ふるさと山梨-小学校版-(デジタルブック版)
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17第1章第3章第4章第5章資料編第2章2枚ともアジア航測(株)(撮影 加藤悟)(静岡県立中央図書館歴史文化情報センター 蔵)そうなんです。青木ヶ原樹海は,今から約1150年前に富士山が噴ふん火かしたときに流れ出した溶よう岩がんの上にできた森なんです。前のページの図でも,溶岩の流れた様子を見つけることができますよ。探さがしてみましょう。これは,青あお木きヶが原はら樹じゅ海かいとよばれている森です。同じ場所を赤色立体地図にしたのが下の図です。くらべてみましょう。地面にしわのような模も様ようがたくさんあるわ。図の上から下に向かって地面が流れてきたみたいに見えるよ。 左の図の⇦のところには,とても大きな穴あながあります。これは,今から約やく300年前に富士山が噴火したときの噴火口こうです。下の絵は,その時の様子をかいた絵です。富士山のまわりにいくつもある丘おかのような地形は,そのすべてがその場所で噴火があったことを示しめしています。富士山は山さん頂ちょうからだけでなく,ふもとのあちこちで数え切れないくらいたくさん噴火をくり返してきたまさに「火の山」なのです。富ふ士じ山さん宝ほう永えい噴ふん火か絵え図ず現げん在ざいの火口

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