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ページID：82854更新日：2017年11月9日

知事記者会見（平成29年11月8日水曜日）

本館2階特別会議室 11時30分から   発表事項 平成29年度県政功績者表彰ついて 知事コメント 山梨県における糖尿病医科歯科連携推進に係わる取り組みについて 発表事項以外の質疑応答 東京2020オリンピック競技大会の自転車競技ロードレース競技について 政府の子育て支援策に期待することについて

 平成29年度県政功績者表彰について

知事

平成29年度県政功績者表彰について、発表いたします。県政の各分野におきまして功績が顕著である個人及び団体を顕彰するものであり、今年で67回目を迎えることになりました。

今回、平成29年度の受賞者は、46人の個人であります。その内訳は、特別功績者1名、特別感謝状1名、県政功績者44名、うち2名が女性であります。名前等につきましては、経歴も含めてお手元に（県政功績者）一覧表で配付していると思いますのでご覧になっていただければと思います。

なお、表彰式は、11月20日、月曜日に実施することにしております。

記者

特別功績者の（故）西室泰三氏と特別感謝状の白石和已氏それぞれについて、どのような点で県政に功績があったのかということを伺いたい。

知事

特別功績者表彰というのは、今までも県政に幅広い角度から特別に功績が認められるという顕著な功績がある、国会議員を経験された方とか芸術家とか、いろいろな産業団体の長とかを選んで参りました。西室泰三さんにつきましては、東芝の社長また経団連の副会長、さらには山梨県人会連合会の副会長として山梨県の発展のみならず、日本全体の、特に経済界の発展に大きく貢献したということで表彰するものです。白石和已先生につきましては、（今年）3月まで山梨県立美術館の館長を長い間、お務めいただきました。この間、ミレーの特別展を含めて、来年（開館）40周年を迎えることになりますけれども、世界の一流の美術に触れるということをさらに極めていただき、県立美術館を日本の中でも誇れる地方美術館としての地位を確たるものにしていただいたという功績を踏まえて特別感謝状をお贈りさせていただくものであります。

 

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 山梨県における糖尿病医科歯科連携推進に係わる取り組みについて

知事

今日、11月8日は「いい歯の日」であります。「山梨県口腔の健康づくりの推進に関する条例」によりまして、本日より1週間を「口腔の健康づくり週間」と定めているところであります。

県では、ご案内のとおり口の中の健康と全身の健康が相互に影響を及ぼすことに着目して、平成26年から、医科と歯科を含む多職種が連携する仕組みを進めているところであります。特に、平成28年度からは、糖尿病重症化予防医科歯科連携事業という形をスタートさせていただきまして、糖尿病と歯周病に関して医科と歯科が相互に連携し、早期発見、早期治療につなげるという仕組みを検討し、連携ツールとして紹介状のひな形や、啓発ポスターを作成して参りました。

今年度は、連携の取り組みを医療機関に周知し、協力いただける医療機関を募集したところ、10月末までに、医科45、歯科105の医療機関に登録いただきましたので、このリストを本日から県のホームページで掲載する予定でございます。この医科歯科連携が進むと早めに糖尿病が発見できる。そして、早く治療ができる。そして、医療費が全体的に減少していくという、良い循環につながるような形を期待しているところでございます。

いずれにいたしましても、今年度が初めてのケースでありますので、この登録医療機関、歯科の先生方のリストというのは随時見直しも含めて、県民の皆さま方にこういう仕組みがありますということをできるだけ積極的に広報活動、周知活動をしていきたいと考えております。

 

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発表事項以外の質疑応答

 東京2020オリンピック競技大会の自転車競技ロードレース競技について

記者

一部報道で焦点となっていた東京オリンピックの自転車ロードレースのコースが山中湖を周回するルートで固まったと報道されているのですが、この点について県に、水面下で又は正式に連絡があったのかということと、コースが固まったということについて知事の御所見をお願いします。

知事

正式にはコース案は、まだ私の方には届いていません。ただし、以前にもお話をしたかもしれませんが、8月30日に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の遠藤（利明）副会長にできるだけ早くコースの決定をしていただきたい、そして山梨を通るルートをお願いしたいという2点について要望をしたところです。今回、正式なコース案決定の連絡はまだですが、私としては県内を通過するということが実現できれば、山梨県を今まで以上に、世界にPRできる絶好のチャンスであると認識しております。

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 政府の子育て支援策に期待することについて

記者

今月上旬に第4次安倍内閣が発足しましたけれども、安倍総理は来月までに子育て支援の強化策などを打ち出したいと表明されています。政府に対して、子育て支援の点で期待することがあれば、お考えを教えていただけますか。

知事

我が県は、子育て支援、特に人口減少対策の一丁目一番地として、市町村と連携しながら、昨年度からの3歳未満児第2子以降保育料無料化や、産前産後ケアセンター、平成29年度の全国知事会優秀政策表彰を受けた病児・病後児保育のネットワークの構築も含めていろいろなことをやっているのですが、地方でやっていることの後押しをぜひお願いしたいと思います。

個別にはいろいろな懸案がありますから、今月末ないし来月上旬の国への提案・要望に向けて、庁内で取りまとめておりますけれども、その中の重要課題というのが、今お話をされた子育て支援策です。国の政策的に、どういうところまで、どういう財源を使ってできるのか、という具体的なものが固まってきたところで、さらにこういう点をというものがあれば、要望・要請をできればと考えています。

 

以上

 

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