流礼法では「あいてを大切に思うこころ」を大切にしています。そこであたたかい思いやりのこころを育むため,地域の誇ほこりである小笠原流礼法の学習を南アルプス市の小中学校では取り入れています。日本第2位の高さの北岳に登ってみたいなぁ。どんな動植物に会えるかな。小笠原流礼法を小中学校でどのように学習しているのかな。現在に続く小笠原氏のこころ遠光・長清父子坐像画(福井県勝山市開善寺蔵)小お笠がさ原はら流りゅう流やぶさめ鏑馬

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