ふれあい特集号vol.32（デジタルブック版）

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平成24年度当初予算額　本県においては、昨年度、待望のリニア中央新幹線が整備計画路線に格上げされ、また、富士山世界文化遺産登録の国内手続きが全て終了してユネスコへの推薦書が正式に提出されるなど、歴史的な転機を迎えています。　私は、着実に育ちつつあるこうした「やまなし発展の芽」、すなわち将来の山梨発展に向けた変化をさらに大きな成果へと結実させ、「暮らしやすさ日本一の県づくり」を実現させていかなければならないと考えています。　このため、県政運営の基本指針となる「第二期チャレンジ山梨行動計画」を策定し、直ちにその実行に着手しました。　また、防災体制につきましても、東日本大震災の教訓を踏まえ、全面的な見直しを行い、「第二次やまなし防災アクションプラン」を策定しました。　平成24年度当初予算においては、この行動計画とプランに基づき、まず、防災体制の充実・強化に重点的に取り組むとともに、議員提案により制定されたがん対策推進条例の趣旨に沿ったがん対策の強化や、ドクターヘリの運用開始等による医療の充実など、県民の皆様の安全・安心の確保に努めています。　また、新産業の創出や中小企業の海外展開への支援など本県経済を支える産業の振興やクリーンエネルギーの利用促進、教育・文化の振興など、本県の将来の発展につながる施策について、積極的な推進を図っています。　これからも、県民の誰もが真の豊かさを実感できる山梨の実現に向けて、渾身の努力をして参りますので、引き続き、皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。歳　出歳　出歳　入歳　入地方交付税1,316億円（28.5%）県　税859億円（18.6%）県　債691億円（15.0%）繰入金519億円（11.2%）国庫支出金539億円（11.7%）その他収入694億円（15.0%）歳入総額4,618億円歳出総額4,618億円教育費936億円（20.3%）公債費851億円（18.4%）土木費610億円（13.2%）民生費494億円（10.7%）商工費427億円（9.2%）総務費299億円（6.5%）農林水産業費285億円（6.2%）警察費217億円（4.7%）衛生費221億円（4.8%）その他支出278億円（6.0%）「暮らしやすさ日本一の県づくり」に向けて 平成24年度 当初予算