ふれあい特集号vol.55(デジタルブック版)
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09ふれあい石寺 淳一 室長リニア環境未来都市推進室 吉沢 やすみさん漫画家  リニア開業まで10年を切りました。リニア開業は沿線の皆さまのご理解とご協力の上に成り立つもので、山梨のさらなる発展につながる好機です。しかし、リニアが開業してからの私たちのライフスタイルや本県の将来展望をイメージするのは、なかなか難しい部分もあります。そこで、現時点で考えられるリニア開業後の山梨の姿を漫画という、より分かりやすい形で表現することとしました。 リニアが開業するのは2027年ですが、この漫画の舞台は、それからさらに10年後、つまり今から約20年後の設定で、小学生の皆さまが社会人として活躍している未来の話となります。また、漫画だけでは分かりにくい部分を補うため、コラムや専門家との対談も交えて掲載し、リニア開業が県民生活や山梨の発展にどのようにつながっていくのかも分かる内容となっています。これらを『リニアで変わるやまなしの姿』として冊子にし、平成30年1月下旬、県内全ての小・中・高の児童・生徒に配布していきます。さらに多くの県民の皆さまに読んでいただくため、県広報誌「ふれあい」に今号からシリーズで掲載していきます。また今後、県のホームページなどインターネット上での公開も予定しています。 今回は皆さんに長く親しんでいただいている漫画『ど根性ガエル』に登場している主人公ヒロシが、アメリカの研究所で働く社会人となり、2037年の山梨に戻ったところから始まるストーリーを描きました。タブレットから飛び出すピョン吉やヒロシの息子ヒカルも登場。ほかにもおなじみのキャラクターが約20年後の山梨で活躍します。リニア開業後の山梨の姿を漫画を通して感じてほしいです。リニア開業で広がる山梨の可能性を漫画で発信漫画『ど根性ガエル』作者として有名な本県出身の漫画家・吉沢やすみ氏が描く「リニアで変わるやまなしの姿」検索リニア環境未来都市【問い合わせ先】 リニア環境未来都市推進室 TEL 055-223-1540 FAX 055-223-1776     たクリーンエネルギーなどの山梨の強みと、リニアの開業効果を結び付け、さらなる発展につなげていくため「リニア環境未来都市整備方針」を策定しました。本県の新たな玄関口となるリニア駅から4キロメートル程度をリニア環境未来都市の対象エリアとし、そこでは「定住」「産業」「エネルギー」「景観」「観光交流」の5つの視点から先導的な取り組みを進め、環境との共生や新たなライフスタイルが展開するリニア環境未来都市を創造していきます。ヒロシ研究者 ピョン吉AIを開発ヒカルヒロシの息子で小学生ピョン吉ヒロシが開発した万能AIツール山梨の未来を開く リニア開業まで10年切る

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