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 近年、自然災害による被害が全国各地で多発しており、大規模な停電が住民生活に深刻な影響を及ぼす事態も生じています。このような状況に備え、県は「山梨県電力供給体制強靱化戦略」を策定し、関係機関と平時から連携して、災害時の重要なライフラインである電力の供給体制を強化するため取り組んでいます。災害に強い電力供給体制をつくるきょうじん【問い合わせ先】 戦略全般・事前伐採・実証実験については 環境・エネルギー課 TEL 055-223-1502 FAX 055-223-1781戦略の概要東京電力パワーグリッド(株)管内の都県で、初の戦略策定■1 電力供給インフラ被害の最小化・二次被害対策(事前伐採など)の強化・電力供給設備の強靭化■2 大規模停電からの早期復旧・情報収集体制の強化・復旧作業への支援・協力・応急電源の確保■3 災害に強いエネルギーシステムの導入・社会的重要施設への非常用電源の導入・地域への自立・分散型エネルギーシステムの導入県庁で行われた協定締結式。左から日産プリンス山梨販売(株)野田社長、日産自動車(株)後藤理事、長崎知事、甲斐日産自動車(株)井上社長事前の対策中・長期ビジョン停電発生時の対策 災害時の電力供給体制の強靱化に向け、戦略では「電力供給インフラ被害の最小化」「大規模停電からの早期復旧」「災害に強いエネルギーシステムの導入」の三つを掲げ、その実現に向けた具体的な取り組みや実施計画などを示しています。また県は、東京電力パワーグリッド㈱と、発電車の派遣やヘリコプター映像の相互利用などについて定めた覚書を取り交わし、連携体制を構築しました。戦略の三本柱12

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