fureaivol69
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もたちには、一斉指導だけではなく、個別に丁寧に教えていく必要もあるので、一人に向き合う時間を長く取ることができる25人学級はとても効果があると感じています。 人数が少ないと、発言の機会や褒められることも増えるので、子どもたちは自信を持ち、意欲を高め、そこから自己肯定感も育まれていきます。 また学習面でのつまずきも発見しやすく、その場ですぐにアドバイスができることも効果的な指導につながっています。健康管理についても、少人数になったことで、より一層目が届くようになりました。このよう 1年生の場合、生まれ月が数カ月違うだけで、体の大きさなどの成長に開きがあるため、特に早生まれのお子さんを持つ親御さんの中には、入学時に不安を感じる方もいらっしゃると思います。私は、4人目の子が今年入学しましたが、これまでの経験を踏まえると、先生が一人一人の成長段階に合わせた対応がしやすい25人学級には、安心感を覚えます。 先日の授業参観では、先生が児童の様子を把握しながら、個に応じた指導をされていました。先生にサポートしていただきながら苦手を克服することで子どもは自信を持ち、頑張りを認められることで自己肯定感も高まると思います。誰も取り残されないという安心感が得られるのも、25人学級の良さだと思います。 私が小・中学生だった頃の40人を超える学級編制にも、競争心が向上心につながる良さがありましたが、それ以上に25人学級が子どもたちにとって、より良いものになるよう、私たち保護者も学校とコミュニケーションを取りながら見守っていきたいと思います。 1年生は、まず小学校生活に慣れ、学習や生活の基礎的な習慣を身に付ける大切な時期です。まだ幼い子ど保護者・先生から少人数学級への期待子どもの成長に配慮してもらえる安心感富士河口湖町立船津小学校1年学年主任松浦 由己教諭富士河口湖町立船津小学校PTA1年学年部長渡邊 光章さんに、さまざまな面で保護者の皆さんにも安心していただける環境が整ってきたと感じています。 少人数だからこそできるきめ細かな教育を実践する中で、子どもたち一人一人の可能性を伸ばしていきたいと思います。また、学校行事などで大人数の集団活動を通した学びも経験していって欲しいと思います。富士河口湖町立船津小学校1年担任加藤 こずえ教諭授業を真剣に受ける子どもたち新1年生と交流する長崎知事一人一人丁寧に指導する教員一人一人に寄り添い可能性を伸ばす全国に先駆け 25人学級を導入3

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