ふるさと山梨-中学校版-(デジタルブック版)
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35第1章 ふるさと山梨を大観して第2章 心のふるさと富士山第3章 ふるさと山梨を見つめて第4章 私たちのまちを見つめて第5章 未来を考える資 料 編地質と化石(3)山梨県ならではの自然の活用山梨県の自然を生かしたものは,その他にはどのようなものがあるのだろう。どうして海の生物の化石が見つかっているのかな。 山梨県内でも,大月市や早川町などで化石が見つかっています。海の生物の化石がほとんどですが,甲府市や山梨市では,ナウマン象の化石も見つかっています。 3,000m級の山々に囲まれた山梨県は,クリーンエネルギーの宝庫であるといえます。日本有数の日照時間を利用しての太陽光発電,山間部を流れる農業用水路を利用した小水力発電,豊富な森林資源を利用してのバイオマス発電など,再生可能なエネルギーを活用しています。山梨県エネルギー局は,「やまなしエネルギービジョン」を推進しています。米倉山太陽光発電所ナウマン象の臼歯の化石(甲府市相川産)イイトミモミジツキヒガイ(早川町遅沢産)山梨県の地質図(提供 富士山科学研究所)カシパンウニ(大月市初狩産)ビノスガイ(大月市初狩産)韮崎市徳島堰を利用した小水力発電●「やまなしエネルギービジョン」について調べてみましょう。●クリーンエネルギーのメリット,デメリットを考えてみましょう。トピック

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