ページID:85359更新日:2018年5月9日

ここから本文です。

知事記者会見(平成30年5月8日火曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

 

発表事項

知事コメント

発表事項以外の質疑応答

知事記者会見写真

 平成31年度国の施策及び予算に関する提案・要望について

知事

今日の庁議で「平成31年度国の施策及び予算に関する提案・要望」25項目について、決定させていただきました。この提案・要望につきましては、「ダイナミックやまなし総合計画」を着実かつ迅速に推進していくべく、国に制度の新設、また予算の充実等をお願いするものであります。

今年度、新たに提案・要望する事項につきましては、保育人材の確保策の充実・強化、さらにはGAP認証食材の東京オリンピック・パラリンピックでの利用促進等6項目についてでございます。5月18日に上京いたしまして、県選出国会議員の皆さん方にご説明、そしてご理解をいただいた後、関係省庁に私自身も行って要望を伝えて、実現を図って参りたいと思っています。

25項目の詳細について、今お配りしてある資料以外でお聞きになりたい方もいらっしゃると思いますので、後ほど担当課長から個別については報告・説明させたいと思います。

記者

新たに提案する要望は、どういうところを重視して6つを選択されたのでしょうか。

知事

県では対応が進んでいるものの国のさらなる予算の充実、制度の新たな確立という点において6項目がまだ不十分であり、国において施策、制度の創設をお願いすることを中心に6項目を選ばせていただきました。特に今、2つ事例を挙げて説明をさせていただきましたが、保育人材の確保については2年前から我が県でも第2子以降3歳未満児の保育料を無料化して以降、保育環境の充実、保育人材のさらなる確保という課題に直面しております。この点については、この2年間でも給与の待遇改善、職場環境の充実等のいろいろな施策がありますが、さらに突っ込んだ形で予算の確保や施策の対応をお願いして参りたいと思います。

また、GAPの食材につきましては、昨年度から我が県においては、やまなしGAPというものを創設し、現在、31団体・個人が認証を受けております。これを国際標準のGAPにもつなげていきたいということで、国際標準では、申請の費用とか維持管理の費用がやまなしGAPとは違って発生することから、この点について企業や農家の皆さんや団体にもサポートがないと継続が難しいということがありますので、その点について農林水産省にお願いをしていきたいと思っています。

 

ページの先頭へ戻る

 自動車税の納期内納付について

知事

後ろのパネルにありますように、5月は自動車税の年1回の納期となっています。納期限は5月31日、今月いっぱいであります。我が県、全国から見ると納期内納付率が低かった部分、毎年いろいろな工夫を凝らしながら、昨年は、一昨年に比べまして(期限内に納められた割合は)0.9ポイント増加して、79.7パーセントまでになりました。まだ伸びしろはあるものの、全国で比べると中位以下ということでもあります。

今年度も、昨年度と同様にそれぞれの部局長が、手分けをして企業や団体に直接、従業員の皆さん方にも納期内納付をお願いするということに併せて、5月20日(日曜日)にイオンモールで、街頭キャンペーンをして直接県民の皆さん方にも自動車税の有意性、そして納期内の納付ということをお願いして参りたいと思っています。

ちなみに県税に占める自動車税の割合は、(収入の)約14パーセントということでありますから、大変重要な税でございます。県民の皆さま方におかれましては、自動車税の今月中の納付につきまして、格段のご理解とご協力を賜ることを私の立場からもお願い申し上げたいと思います。

 

ページの先頭へ戻る

<発表事項以外の質疑応答>

 国民民主党の設立について

記者

昨日、民進党と希望の党が合流して国民民主党が成立しました。その余波として、民進党の宮沢由佳参議院議員が離党届を出して無所属となり、県内の民進党勢力については形上、分裂含みのような状態が出てきてしまっているという見方もあります。知事の出身母体であり、支持基盤である民進党の現状についてどのように見ているのか伺いたい。

知事

4年近く前から、県民党として一党一派に属さないというスタンスを、選挙また自分の政治活動のベースに置いています。そういう意味で、知事としてのコメントはこの場では差し控える方がよいと思いますが、一般的に言えば政治というのは2つあると思います。安定性をもって民意の大きなかたまりを政策として実現していく(のも大切である)一方で、緊張感ある政治も大切だと思っています。その意味で、今回の国民民主党の設立というものが、安定性の部分と、緊張感ある政治のプラスになるということであれば、関係者の皆さん方がこれから県民の皆さん方、国民の皆さん方に理解を得ていくと思っています。

記者

中島克仁衆議院議員は、昨年の衆議院議員選挙から無所属で出られて、民進党県連の顧問という立場です。宮沢氏については、今回離党されて無所属で活動していく。お二人の共通するところは、野党勢力の結集、ここに尽きると思います。その意味では今回無所属になられて、民進党県連から国会議員が事実上いなくなっている状態ですが、野党勢力の結集という観点からはこの動きはどのように見られているのか、いかがでしょうか。

知事

先ほど申しましたように、今の知事という立場で今後の見通しを言うことは極力避けなければいけないと思っています。その一方で、私自身もそうですけれども政治家の出処進退というのは、ご自身が判断することでありますから、今回のお二方もご自身でお考えを整理したものと考えています。

 

ページの先頭へ戻る

 知事選をめぐる動きについて

記者

自民党県連の支部が森屋宏参議院議員を推す動きなど、来年の知事選に向けて動きが活発化していますけれども、自民党県連の動きについての感想と、2期目についてお伺いします。

知事

いろいろな政党がいろいろなことをやることについて、私が逐一コメントや評価をすることは差し控えさえていただきたいと思います。いずれにしても、残す8ヵ月強全力を尽くして、県民の皆さん方にご理解をいただけるような政治の大きな流れになるように、これからも努力をしていきたいと考えています。

 

以上

 

ページの先頭へ戻る

このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

同じカテゴリから探す

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop