ふるさと山梨-中学校版-(デジタルブック版)
17/164

15第1章 ふるさと山梨を大観して第2章 心のふるさと富士山第3章 ふるさと山梨を見つめて第4章 私たちのまちを見つめて第5章 未来を考える資 料 編自然の仕組みで濾ろ過かされた水は,きれいで,おいしく,ミネラルウォーターとして商品化されています。湧き水はどうしてきれいなのかな。●富士山の水はどうして人気があるのでしょうか。●どのような場所に富士山の湧水があるのか調べてみましょう。●富士山の水はどのように活用されているのか調べてみましょう。 広大な富士山に降った雨や雪解け水は地下水になります。富士山では,右図のような溶岩の層が幾層も重なっており,地表からしみ込んだ水はその間に入り込み,高低差による上からの水圧で押し出され,断面や末端で湧き出すと考えられています。 富士山の湧水は,降雨後,麓に達するまで,平均15年前後かかるといわれています。(「静岡大学防災総合センターホームページ」より 一部変更) 山梨県のミネラルウォーターの年間出荷額は約412億円で全国シェアの29.3%を占めています(H26年実績)。富士山や南アルプスなどの山並みに育まれる湧水の豊かさから,山梨県は「名水の郷」ともよばれ,今も変わることなく県内外の人々の心とのどを潤しています。 日本で初めてミネラルウォーターが発売されたのは,1929(昭和4)年のことです。 身延町下部で湧出する名水を活用し,「日本エビアン」の商品名で堀内合名会社(現在の富士ミネラルウォーター株式会社)から発売されました。トピック日本のミネラルウォーター発祥の地 山梨県山梨県の日本一:ミネラルウォーター年間出荷額富士山周辺の溶岩の重なりの断面と地下水の流れ(静岡大学名誉教授 土隆一作図を一部改定)当時のラベル ラベル画:水平譲氏創業当時の「富士号列車食堂」お品書き資料:「工業統計調査」平成26年確報品目編(経済産業省)山梨29.3%ミネラルウォーター140,636(百万円)その他30.8%静岡13.4%鹿児島8.1%長野3.4%鳥取14.9%表層地下水の流れ火山灰表面表面下底下底溶岩流の中心部溶岩流の中心部溶岩中の地下水の流れ

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る