ふるさと山梨-中学校版-(デジタルブック版)
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109第1章 ふるさと山梨を大観して第2章 心のふるさと富士山第3章 ふるさと山梨を見つめて第4章 私たちのまちを見つめて第5章 未来を考える資 料 編山梨を代表する宝がたくさんこんなものもわたしたちのまちをつくる 身延町の曙あけぼの地区で栽培されている,粒の大きな「あけぼの大豆」。甘みとコクがあり風味にも優れている,身延町の特産品です。枝豆としては収穫時期が短く,生産量が限られており「幻の大豆」とも言われています。 湯葉は高い栄養価から「畑の牛肉」と呼ばれ,精進料理にはなくてはならないものとして,昔から重宝されてきました。 身延町はオハツキイチョウの宝庫。それは葉の上に実を結ぶイチョウのことです。国の天然記念物に指定されているオハツキイチョウは全国で7本あり,そのうちの3本が身延町にあります。町指定のオハツキイチョウもたくさんあります。なぜ身延町で湯葉が特産品になったのかな。なぜ,「幻の大豆」と言われるようになったのかな。実際の大きさを調べてみよう。3本のオハツキイチョウはどこにあるのかな。どのように守られてきたのかな。まちの功労者 綱脇龍妙は,日本人として初めて民間のハンセン病療養所「身延深じん敬きょう園えん」を作ったお坊さんです。60年以上もの長い年月にわたって,ハンセン病患者の救済に尽くしました。日本のハンセン病新規患者は年間5名以下と報告されていますが,世界では30万人とも報告されています。ハンセン病とはどんな病気なのか調べてみましょう。福祉の心を根付かせてくれた 綱つな脇わき龍りゅう妙みょう環境にやさしいまちをつくるために,私たちができることは何だろう。まちを守る 身延町で出たゴミは,組合立の峡南衛生組合で処理されています。ごみピットへEM活性液を投入し,消臭や害虫駆除などの環境浄化を図っています。また,生ごみ堆肥事業を行い,EMを活用した地域循環システムに取り組んでいます。EMとは乳酸菌,酵母,光合成細菌の有用微生物の複合体です。Who are you?I am …a rey. You can see me in the Isshiki area from May to July. I am very rare in the rest of Japan.

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