ふれあい特集号vol.42(デジタルブック版)
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ふれあいに出向きマルシェで販売を手伝い消費者と交流したり、都内から農村体験に来た子どもたちの農作業を手伝ったりする中で、都市と農村の交流を深め山梨のフルーツの魅力を発信しています。また、フェイスブックを利用したインターネットでの継続的な情報発信や、フルーツの加工品レシピの開発と協議会への提案にも取り組んでいます。 管理栄養士を目指す学生の視点と若い発想から生まれる提案が、八代地区から全国に広がり、農業の未来を開いていくことを期待させてくれます。フルーツ大使たちの熱意ある取り組みが、農業の後継者不足や、消費者のフルーツ離れに歯止めを掛ける原動力になろうとしています。 私たちは地域農業の未来を見据えて活動に取り組んでいます。フルーツ大使の皆さんの役割は大きく、都市農村交流を通じての、八代の果物の良さのPRや地域活性化など、若い力と発想に大いに期待しています。都内のマルシェでの販売や、農園での作業も、とても楽しそうにやってくれます。熱意と活気があって本当にいいですね。15東京都墨田区のマルシェ「ひきふね青空市ヤッチャバ」で販売を手伝い、山梨のフルーツをPR 【問い合わせ先】 山梨学院大学 BPセンター広報課 TEL 055-224-1640 FAX 055-224-1498笛吹市の八代地区で農作業を体験「これが店頭に並んで売られると思うと、作業も緊張します」 フルーツ大使として、テレビ出演、農作業体験、都内でのPRなどを行ってきました。山梨フルーツのファンがたくさんいることを知ったことで、一生懸命に品質の良いフルーツを育ててきた農家の皆さんの努力に気付き、それを伝えていきたいと思いました。池上・サニールージュ・愛美さん農家の皆さんの「本気」を伝えたい フルーツの消費拡大には価値の向上が重要。日本が世界に先駆けて行っている機能性成分の研究をさらに進めたり、県でも大学などと連携し研究に取り組んでほしい。科学的根拠に基づいた情報を発信し、健康増進、生活向上のため僕たちも努力したいと思います。 望月 ・サマービュート・ 葵さん機能性成分の研究などさらなる取り組みを 八代地区都市農村交流推進協議会  会長 風間 博文さん検索山梨学院大 健康栄養学部これからの農業を見据え若い力と発想力に期待します。収穫期以外でもフルーツを活用できるよう、ジャムやビン詰めを利用したレシピの開発に取り組んでいる

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